ニート

あ~、働きたくないです。

社会人になって10数年、

「さ~あ今日も元気にバリバリ仕事するぞぉ~!」なんて思ったことは一度たりともありません。はぁ~。

 

さて、人間というのはどうしてこんなに、働きたくないんでしょうねぇ…

「働きたくない」という心理には、どんな原因があるんでしょうか。

「なぜ自分は働きたくないのか?」って、考えたことありますか?

 

今日はちょっとソコんとこ、調べてみたら、

けっこう「働きたくない」にもいろんな原因があって、面白かったんですよ…。

 

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【女性・主婦】の外で働きたくない心理の原因とは…?

過労

<根強く残る女性格差>

どれだけ時代が“男女平等”と言っていても、女性格差が根強く残っているのは誰より女性自身が身に染みています。

女性が働く意欲を失ってしまう大きな原因のひとつと充分に言えますね。

こんなに時代が変わっても、今なお古い体質から抜け出せない会社は存在します。

自分のため、家族のために懸命に働きたい気持ちがあっても、

「どれだけ頑張っても、しょせんココ止まりだし」「家庭持ちの女、子持ちの女というだけでとても働きにくいし」

と感じる日々によって、仕事に対する意欲が減少してしまいがちです。

 

<家事の分担率が高すぎる>

共働きの家事分担は半分ずつの50%が理想。

ですが!現実は、

【夫1割:妻9割】の家庭が最も多い

という統計結果も出ているのをご存知?

母の家庭での仕事は、朝食に始まり洗濯・子どもの送迎・掃除をして買い物をして夕飯・・・と、真面目にやれば息をつく暇もない慌ただしさ。 

最近ではイクメンなんて言葉も耳にする機会が増えましたが、今だ一般化まではされていないのが現状です。

「妻」の仕事もし、「母」の仕事もして、さらに「外でお金を稼ぐ」仕事も…?となると、

女性一人の力では、

精神的にも物理的にもムリなのも頷けます。

 

結婚して専業主婦になりたい!という心理の原因は…?

結婚

<母親が専業主婦だった女性>

自分の母親が専業主婦だった人は、その母親像に憧れがち。

【専業主婦】という家を守る仕事について、外でのストレスや面倒から解放されたい、と自然に思ってしまうんですね。

また昔ながらの良妻賢母像に憧れる人も、

人生の目標やゴールが働くではないため働く意欲が乏しくなってしまいます。

 

<実家が裕福だった女性>

裕福な環境で育った人も、働く意欲が薄くなりがちです。

育った家にしっかりした経済的基盤があり、「人生とは働いてお金を得る必要がある」と感じたことがないため、

毎日ストレスにさらされながら働く意義を見いだせないんですね。

また「親に頼ればお金を出してくれるし」という考えが刷り込まれていると、

仕事や生活で困難にぶつかったとき、立ち向かわずに「諦めて頼る」という決断をしてしまうことも。

 

新社会人になる学生の働きたくない心理の原因は…?

単位

<学生時代が楽しすぎた>

「アルバイトで学費を稼いで必死に卒業した…」という状況の人でない限り、大学に通えている時点でそれなりに家計に余裕があるでしょう。

恵まれた環境で温泉に浸かっているような緩い日々を過ごしていた人、中でもとくに文系の学部出身者は、

学生時代が楽しすぎて社会人になるのが辛い」という声が多いようです。

理系の学部では、研究室に籠って卒業のための論文に死に物狂いで…という学生も多く、社会人になってからのほうが楽になったという人も結構いますね

文系で講義やレポートで拘束される時間も少なく、好きなことをする時間を多く確保できた学生時代。

社会人になれば当然そうはいきません。

ぐっと無くなる自由に就職への抵抗が生まれてくるわけです。

 

<ブラック企業・過労死…就職に不安がある>

社会人たちがSNSや匿名掲示板で吐きだす愚痴を見ていると、働くのが怖くなったという人も多いでしょう。

また、日本ではブラック企業が多く存在するのも周知の事実。

有名な大手企業でも、過労死のニュースが取り上げられるのは日常茶飯事です。

好景気を知らない世代にしてみれば、

明るい未来に希望をもって就職しろという方がどだい無理な話というワケ。

 

とにかく意欲が湧かないという心理の原因は…?

就職

働く働かない以前に、就職活動そのものが面倒くさくて動けないパターン。

就活によるモチベーションの低下が原因となるケースでは、

「何社受けても受からない、もう嫌だ」「ピンくる仕事がない」「条件のあう会社がない」

などでモチベーションが下がり続けるケースもありますし、

あるいは、プライベートや体調管理がうまくいっていなくて、就職活動に挑めるメンタルではない場合も。

プライベートの問題か就職活動、まず一度どちらかを解決してから、もう一方に取り組むようにしたいところ。

 

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好きなこと以外したくないという心理の原因は?

投げ出す

働いていると、

自分には向いていない」「方向性が違う」「やりたくないなどと感じ、働く意欲が減ってしまうことはままあること。

誰もがみんな、やりたいことや目標を持っている人ばかりではありませんよね。

  • 仕事は生活のため
  • お金をかせぐため

と割り切っている人も多いでしょう。

「コレは好きな仕事じゃない、こんな仕事意味ない…」と、仕事が嫌になる人。

このタイプの人は、

自分の興味のある分野ややりがいを再確認し、将来のビジョンを明確にしてから転職するべし。

嫌々仕事を続けていると、意欲や向上心が徐々になくなり、毎日の仕事が憂鬱な作業になり、

最終的には「働きたくない」と思うようになるパターンは……意外と多いのです。

 

メリットがあっても働きたくない…その心理の原因は?

ボーナス

そもそも、働きたくない人には、まずこんな心理があるでしょう。

  • 労働が面倒くさい・苦痛
  • 人と関ることが面倒臭い・苦痛
  • 職場にいるのが苦痛
  • 働くことに楽しさを見いだせない
  • 自由になりたい

これ、決して特別な感情ではありません。

「毎日楽しくてたまらない」と思いながら働いている人はごく少数派。夢を実現している人だって仕事である限り自由ではありませんからね。

苦しいこともあるのが仕事。

その代わりに、お金はもちろんのこと、スキル・人脈・経験など得るメリットもたくさんあるわけですが…。

メリットとデメリットのどちらが強く作用するかは、本当に人それぞれということです。

 

働きたくないという思考から抜けだそう!

ゴール

「働きたくな~い」と言って、それが実行できる環境なら問題ありません。

しかし。

どんなに働きたくないと叫んでも、「生活」や「お金」の面から働くしかないという現実にぶち当たる人の方が多いでしょう。

そんなとき、「働きたくない感情」をどうしたらいいのか、を知っておきましょう。

<気持ちを肯定してゆっくり休む>

働きたくないケド働かなきゃいけない。

そんな正反対の感情を抱え続けると、心はどんどん疲弊します。

心が限界になる前に、自分の気持ちをちゃんと肯定して、一度ゆっくり休むこと。

趣味への没頭でも旅行でも、どんちゃん騒ぎの飲み会でも、とにかく自分の好きなことを!

疲れていると人間の脳はどんどんネガティブな事を考えはじめます。

だからこそ、

できるだけ自分の気分が上がる休息をとって、心をじっくり充電させるべし。

働きたくない気持ちを否定せず、ゆっくり休ませることで、また仕事に立ち向かう活力を生みましょう。

 

<家族のことを考える>

人間というのは自分のためより、

他人を愛したときのほうが大きな力を発揮できるそうです。

「働きたくない」という気持ちが大きく湧き上がってきたときは、一度大切にしたい家族の顔を思い出してみて。

“家族の笑顔や生活を守りたい”という気持ちで、もう一度気持ちを持ち直すきっかけになるかも。

ただし、頑張りすぎるのは禁物ですけどね

同じように、

独身で恋人がいないのであれば、

恋人をつくるのも実は効果的。

恋愛感情というのは、いろんななやる気を引き出してくれるものです。

片思いの相手がいるだけでも、働きたくないという心理が改善され、働く原動力になってくれるのでオススメ。

 

<没頭できる趣味を持つ>

時間を忘れて打ち込めるような趣味を、ひとつは持っておきましょう。

趣味があることは、生活に楽しみを生むのはもちろん、自分の心の逃げ場の確保としても大切な手段です。

お金のかかる趣味

であれば、なおベター。

車とかファッションとかね。

欲しい車、欲しいアイテムのために「稼いで好きなアレをどんどん買うぞ!」という心理が理想ですね。

楽しみが見出せない日々の生活では、そもそも生きている意味さえ分からなくなります。

働く意欲どころか、

生きる気力さえなくなっていくことも…

心がささくれた時、癒やす存在を見つけておくのは大事です。

 

<愚痴を吐き出す場をしっかりつくる>

ストレスを吐き出す場を持っておくことも、働く意欲を継続させる秘訣。

相手は人間だけに限りません。

愛するペットや大事に育てている植物に、気持ちを吐くことだって充分効果アリ。

一番悪いのは、

「働きたくない・やめたい」という気持ちを飲み込見続けて時限爆弾のように爆発させてしまうこと。

こまめにストレスを発散する方法を確立しておきましょう。

 

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