雨上がりに外を見てみると虹が見えることがありますよね。
出現した時は「めーっちゃキレイ!ラッキー♪」と大はしゃぎ(笑)
「見て!見て!」と誰かに知らせたくなっちゃいます。
雨が降っても必ず見れるとは限らないですよね。
そもそも虹ってどうやって出来るかご存知ですか?
そこで気なった私は、
虹ができる理由や条件、虹が見えるポイントについて調べてきたので、この機会に皆様にもご紹介しようと思います。
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虹ができる条件とは?
先程も触れましたが、
“雨が降った+晴れ間がある”という条件がそろうと虹が見えるのでは?と思っていましたが、
本当にその原理は正解だと思いますか?
調べてみるとおおよそ正解でした。
虹が出るには雨が関係しています。
雨は小さな水のツブでできており、雲がある高い空の中では温度が低く氷となっているときもあります。
この水のツブはボールのように丸い形をしており、光を通すことができます。
でも、光を通すだけでは虹ができません。
太陽の光が水のツブの中で曲がったものが虹となるのです。
と言われても分かりにくいですね(汗)
こちらの映像はアニメなのでめちゃくちゃ理解しやすいと思います♪
【1分10秒】からご覧ください。
虹色に見えるのはナゼ?
みんなの歌で流れていた、
“赤(あか)橙(だいだい)黄色(きいろ)緑(みどり)青(あお)藍(あい)紫(むらさき)~♪”という
「7色のプレゼント」という歌の歌詞にあるように、様々な色で成り立つ虹。
そもそも虹の色はどのようにできるのか疑問に思ったことはありませんか?
虹は光で出来ていますが、
その光は波長によって色が変わります。
波長が長い順に、
という並びになります。
波長とは、空間を伝わる波(波動)が持つ周期的な長さ。
光は異なる物質の境界で進行方向が変わる性質があり、それを屈折といい変わる度合いを「屈折率」といいます。
光の屈折率は波長が長くなるほど小さくなるので、赤から紫の順に見えるということです。
波長の長さについてはコチラの記事で簡単に解説してますよ。
中卒でも分かる紫外線と赤外線の違い!体への影響が変わる理由とは?
虹が見える確率が高い時間は?
それはこれからの季節である“夏”がポイントになります。
夏はいきなり夕立が降る事が多いですが、
虹の発生には絶好の条件がそろっているんです。
夏は午後から夕方にかけ短時間に大量に雨が降り、降ったら急に晴れる事が多いですよね。
虹ができる条件の“水+太陽の光”がそろった、
“夏の夕方”がイチバン虹が発生する確率が高いのです。
「夕立が降ったら嫌だなぁ」と感じる事が多いですが、「もしかしたら虹がみえるかも!」と思うと、
これからの季節、夕立が好きになるかもしれませんね。
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虹が見える確率が高い場所ってあるの?
虹は太陽の光が水滴に当たり、この水滴が屈折したものがヒトの目に届くのですが、
その角度が42度の位置となります。
太陽が高い位置にあると、分解された光は地上にいる私たちに届かないですが、
40~50度よりも低い位置だと虹が見える確率が高くなるのです。
なので、“朝の虹は西の空”、“夕方の虹は東の空”で見える確率が高いです。
余談ですが2つの虹を同時に見たことはありますか?
私は残念ながら一度も見たことがありません(泣)一生に一度は見てみたいなぁ〜神よ頼む!
上の画像がそれですよ♪
この2つ同時に見える虹は、
幻の『二重虹』(ふたえにじ)と呼ばれ、見た人には幸運が訪れると言われているんですよ。
明るい方の虹が主虹(しゅこう)暗い方が副虹(ふくこう)で、虹の中の水滴が2回反射されて副虹が出来きるという原理です。
虹が見えた時、主虹の少し上を見ると二重虹が現れるかもしれません!そしたら要チェックです。
絶対に忘れちゃダメ〜。
まとめ
- 虹の発生には、“雨”と“太陽の光”が必要。
- 虹は、太陽の光が雨粒の中で屈折・反射して七色となっている。
- 「夕立→晴れ」と急変するような夏の夕方は虹が出やすい。
- “朝の虹は西の空”、“夕方は東の空”は虹が見える確率が高い。
虹って自然現象ですが、出来る原理を調べると物理の要素が絡んでくるんですね。
学生さんは夏休みの自由研究に、社会人の方は友人や同僚に雑学自慢をしてみてはいかがですか?
それでは、グッドラック!
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