アサリとハマグリが横に並べられたら、どっちがどっちか分かりますか?
ちなみに写真はどちらだと思いますか?
正解はハマグリ〜!
間違えました?(笑)
大丈夫!気持ちを切り替えてッ
アサリとハマグリの違いと言えば、
実物を手にとって確認できれば大きさなどで分かると思いますが、今回のように写真だけ見ると、どっちがどっちなのか悩ましいですよね。
それではアサリとハマグリの違いと
見分け方や栄養素をご紹介していきますね♪
スポンサーリンク
アサリ・ハマグリの語源は原始的?
誰かに「アサリとハマグリって、なんでその名前がついたの?」と聞かれたら、自信をもって応えられません(汗)
早速2つの語源の意味を調べてみました。
*アサリ*
アサリはアサリガイや浅い水に住む貝を意味し、
“サリ”は“砂利”と同語で砂の中にいる貝の意味など諸説あるようです。
もう1つ諸説があり、“あさる(漁る)”という言葉自体が、
アサリのような浅海にすみ貝や魚をとるところから生じた事から、アサリは“あさる(漁る)”で“アサリガイ”とも言われています。
*ハマグリ*
形が栗の実に似ており、
浜辺に生息していることから“浜栗”(はまぐり)と言われるようになりました。
簡単に見分けられる!5つの違いがキモ
両者の特徴と絶対間違えないアサリとハマグリの見分け方を紹介しますね。
<質感>
- アサリ →ザラザラ
- ハマグリ→ツルツル
<表面>
- アサリ →デコボコ
- ハマグリ→光沢がある
<色>
- アサリ →黒、白、茶、白黒、白茶、青白
- ハマグリ→白、栗褐色、黒褐色
<大きさ>
- アサリ →4cm前後
- ハマグリ→8cm前後
<食感>
- アサリ→ぷりぷりとした食感
- ハマグリ→弾力がある食感
食感に関しては食べてからの話になりますがそこはスルーで(笑)
とにかくこの5つのポイントをおさえればバッチリです!
それぞれどこで獲れる?旬はいつ?
*アサリ*
生息地と収穫地は国内では愛知県がダントツに多く、次いで静岡、三重と続きます。
アサリの旬は産卵を控えた春先と秋口にもっとも身が肥える時期です。
3月中旬には各地で潮干狩りが行われるので、旬な時期を覚えやすいですね。
*ハマグリ*
生息地は北海道南部以南、朝鮮、中国、台湾など広く分布し、淡水の流入するところで干潟から水深12メートル前後までの浅瀬にいます。
昔は日本各地の沿岸で獲れましたが、
今は国産の物は鹿島灘の他、伊勢湾と瀬戸内海西部の周防灘、有明海の一部のみとなっています。
全国的には鹿島灘が最も多く、茨城県が全国の7割以上を漁獲しています。
ハマグリの産卵期は5月から10月で、
旬は春先の2月~4月、ひな祭りには欠かせない食材の3月はちょうど旬な時期ですね。
スポンサーリンク
栄養成分の違いと健康効果の特徴!
貝って肝臓に良さそう…といったザックリとしたイメージがありますよね(笑)
具体的な成分や健康効果を見ていきましょう♪
*アサリ*(100g)
鉄分:7.0mg
女性の中で悩まされる人が多い貧血予防
ビタミンB12:52.4μg
別名赤いビタミンと呼ばれる。貧血予防、体の末梢神経の修復のサポート
カルシウム:80mg→骨や歯などを生成
カリウム :140mg→むくみ予防
亜鉛 :1.0mg
亜鉛が不足すると、味覚障害、爪の異常、肌荒れ、ケガの治りの遅れ、免疫力の低下、亜鉛欠乏性貧血、発育不良、流産、不妊症、男性の性機能不全、老化などがおきる可能性がある 。
アサリには貧血と関係の深い鉄分・ビタミンB12が豊富に含まれ、貧血気味の人や低血圧の人、妊産婦には最適な食材。
*ハマグリ*(100g)
タウリン:900mg
肝臓、血圧を下げ上昇を抑える、コレステロールを下げる
ビタミンB12:28.4μg→アサリと同様
カルシウム :140mg→アサリと同様
亜鉛 :1400μg→アサリと同様
ハマグリは低脂肪でコレステロールが少なく栄養豊かな食材。
血圧やコレステロールを下げ、肝機能を高めてくれる等の生活習慣病、粘膜を保護、貧血予防、骨粗鬆症予防、味覚障害予防に効果がある食材。
<カロリー>
- アサリ(100g) →30.1kcal
- ハマグリ(100g)→38kcal
アサリもハマグリも栄養豊富、且つ低カロリーですね!
まとめ
- アサリは愛知県・ハマグリは茨城県が国内生産量1位
- アサリは4cm前後・ハマグリは8cm前後
- アサリは貧血予防・ハマグリは高血圧予防
お味噌汁に入っているアサリ、お吸い物に入っているハマグリっておいしいですよね。
ちょっと貧血気味だなっと言うときにはアサリの味噌汁を、
お酒を飲みすぎた時にはハマグリのお吸い物を飲んでみてください!
こちらの記事も人気記事♪
スポンサーリンク