みんな大好き、エビ!
和食、洋食、中華と大活躍の食材ですね。
エビを調理する際に忘れてはいけないのが、
背わたを取ること。
背わたとは、エビの消化管なんですが、
砂が混ざっていたりして臭みが強く、とらないと料理がいまひとつな味になってしまうことも…。
今日はエビの殻むきや大事な“背わた取り”・下処理の方法などを紹介しちゃいますよ~♪
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エビを美味しく料理するための4ステップ
ステップ1~殻の剝き方〜
- しっぽの中のとんがった部分を折る
- 頭側の一節をむく
- 頭側の身としっぽを持って引っ張る
この3ステップで、脱皮のように超簡単にエビの殻がむけちゃいます!
ステップ2~背わたの取り方〜<有頭エビの場合>
まずは有頭エビのケースで。
めちゃ分かりやすい動画を見つけました。
【0:40〜1:48】だけご覧くださいませ〜
殻付きで背ワタを取る方法は、
- 頭と身の節の間に竹串を刺して、背わたを見つけ出し、親指と竹串で挟んで引っ張り出す
- 途中で切れてしまったら、さらに下の節に刺して探してみて、引っ張り出す
竹串がなければ「つまようじ」で全然OK!
どうしても残してしまった背わたがある時は、
加熱後に殻をむいて、背中に沿って軽く切込みを入れ、背わたを掻き出しましょうネ。
蒸しエビや茹でエビとして食べるときは、殻付きのまま調理するのがオススメ!
身の縮みが最小限に抑えられ、とっても美味しくできあがります。
ステップ2~背わたの取り方〜<無頭エビの場合>
無頭エビの場合は、身の真ん中の節の間に竹串を刺しましょう!
あとは有頭エビと同じですヨ。
ちょっと取りにくいですが、殻からもうま味が出るのでベストなやり方です。
ステップ3~エビの茹で方〜
エビって意外と茹でるのが難しいんですよね~!
ちょっと気を抜くと茹ですぎて、
硬くなっちゃうコトがけっこうあります。
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エビをプリプリにゆで上げる、最適な茹で方は…
- 背わたを取ったエビを片栗粉で軽くもむ。(海老15匹に片栗粉大さじ1くらい)
- 水で洗いながし、ザルにあげておく
- 鍋に【水400cc・塩大さじ1・酒大さじ2】を入れ火にかけて、沸騰したらエビを1分茹でる
- 火を止め、荒熱がとれるまで5~6分放置(余熱で火を通す)し、そのあと自然に冷まして殻をむく
始めに片栗粉でもむのは臭みと汚れをとるため。
そして余熱で火を通すことで、エビがプリップリに仕上がるんですよ~♪
殻なしのエビの場合は火が通りやすいので、
行程③の「1分」茹でるところを、数秒で火を止めるようにしてくださいね。
ステップ4~エビは冷凍保存もできる!
どんな料理にも変身してくれるエビは、毎日の料理の頼もしい味方!
お安く買えたときには、美味しく冷凍保存しちゃいましょう♪
*準備するもの*
- フリーザバッグ、ラップ
- キッチンペーパー
〜冷凍の手順〜
- 背ワタを取ったエビを、キッチンペーパーで水分を十分に拭き取る
- 空気が入らないように、数尾ずつラップできっちりと巻いていく
- (2週間以上保存する場合は、さらにフリーザーバッグに入れる)
- 急速冷凍するために、金属トレーかアルミホイルを敷いた皿にのせて、冷凍庫へ
これで、いつでもエビが美味しくいただけちゃいます♪
背わたって何?害はあるの?
背わたは、エビの「腸」。
もし食べてしまったとしても、特に害はありません。
ただし、腸の中にたまっている砂などが歯にあたって、ジャリジャリ…としちゃいますネ。
見た目も悪いですし臭みの原因にもなります。
やはり取った方が、見た目も味もグンとよくなります!
お腹側にも似たような黒っぽい薄い筋が通っていますが、こちらは神経!
取る必要はありません。
まとめ
エビ好きならば、この知識はもっておいて損なし!
背ワタももちろんですが、”エビの茹で時間”もカナリ大事ですよ♪
さあ今日も、プリップリのエビを美味しくいただきましょ~
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