緑

東海道踏破を目論む皆さん、こんにちは。

まだまだ少ない東海道踏破のための情報

みなさんに、ひとつでも有力な情報を発信できたらと思って、書きはじめたこの記事…。

  1. 踏破にかかった日数&距離編
  2. 費用&食費はどれぐらい?編
  3. 必須アイテム&便利なアプリ編
  4. 寄っておきたい宿場&休憩所編

の4回にわたってお届けしております。

パート1は↓こちら。

【東海道五十三次】歩く日数と総距離は?私は16日!踏破者平均は?

今回はパート2、

費用&食費はどれぐらいかかる?編

です。それではLet’s go!

東海道五十三次一人旅に必要な総費用は?

財布

2回目ですが基本的に、

踏破することが目的

であることをベースにお話しします。

ゆっくり観光しつつご当地グルメを食べ歩きたいし~というタイプの人は、一気踏破より【週末東海道】のほうが断然オススメです。

 

ここに書いてあるのは、

  • お金は無い
  • 時間はある♪
  • 体力もある!

という、

お金をかけずに時間と体力のみで青春に1ページを増やしたいタイプの人向け

の情報です。

 

私も旅の前はホントーーーに悩みました。

なにせ当時は、東海道踏破した記録自体がなかなか無くて予算の検討がまったくつかなかったからです。

悔しい

いちばん知りたいトコなのに!

 

ということで、ハッキリ申し上げます。

東海道踏破には、

予算10万円 が 最低ライン!

です。

これは実際に踏破した私の感覚としても、

そして他に踏破した人たちの情報を見ていても、おそらく間違いないのがこのラインです。

 

「バイト代で50000円貯めた!なんとかこれで東海道歩き旅できないかな…」と考えている学生さんもいるかもしれません。

う~ん、いけないことはないです。

が、何かあった時に対処できない金額なんです!10万円以下はーーー。

なので、

私の【東海道踏破に必要な総費用】のアンサーは、やはり最低10万円です。

 

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1日当たりの予算はリアルに5000円だー

バックパック

私は、15泊16日で東海道を踏破しました。

最終日までにかかったお金は、

72380円

でした。

ハッキリ言いますが少ないほうです、これは。

わたし当時、超貧乏でしたので(笑)

 

ざっくり四捨五入して計算すると、

【1日の予算=5000円

ということになります。

 

さて、東京もしくは京都大阪あたりに住んでいるみなさんにここで質問ですが、

朝~翌朝まで24時間、

自宅以外で、 

5000円ポッキリで1日過ごせ!

と言われたら…どうです?

結構、ギリギリの金額ですよね…

ホテルに泊まろうと思ったら、

3食抜かなきゃいけない金額ですよ!

絶望

カラオケボックスでオールするにも2~3000円はかかると思ったら、朝昼晩をちゃんと食べたら、ペットボトルのお茶代も残らないかも…。

 

東海道踏破にかかる日数は平均18日。

5000×18日=90000円

万が一の病院代や途中でリタイアするときの交通費などを考えたら、

予算10万円が本当ーーーにギリギリラインと考えてください。

 

半分は「宿泊代」だぞ!

テント

私は15泊中、

  • ホテル1泊    →5000円
  • 旅人向けの施設1泊→1000円
  • スーパー銭湯1泊 →2500円
  • ネカフェ12泊→1泊1500~2500円

という、

「野宿の次くらいに質素な宿泊」で踏破しました。(ハハハ)

これで計算すると、

【15泊の合計=32510円

総費用72380円のうち、

ほぼ半分が宿泊代だったことがわかりますね。

半分

つまり、

「普段から野宿には慣れているので、野宿のみで踏破を目指しまーす!」という人であれば、宿泊費用はもっと抑えられます。

もちろんオススメはしません

 

私も、旅の中で何日かは野宿するつもりで用意をしていました。しかしー

  • ネカフェに入ってしまえば飲み物代がかからない
  • シャワーのあるネカフェが多い
  • やはり野宿とは疲れの取れ方が違う
  • スマホの充電ができる

あたりのことを考えると、

野宿よりもネカフェ2500円には莫大な価値があり、結局ネカフェばかりになりましたね。

 

とくに最後の、

ス マ ホ の 充 電 は現代の旅には死活問題です。

これができないと、

結局どこか電源のある施設を探したり電池を買ったりと、時間も予算も余計に食いかねませんから。

1日2500円の宿泊費

これをまず予算として計算しておきましょ♪

 

その次に大きいのは食費!

ヌードル

私の旅中の食事情は平均的にこんな感じ。

 

朝食:300円→菓子パン2つ・吉野屋系

昼食:800円→ファミレスのランチ

夕食:400円→カップ麺・おにぎり2つ

=計1500

 

自分で言うのもなんですが、かなりスタンダードな献立だと思います。

予算を最大限に抑えつつ旅を最速で進めつつ、きちんと「3食取ろう」と思うと、おそらく大半の人はコレと似たりよったりになるのではないでしょうか…。

 

もちろん、

「俺は1日1食で踏破を目指しまーす!」という人がいれば、ココももっと予算を押さえられるでしょう。

でも、オススメしません

歩く旅の資本はカラダ。

倒れる

食べずしてカラダは動きませんからね。

1日1500円の食費

を予算として計算しておきましょう。

 

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食費をコストカット!コスパの良い旅の食事アイデアとは?

「ちょっとでも予算を押さえたい…」

という人にオススメなのは、

数日分の軽食を持って行く

ことを提案。

荷物の中でかさばらずにサッと食べられる、

カロリーメイト・プロテインバーなどをいくつか入れておくといいですね。

 

ネカフェで寝泊まりをするなら、【朝食付きのネカフェ】があることも。とくに関西~中部までは結構あります!

宿探しの際には検索してみて、あればぜひ活用しましょう。

食事

あとは、

お昼はお得な「ランチタイム」を狙って!

1000円かからずに野菜も主食も食べられます。夜にランチと同じ食事を食べようと思ったら倍の料金がかかります。

旅の間は、3食の中でココが一番ウエイトの高い食事になりますよ。

 

あと使えるのは1日1000円…

 クレジット

さあ、1日5000円の予算のうち、

  • 宿泊2500円
  • 食費1500円

を使い、

残すところ、あと1000円

これが雑費として使えるお金です。

18日の旅のうちに、

自由に使えるお金は18000円しかない

とも言い換えられます。

 

私は16日間の道中の中でどうしても外せなかった買い物は、こんなものがありました。

それは!

ガチで使った7つの生活雑貨とは?

1<エアーサロンパス>

旅2日目、足が痛すぎて…980円

2<ヒザと足首のサポーター&痛み止め塗り薬>

旅1週間あたりで、ニッチもサッチもいかないくらい足が痛くて(泣)3500円

3<スマホの携帯充電器>

道中でバッテリーが切れていたしかたなく。1000円前後×2

4<銭湯代>

できるだけネカフェのシャワーを利用したが、2回くらいは銭湯を利用。700円前後×2回

5<洗濯>

1回500円。その後は手洗いで乗り切った。

6<タバコ>

5箱程度は持参したが、そのあとは買い足し。410円×10回ほど。

7<傘>

急に土砂降りに遭遇!500円

 

ね?

こう見ても出来るかぎり質素に旅をしているようですが、「どうしても必要にかられて」お金がお財布から出ていく場面ってあるんです!

 

「タバコはいらんでしょ!?」

動揺

って声が聞こえてきそうですが(笑)その分私は、飲み物をほとんど買わずに過ごしたのでプラマイ0と言えるぐらいかと…。

(ペットボトルに水道水を汲んで飲んでました)

逆に、夏に旅を決行するならば飲み物代はもっと予算をとらなきゃいけなくなりますよ

1日1000円の雑費代

を予算として計算しておきましょう。

 

さ、いかがでしたか。

  • 宿泊費2500円
  • 食費1500円
  • 雑費1000円

トータルで1日5000円

18日で踏破するとして、90000円

予備費を入れて10万円が、東海道踏破に必要な最低ラインの費用。

これが私の結論です。

 

以上「費用&食費はどれぐらい?編」でした。

それでは次回パート3、

【東海道五十三次】歩くならアプリと5つの旅道具と三種の神具だぞ!

でお会いしましょう!

アデュー。

 

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