今日ご紹介するのはズバリ、
九州の世界遺産!
日本人たるもの、日本にある世界遺産にはやっぱり一度は行ってみたいでしょ。
九州には、ゼッタイ行っておきたい世界遺産が3つあります。
とくに学生のみなさん!九州方面へ修学旅行で行くなら、このチャンスを逃さないテはないのです。
自由行動日には、ぜひ遺産チェック♪
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行っておきたい九州の世界遺産3スポット!
『屋久島』:鹿児島県
1993年に世界遺産登録された屋久島。
豊かで美しい自然が残されており島の90%が森林です。樹齢7200年といわれる『縄文杉』をはじめとする屋久杉でも有名ですね。
自然の偉大さを肌で感じることができる九州一神秘的な場所と言っても過言でもないかも…。
縄文杉トレッキングやきれいな海でのマリンスポーツなどアクティブに過ごすのも◎
<屋久島の詳細情報>
住所:鹿児島県屋久島
『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群:福岡県
福岡県の玄界灘に浮かぶ沖ノ島。
遥か古代より、『神宿る島』として、島そのものが信仰の対象だったんです。
1600年ものあいだ厳格な禁忌によって、沖ノ島や祭祀遺跡はほぼ手つかずのまま現在まで守られてきたんだとか…。
世界遺産に登録されているのは、
- 『神宿る島』として信仰の対象である沖ノ島(宗像大社沖津宮)
- 沖ノ島を起源とする信仰の場である宗像大社中津宮
- 宗像大社辺津宮
- 古代の沖ノ島を担った宗像氏の墳墓群である新原・奴山古墳群
- 渡島が厳しく制限されている沖ノ島を遠くから拝む宗像大社沖津宮遙拝所
の5つ。
この5つが一体となって【『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群】は、神宿る島を崇拝する伝統が古代から今日まで発展・継承されてきたことを物語る、貴重な場所ということなのです。
<宗像大社辺津宮の詳細情報>
住所:福岡県宗像市田島2331
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『明治日本の産業革命遺産』:福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県
北は岩手県から南は鹿児島県まで…。
8県11市に所在する23の資産が、
幕末期の西洋技術の導入や、その後に国家主導で進めた3つの重工業分野(製鉄・製鋼、造船、石炭産業)の近代工業化の過程を証明する資産
として評価され世界遺産に登録されてます。
日本では初めての、
広範囲にわたる資産の登録(シリアル・ノミネーション)というのが他にはない最大の特徴。
また、23施設のうち8つが現役で稼働中というのも非常にめずらしい世界遺産なんです。
九州では福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県の5県が資産を有しています。
【福岡県・八幡エリア】 …官営八幡製鐵所、遠賀川水源地ポンプ室
【福岡&熊本県・三池エリア】 …三池炭鉱と三池港、三角西(旧)港
【佐賀エリア】 …三重津海軍所跡
【長崎エリア】 …小菅修船場跡、三菱長崎造船所 第三船渠、三菱長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン、三菱長崎造船所 旧木型場、三菱長崎造船所 占勝閣、高島炭坑、端島炭坑(軍艦島)、旧グラバー住宅
【鹿児島】 …旧集成館、寺山炭窯跡、関吉の疏水溝
幕末から明治後期にあたる19世紀後半から20世紀のはじめごろ。
日本はこの約半世紀という短い期間に、のちの日本の基幹産業となる重工業(製鉄・製鋼、造船、石炭産業)において、奇跡的な急速な産業化を成し遂げたのです。
その大きな原動力となったのが、古くから世界と日本とを結ぶ窓口として発展してきた九州と山口なんですね。
産業化の歩みは3つの段階を経ています。
まず、蘭書を片手に試行錯誤での鉄製大砲鋳造への挑戦や洋式船の模倣を行った【試行錯誤の実験】の時代。
次に、西洋技術が導入され技術の運用による専門知識の習得を行った【西洋技術の直接的導入】の時代。
そして、国内に人材が育成され国内需要や社会的伝統に合った西洋技術を積極的に導入し、産業化を完成させた【産業化の完成】。
日本は西洋諸国以外で初めて、わずか50年程で自らの手で産業化を実現しました。
それを証明する遺産群の価値が認められて、この世界遺産への登録となったというワケなのです。
全部を回るのはとても大変ですが、
旅行の行先に近い所があるときは、ぜひ1つ2つとチェックしておきたい世界遺産ですよ。
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