さあ家庭菜園を始めよう!と、
意気込んでホームセンターに行ったら、わぁ大変。
物凄い種類のプランターや植木鉢と遭遇することでしょう。
それに圧倒されて、どれがいいのかと考え出すと悩んでしまうので、私はいかにしたらペットボトルで育てられるのかと無茶をしてます。
最近では百円均一でも立派な植木鉢などが売られていますよね。
意外と値の張るプランターや植木鉢。
できたら安く仕入れたい…
そんなプランター、植木鉢についてご紹介していきたいと思います。
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育てるものはどんなものか考えよう。
まず、育てるものによって、プランターは変わってきます。
野菜を育てるうえで一番気にしなければならないのは、「深さ」です。
簡単に言えば、根が深いものや肥料をたくさん与えなければならないものは深いもの。
根が浅いものや、収穫が早いものは浅くても大丈夫、と覚えておけばよいでしょう。
トマトやナスなどは深い大きなサイズのプランターを選びます。
【深いサイズじゃないとダメなもの】
- トマト
- ナス
- 大根
- にんじん
- ジャガイモ
- サツマイモ
- ピーマン
- 唐辛子
- 果物の木
レタスミックスやイチゴなどは、
百円均一にある程度の深さのプランターで十分育てられます。
【浅いサイズでも育つもの】
- レタスミックス
- イチゴ
- ネギ
- ニラ
- 三つ葉、セリ
- ミント・バジル
- シソ
- 枝豆
- ほうれん草
- 小松菜
また、キュウリやゴーヤなどのツル性野菜は、ツルを張るのにしっかりした土台が必要なので、
深い、四角いものが良いでしょう。
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○号植木鉢って何?
花屋さんなどで売られている鉢植えで、
よく見かけるのが6号鉢と呼ばれるサイズですね。
少し大きくなって9号でしょうか。
植木鉢は、直径3㎝を1号として、3㎝ごとに号数が大きくなります。
ですから10号鉢だと直径が30㎝です。
植物は、大きな鉢になればなるほど生育が旺盛になり、野菜の場合は収穫量が多くなります。
可愛いからと小さな鉢に入れておくと、
枯れる原因にもなりますので注意してください。
素焼きがイイの?それともプラスチック?
ガーデニングをするときは、素焼きの植木鉢をおすすめするのですが、野菜を育てるときは、
プラスチック製のものをおすすめします。
それはなぜかというと、土の量が花を育てるサイズの植木鉢とは比べ物にならないくらい多くなるから。
浅いタイプの小さなプランターで育てる場合は、どちらでも問題はないのですが、
トマトやナス、キュウリ、大根などの野菜を植えるサイズの大きさになると、素焼きのプランターは、
土が入るとまず一人で動かせません!
素焼きのものはプランター自体が重いですからね。
それが土や水を含んだらもう…。
腰のためにもプラスチック製をおすすめします。
それでも、外観やオシャレ度を優先して素焼きを選ぶ場合は…
応援します頑張ってください(笑)
番外編:ペットボトルや土袋等の活用
別にプランターを買わなくたって野菜は作れるのです。
要は、土が入れられて、水を排水すればいいんです。
ネギや三つ葉、シソなんかはペットボトルの横側を切って、反対側に穴をあけたものでもしっかり育ってくれます。
世の中にはペットボトルの水耕栽培用キットなんてものもあるくらいですしね。
ミニトマトが育てられるそうですよ。
でもそれじゃ根っこが深いものは育てられない…とお嘆きの場合は、買ってきた培養土の袋を開け、袋の底に穴をあけたらいいんです。
我が家では、それで去年はサツマイモを収穫しました。
また、近所のおじいちゃんからは、
発泡スチロールケースで育てられたイチゴの苗をいただきました。
姉は使わなくなったベビーバスで毎年ジャガイモを収穫しています。
今年はブロッコリーも生えてましたね。
我が家の前の溝の隙間から、
三つ葉やオニユリ(ユリ根)が生えてくるくらいです。
そんなものが生えてしまった原因は私ですが、
環境さえあえば、植物は入れ物にこだわらなくても育つといういい例ですね。
まあ、オシャレでもなんでもないですけども
まとめ
- 育てる野菜の特性を知り、プランターの深さや大きさを選ぶ。
- 大きな鉢の方が収穫量を多く見込める。
- 大きな鉢ほどプラスチック製のものの方が扱いやすい。
自宅で、美味しい新鮮な野菜が収穫できればいい話なので、自分の都合にあったものを選べばいいのです。
肥料食いのトマトやナスだって、1株なら、深めの植木鉢で育てられないことはありません。
自分が育てたいものにあったプランターを見つけて、家庭菜園ライフを楽しんでください。
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