自分の匂いは好きですか?
ハイ!私は好きです(笑)なんの匂いか分からないけど、甘い匂いがします。
ちょっと汗をかいたときも嫌だなと思ったことはありません!
同じような方、多いのではないでしょうか。
でも、他人の匂いってどう思いますか?
私は「嫌だな」と思うことがあります。
香水やたばこ、汗の匂いなど…思わず鼻を手で押さえてしまうこともあります。
では、自分の匂いは好きなのに、他人の匂いを嫌だと感じるのはどうしてでしょう?
今回はその理由についてまとめてみました。
まずは、自分の匂いが気にならない理由から見ていきましょう!
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自分の匂いが気にならないのは、どうして?
自分の匂いが「好き」とまではいかなくても、気にはなりませんよね?
それは、嗅覚の『順応』と言います。
同じ匂いを長く嗅いでいると、匂いの感じ方が弱くなってくるというもの。
最終的には、匂いそのものに慣れてわからなくなります。
自分の家の匂いを感じないのは、このためなのですね。
自分の匂いが「好き」な心理とは?
私は、自分の肌や髪の匂いが好きです。
また、自分の匂いがついている枕や布団も好きです。どれもついつい嗅いでしまうほどです。
どうして自分の匂いを嗅いでしまうのでしょう?
いくつかの説がありますが、
今回は「安心感を得るため」という説についてお話しします。
これは動物でいうマーキングに近いもので、
自分の匂いを嗅ぐことで自分のテリトリーを意識できて、安心するという説です。
確かに、自分の匂いを嗅ぐと安心しますね。
私の場合、他人の匂いで気分が悪くなったときは、自分の服の袖やタオルを鼻に当てることが多いです(笑)
どうしてそうするのか考えたことはありませんでしたが、いつもの自分の匂いがして安心するからなのでしょう。
小さい頃、持っていると安心するお気に入りの物がありませんでしたか?
私の場合は、いつもお昼寝に使っていたタオルケットでした。
これは臨床心理学でいう『移行対象』というもの。
お母さんから離れていても安心して1人でいられるようになるためのアイテムです。
移行対象は、人によってタオルやぬいぐるみにオモチャなど様々ですが、
お母さんの匂いがするものや自分の匂いがするものであることが多いです。
大人は移行対象がなくても1人で過ごせますが、
自分の匂いが定着したものを持つことで安心するということは、小さい頃と変わらないようです。
自分の匂いが安心するから自分の匂いは「好き」と感じるのでしょうね。
では、他人の匂いの感じ方について見ていきましょう。
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どうして他人の匂いは「嫌」なの?
匂いの感じ方については個人差がありますが、男女でも感じ方が違うそうです。
女性は、「男臭さ」を不快に感じやすいという実験結果があるのです!
男臭さの元になる物質は「アンドロステノン」といいます。
この物質は、男性ホルモン・テストステロンが代謝されてできる男性特有の匂いの原因物質で、
汗と混じると体臭を強くしてしまうのです。
なので、女性が男性の匂いを嫌と感じるときはアンドロステノンが原因かもしれません。
ただ別の実験では、女性が感じる男性の体臭の好き嫌いは、遺伝子レベルで決まるという結果が出ています。
女性は遺伝子の数値が自分と遠い男性のものほど好きな匂いと感じるという結果が出たそうです。
私たちはより強い生命力をもつ子孫を残すために、できるだけ性質の違う遺伝子の相手を求める本能があるといわれています。
そのため、「この人の匂い好きだな」
と感じた場合、その相手は遺伝子レベルで相性の良い人と考えられます。
運命の人を見つけるための参考になるかもしれませんね!
男性の場合は、
女性の体臭を嗅ぎ分けることはできない!といわれています。
男性に「彼女の匂いは好きですか?」と質問をしたところ、考え込む男性が多かったのですが、
その中でも「好き」と答えた男性に詳しく聞いてみると、それは体臭ではなく、
香水やシャンプーなど人工的な匂いだということが分かったそうです。
男性が女性の匂いを「嫌だ」と感じるときは、キツイ香水などの匂いかもしれません。
女性は、遺伝子的に良い子供を産むことが本能としてあり、
男性はより多くの異性に遺伝子をアピールするという本能があるみたいですね。
まとめ
- 自分の匂いが気にならないのは、慣れているから。
- 自分の匂いを嗅ぐのは「安心感を得るため」。
- 自分の匂いが「好き」なのは安心する匂いだから。
- 女性は、男性の「男臭さ」を不快に感じる。
- 女性は、遺伝子が自分と遠い男性の匂いを好きな匂いと感じる。
自分の匂いを嗅ぐのは安心感を得るためですから、変なことじゃないですよ!
どんどん嗅ぎましょう♪
女性は「この男性の匂いダメだな…」と感じたら、本能的に合わないことが分かるので便利ですね。
逆に「この人の匂い好きだな」と思ったら運命の人かもしれません。
それがきっかけで結ばれる…こともあるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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