2016年の干支は「申」でしたね。
では、2017年の干支は?十二支を思い出してみましょう。
子、丑、寅、卯、………申、酉!
そう、2017年の干支は「酉」です!
十二支を覚えている方は多いと思いますが、それぞれの由来を知っていますか?また、十支をご存知でしょうか?
私は正直知りませんでした(汗)
今回は、酉年の由来、酉年生まれの人の性格や特徴、十支と十二支の由来について調べてみました!
そして、私は十二支をなかなか覚えることができなかったので、覚え方についても調べてみました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
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酉年の由来って?
酉年はどうして「酉」という字なのでしょう?
この漢字は、口の細い酒つぼを描いたもので、
「酒」に関する字に用いられています。
十二支はそれぞれの月を示すときにも用いられていて、
10番目の「酉」の月は、酒づくりの季節だから、「鶏」ではなく「酉」という字が使われたようです。
収穫した果実から酒をつくるという行為に由来しているそうで、「成長・成熟」を表しています。
また、「酉」は「とりこむ」に通じるともいわれていて、商売などには大変縁起がいいとされています。
どうして酉年を象徴する動物が「鶏」なのか。
確かな理由はわからないそうです。
もともと十二支に動物の意味はありませんでした。
一説では、十二支の考え方を一般市民に浸透させる際に、身近な動物の名前を当てたほうが覚えやすかったからだといわれています。
鶏は、「明けの鳥」とも呼ばれていて、
新年最初に鳴く鳥であることから縁起が良いとされていることも関係あるのかもしれません。
さて次に、酉年生まれの人はどのような性格で、どのような特徴があるのかについて見ていきましょう!
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酉年生まれの人の性格・特徴
この年に生まれた方はとっても気になりますよね!
それでは、さっそく見ていきましょう!
頭の回転が速い
酉年生まれの人は、頭の回転が速いといわれています。
聡明な人が多いのだとか。
先を見抜く直観力に優れている
先の展開を読む優れた直観力を持っています。
この先どうなるか、
直感的に予想することができるようです。
素晴らしい性格的特徴なのですが、先の見通しが悪いと判断した際は早々に切り捨ててしまうという面もあります。
負けず嫌いでプライドが高い
負けず嫌いでプライドが高いという性格があります。
人に負けたくないので努力することを好みます。
プライドが高いため、人前では努力している姿を見せません。
社交的
人間関係では、親切で面倒見がよく、社交的です。
頑固
自己主張が強くて、とにかく頑固。
自分の意見を押し通す強さを持っています。
自分のペースで進めないと気がすまないところがあるとされています。
日本人には少ない性格で、魅力的な性格的特徴だといえます。
一方で、自己中心的と思われてしまうこともあるようです。
自分本位にならないように注意が必要です。
酉年生まれの運勢は?
<基本運勢>
才能に恵まれています。
人からの信用を得られ、
幸運をつかむ天徳があるとされています。
理想が高く、大きな野望を空想することがありますが、その野望はとうてい実現できそうにないものです。
そのことに気づかないままに空回りしてしまうこともあります。
男性は、天才肌で処世も巧みで弁舌も達者なので、目上の人の信用も得られ、高位に進むことができるでしょう。
ただし、飽きやすいところがあるので注意が必要です。
女性は、虚栄心が強くて見栄っ張りなところがあるので、身なりを飾ることがあります。
色情に盲目的なところがあり、誘惑には案外もろいといえます。
男女ともに色情には注意が必要です。
<仕事運>
仕事に恵まれる運勢を持っています。
さらに、鋭い感性と旺盛な知的好奇心があるため、専門的な知識を必要とする職業や芸術的な仕事が向いているといわれています。
<金運>
経済観念は強いですが、浪費癖があります。
波乱はありますが、障害を通して金銭・衣・食には不自由しないでしょう。
<病気>
時候の変化によって
眼病、肺病、耳鳴りが起こることがあります。
女子は難産などを起こす可能性もあります。
十干(じっかん)と十二支の由来とは
<十干の由来>
十干の誕生は、殷(いん)の時代という説があります。
数を数える道具として最初に使われたのは手の指です。
十干の「十」はこの手の指の数に由来しているとされています。
十干の「干」は、木の幹が語源とされています。
甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、葵(き)の漢字で表します。
そして、この十干を五行
[木(き)、火(ひ)、土(つち)、金(か)、水(みず)]
に当てはめ、
それに陽を表す兄(え)と陰を表す弟(と)を順番に組み合わせています。
五行 |
陽(兄)(え) |
陰(弟)(と) |
木(き) |
甲(きのえ) |
乙(きのと) |
火(ひ) |
丙(ひのえ) |
丁(ひのと) |
土(つち) |
戊(つちのえ) |
己(つちのと) |
金(かね) |
庚(かのえ) |
辛(かのと) |
水(みず) |
壬(みずのえ) |
癸(みずのと) |
<十二支の由来>
十二支の「支」は幹の枝を表しています。
古代中国で生まれたもので、天空の方角を12に分けて、それぞれの方角の記号として動物の名をつけたそうです。
この十二支と十干を組み合わせると、60種の組み合わせができます。
十干と十二支で
「干支(えと)」というわけです。
また、「六十干支」や「十干十二支」ともいいます。
次の表は、十干十二支の早見表です。
<十干十二支 早見表>
1 甲子 |
2 乙丑 |
3 丙寅 |
4 丁卯 |
5 戊辰 |
6 己巳 |
7 庚午 |
8 辛未 |
9 壬申 |
10 癸酉 |
11 甲戌 |
12 乙亥 |
13 丙子 |
14 丁丑 |
15 戊寅 |
16 己卯 |
17 庚辰 |
18 辛巳 |
19 壬午 |
20 癸未 |
21 甲申 |
22 乙酉 |
23 丙戌 |
24 丁亥 |
25 戊子 |
26 己丑 |
27 庚寅 |
28 辛卯 |
29 壬辰 |
30 癸巳 |
31 甲午 |
32 乙未 |
33 丙申 |
34 丁酉 |
35 戊戌 |
36 己亥 |
37 庚子 |
38 辛丑 |
39 壬寅 |
40 癸卯 |
41 甲辰 |
42 乙巳 |
43 丙午 |
44 丁未 |
45 戊申 |
46 己酉 |
47 庚戌 |
48 辛亥 |
49 壬子 |
50 癸丑 |
51 甲寅 |
52 乙卯 |
53 丙辰 |
54 丁巳 |
55 戊午 |
56 己未 |
57 庚申 |
58 辛酉 |
59 壬戌 |
60 癸亥 |
60歳を迎えた人を「還暦」としてお祝いをしますよね。
これは、「十干十二支」がもとになっているそうです。
60年で生まれた年の干支にもどるからなんですね!
あなたの干支は?早見表で見てみよう!
生まれ年 |
干支 |
生まれ年 |
干支 |
1924 1984 |
甲子 きのえね |
1954 |
甲午 きのえうま |
1925 1985 |
乙丑 きのとうし |
1955 |
乙未 きのとひつじ |
1926 1986 |
丙寅 ひのえとら |
1896 1956 |
丙申 ひのえさる |
1927 1987 |
丁卯 ひのとう |
1897 1957 |
丁酉 ひのととり |
1928 1988 |
戊辰 つちのえたつ |
1898 1958 |
戊戌 つちのえいぬ |
1929 1989 |
己巳 つちのとみ |
1899 1959 |
己亥 つちのとい |
1930 1990 |
庚午 かのえうま |
1900 1960 |
庚子 かのえね |
1931 1991 |
辛未 かのとひつじ |
1901 1961 |
辛丑 かのとうし |
1932 1992 |
壬申 みずのえさる |
1902 1962 |
壬寅 みずのえとら |
1933 1993 |
癸酉 みずのととり |
1903 1963 |
癸卯 みずのとう |
1934 1994 |
甲戌 きのえいぬ |
1904 1964 |
甲辰 きのえたつ |
1935 1995 |
乙亥 きのとい |
1905 1965 |
乙巳 きのとみ |
1936 1996 |
丙子 ひのえね |
1906 1966 |
丙午 ひのえうま |
1937 |
丁丑 ひのとうし |
1907 1967 |
丁未 ひのとひつじ |
1938 |
戊寅 つちのえとら |
1908 1968 |
戊申 つちのえさる |
1939 |
己卯 つちのとう |
1909 1969 |
己酉 つちのととり |
1940 |
庚辰 かのえたつ |
1910 1970 |
庚戌 かのえいぬ |
1941 |
辛巳 かのとみ |
1911 1971 |
辛亥 かのとい |
1942 |
壬午 みずのえうま |
1912 1972 |
壬子 みずのえね |
1943 |
癸未 みずのとひつじ |
1913 1973 |
癸丑 みずのとうし |
1944 |
甲申 きのえさる |
1914 1974 |
甲寅 きのえとら |
1945 |
乙酉 きのととり |
1915 1975 |
乙卯 きのとう |
1946 |
丙戌 ひのえいぬ |
1916 1976 |
丙辰 ひのえたつ |
1947 |
丁亥 ひのとい |
1917 1977 |
丁巳 ひのとみ |
1948 |
戊子 つちのえね |
1918 1978 |
戊午 つちのえうま |
1949 |
己丑 つちのとうし |
1919 1979 |
己未 つちのとひつじ |
1950 |
庚寅 かのえとら |
1920 1980 |
庚申 かのえさる |
1951 |
辛卯 かのとう |
1921 1981 |
辛酉 かのととり |
1952 |
壬辰 みずのえたつ |
1922 1982 |
壬戌 みずのえいぬ |
1953 |
癸巳 みずのとみ |
1923 1983 |
癸亥 みずのとい |
ねー、うし、とら…の覚え方!
簡単な覚え方というのは、ほとんどないようで、やはり
リズム、音で覚える方法が良いかと思います。
「♪ねー、うし、とら、うー、たつ、みー、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、いー♪」
と何度もリズムに乗って繰り返してみてください。
あとは、自分で語呂合わせをつくってみるのも良いかと思います。
物語風にしてもいいかもしれません!
自由に覚えやすいようにつくってみてください。
例えば、私はこのようにしてみました。
「ネズミ(子)と牛(丑)は仲良しで、飼い主の寅さんが大好き。ウサギ(卯)の飼い主はたつみさん(辰・巳)さん。馬面執事(午・未)のさるとりさん(申・酉)さんは、犬(戌)と猪(亥)を飼っている。」
無理やりでもいいのです(笑)
とにかく自分の覚えやすいようにということがポイントです!
さいごに
酉年の「酉」は、酒つぼを意味していて、「成長・成熟」を表していました。
2017年は、「成長・成熟」を意識して過ごしてみるのもいいですね!
十二支だけではなく、十干も知っていると一目置かれるかもしれません。
ぜひ、早見表を参考にして覚えてみてくださいね!
干支を覚えて、それぞれの意味を知って、今まで以上に有意義な1年を過ごしましょう!
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