おにぎり

食品添加物について気にする人が、グッと増えてきた印象の昨今。

なかでも身近な食べ物で気になるのが、

コンビニのおにぎり。

「コンビニおにぎりは添加物たっぷりでキケン」とか「コンビニおにぎり食べると胸がムカムカするんだよね」

なんて聞くけど実際どうなの?

コンビニおにぎりって危険なの!?

今日はちょっと、こんな疑問に迫ってみたいと思います。

 

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コンビニのおにぎりは腐らない!?

日本

コンビニでは、おにぎりを始めとする食品すべてに、コンビニならではの【安全基準】を定めています。

この基準をざっくり言うと、

絶対に食中毒が出ない基準

と思ってもらえればいいでしょう。

「居酒屋や焼肉屋で食中毒が…」というニュースをちょくちょく見聞きしますが、「コンビニで食中毒が…」というのは聞いたことないでしょ?

コンビニおにぎりは買ってから長時間持ち歩くことも多いし、あ!1日車の中に置きわすれてたけど期限内だからイケるよね~って食べたり…

なんてこともザラにあるにも関わらず!です。

 

コンビニおにぎりを売る基準とは?

コンビニおにぎりの販売基準は、

【真夏の気温の中で丸二日おいても腐らないで食べられるレベルであること】

そう。ちょっと難しい話ですが、

コンビニおにぎりを売るの基準として、

30℃48時間の間、

一般生菌数が1×104以下であること

という数値があるのだそう。

この一般生菌数というのは、腐敗の匂いも感じない程度の数値と思ってください

おにぎりのご飯や具材全てにこの基準以上のものが使われています。

 

この基準をカンタンに言いかえるとですね、

真夏の気温30℃のところに、48時間(まる2日間)置いておいても傷まないおにぎり

ということです。

家で作るおにぎりでは絶対に不可能な数値。

おにぎりじゃなくて唐揚げとかの火を通したものでも腐るでしょうね。

 

ハイ、では。

コンビニおにぎりは一体どうやって、そんなに日持ちさせているのか?ということ。

そうですね。

食品添加物ですよね…

 

コンビニおにぎりに使用される添加物と危険性のお話。

栄養添加物

おにぎりというからには、米と水で炊いてあるんでしょうよと思ったら大間違い。

チラっと見ただけでも、

米、炊飯油、pH調整剤、保存料、シリコン、グリシン…と、「なんじゃコレは?」と思う添加物の名前がズラリ!

 

特に気にしたい添加物「pH調整剤」

どのおにぎりの裏面を見ても書いてある、

「pH調整剤」という表示。

これ、保存料の代わりになっている添加物なんですが…pH調整剤には「リン酸塩」が入っています。

リン酸塩は過剰摂取をすることでミネラルを欠乏させてしまい、

骨粗鬆症の発症リスクが高くなる

と言われています。

 

コンビニのおにぎりは油まみれ?

油

私も昔やったことがあって驚愕したんですが、皆さんも一度機会があったら試してみて!

コンビニおにぎりのご飯をちょっとつまんで、水の入ったコップに入れて混ぜてみてください。

どうなるかって?

油が浮いてくるんです…

自分で握った白おにぎりなら間違いなくこうはなりませんよね。

 

はい、コンビニおにぎりは、

  • 米が製造機械に付着するのを防ぐ
  • 保湿や保存のために

植物油=ナタネ油やコーン油などの体に悪い油をおにぎりに混ぜている…

んです。

そしてここのポイントは、

おにぎりの成分表示には「ご飯」としか表示されないところ!

消費者には油が使われていることがわからないワケです。

 

健康志向やダイエットのために油を避けている人…。

もしかしたら、おにぎりでヘルシーに済ませているつもりでも、たっぷりの油を摂取しているかもしれません。

 

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ゴハンだけじゃない!「具材」にも潜む添加物とは!?

梅干し

コンビニおにぎりの人気具材と言えば、シャケと梅でワンツーフィニッシュでしょうか。

ハイハイこの2つ見てみましょうね。

~鮭~

ハイ、添加物が使われています。

シャケ身のつや出しに甘味料のソルビット。

品質保持のためにpH調整剤などが使われていますね。

~梅~

成分表示を見てみると…

PH調整剤、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア)。う~ん、使われていますね~添加物。

本来の梅干しなら梅と塩だけのはずなんですけど、そうもいかないですね…。

こんなにシンブルな具材でも、ちゃっかり添加物が入っていますから他の具は言わずもがなですよね。

 

コンビニおにぎりの驚愕の原価とコンビニ策略のエグい闇!

トライアングル

コンビニおにぎりは安いから多少体に悪いとわかってても、背に腹は代えられない…と言う人もいるかもしれませんね。

私の友人も極貧時代、「1日コンビニおにぎり2個で切り詰めてる」って言ってたなぁ…(笑)

たしかに、

1個100円前後のコンビニおにぎり。

安いです。

 

しかし、ちょっと考えて!

コンビニおにぎり1個の原価(米)は、

5円以下

です!

産地や時期によって違いはあるでしょうが、

コンビニおにぎりの米は、だいたい60キロ7000円台で生産者から卸業者へ売られているそう。

 

おにぎりに使う米は1個当たり80gくらいなので計算すると1個3円程度ってこと…ちょっと高い米を使っていたとしても5円以下でしょうね。

となると、

上記に具・人件費・輸送費などを入れて考えても、1個100円以上はとんでもなく高いんじゃ?と思えてきませんか?

スーパーで米を買ってきて自分でおにぎりをつくれば、はるかに安くて、安全で、おいしいおにぎりが作れると思うんですよね。

 

毎日食べても大丈夫?

調理

毎日食べたから、必ずこんな病気になる!とは言えません。

もちろん、食品添加物が大量ではないにしろ入っているので、危険性は拭えないということは頭の片隅に置いておきたいのは事実。

しかし一方でコンビニおにぎりは、

衛生面で厳重なチェックがなされ、ほぼ無菌状態のなかで作られているもの。

手でにぎった手作りおにぎりより、

衛生面で優れる

というメリットもあります。

夏場の食中毒になりにくいんですよね。

一長一短を上手く生かして、パッと食べたいときや保存に不安があるときは、

うまくコンビニおにぎりを活用するのが、賢者のおにぎりライフかもしれませんね。

 

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