昨今、社会問題にもなっている、「パワハラ」。
職場の人間関係において、精神的・身体的な苦痛を与えられる「パワーハラスメント」のことですね。
上司から部下に対しての“いじめ”や“嫌がらせ”というのが多いケースですが、
中には地位に関係なく、専門的知識や経験の有無によって、後輩や同僚からパワハラを受ける場合もあります。
パワハラを受けながらの仕事は、本当に苦痛です。
でも、生活のために逃げることもできない。心も、体も、ズタズタになってしまいます。
そんな状況を打破してストレスの無い明るい未来を手に入れたい方はコチラの記事を参考に。
パワハラ上司に復讐!完全撃退法5STEPが勝利へのミチシルベ!
これからもパワハラ上司の理不尽な要望や言動を受け続けて、地獄のような日々を送りたい方、
毎日、愚痴をこぼしたり、毎週、飲み屋で上司の不満や悪口を酒の肴にするような日々を一生送りたい方には、オススメできません!
パワハラに負けないために、まずはパワハラ上司の特徴を知り、分析してみましょう。
今日は、パワハラ上司の12個の特徴と言動を詳しくまとめてみました。
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パワハラ上司の12の特徴と悪魔的行動!その心理とは…?
特徴1〜直接的な暴力をふるう〜
いちばん判断しやすいパワハラかもしれませんね。
「実際に体にふれる暴力行為」や、「大きな音をだして怯えさせる行為」をする上司です。
例えば、
- 胸ぐらをつかむ
- ホホを平手打ちする
こんな直接的な暴力なら、わかりやすいですね。
見逃されやすいので注意したいのが、
- 机をドンとたたく
- 丸めた雑誌などで壁や机をたたく、
- ゴミ箱をけとばす
などの威嚇行為。これも、立派な暴力パワハラ上司の特徴です。
特徴2〜1人をターゲットにして態度を変える〜
パワハラ上司に悩む人々の話を聞いてみると、
「僕・私だけに態度が違うみたい」と答える人が非常に多いです。
そう、パワハラ上司の多く挙げられる特徴は、
「1人をターゲットにして、その1人にのみ執拗に態度を変える」ことだと言えるでしょう。
このタイプのパワハラ上司にとって、パワハラをする理由はなんでもいいことがほとんど。
いばる・虚勢を張ることでしか、威厳を示せないんですね。
本質は気弱で、複数人を相手にすることは苦手。また、虚勢を見透かされるのも避けたいこと。
ですから1人の人間に狙いを定め、パワハラ行為を行うというワケです。
このタイプの上司の被害に合いやすい人、というのがいます。
- 気が弱い
- 周囲となじめず、孤立しがち
- 仲間外れにされている
こういったことに、心当たりはありませんか?
反抗しないという態度が、陰湿なパワハラを増長させている可能性も。
「自分自身にも、ひょっとしたら原因が?」と、一度考えてみる必要があるかもしれません。
特徴3〜言葉による精神的な攻撃で追い詰める〜
脅迫めいた言葉をなげかけたり、ひどい暴言をいう、侮辱する…
こういうことが、このタイプのパワハラ上司の特徴です。
例にするならば、
- 「オマエなんていつでもクビにしてやるぞ」(脅迫)
- 「オマエなんてカンタンに地方に飛ばしてやるぞ」(脅迫)
- 「オマエは本当にできそこないだな」(暴言・侮辱)
- 「バカ」「死ね」(暴言・侮辱)
こういった言葉は、言われる側に精神的な苦痛を浴びせます。
パワハラ上司が言葉で暴力を与えている、ということになるんです。
特徴4〜ストレス解消のターゲットにしてくる〜
「日常生活の鬱憤ばらしや仕事のストレス解消のために、部下にぶつけてくる」
これも、パワハラ上司の大きな特徴ですね。
多くの人は、ストレスは自分で解消・解決しながら仕事を継続するものですが、
パワハラ上司は、その矛先が、自分よりも立場の弱い人間ということ。
ですので、自分の理想通りに物事が動かないときなどは、とくに機嫌が悪くなったり、言葉が荒くなったりしがち。
こういうパワハラ上司に対しては、弱気にならず、自分の意見を強く伝えることが重要です。
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特徴5〜孤立させられる・仕事をまかせてもらえない〜
存在がないかのように無視をする、仲間外れにする…など、
子供のようないじめをするのがこのパワハラの特徴。
仕事を任せなかったり、孤立させようとするパターンが多いでしょう。
- お茶くみなどの雑用ばかりさせる
- 仕事の内容を指導しない・説明しない
- 陰口を広め、ターゲットとなる人の印象を悪く操作する
などは、ズバリこのタイプのパワハラの特徴です。
特徴6〜解雇をにおわせ、脅すような発言をする〜
解雇を意味する言葉をにおわせ、いつでもクビを切れるんだぞという態度をとる上司。
これもパワハラ上司の特徴でしょう。
派遣社員などの、弱い立場の部下に対して多く見られる行動パターンです。
最近の勤務態度や、欠勤・早退回数などをちらつかせて反論できなくさせたり、
解雇をにおわせて自分の優位をしめす・無理難題を押し付けるというのが、特徴の1つと言えますね。
特徴7〜揚げ足を取る〜
ターゲットと決めた部下に非常に厳しくあたり、「常に揚げ足を取れるように」見張っている…
これもパワハラの特徴です。
パワハラの正当な言い訳となる口実を探している、と言い換えても良いでしょう。
- 自分だけ異様に、常に上司の視線を感じる
- 上司が、自分に対してだけ、些細なことでも揚げ足を取る
というような行動が見られるなら、パワハラ上司だと思ってもいいでしょう。
揚げ足を取って恥をかかせることでの憂さ晴らしや、
また、ねたみや恨みを解消しているとも考えることができます。
特徴8〜出勤時間や退勤時間を強要される〜
部下に対して、始業前に30分でも1時間でも早く出勤するように要求してくる上司。
ひどい上司になると、なんだかんだと理由をつけて、自分はゆっくりと出勤してくる、なんて場合も…。
または、残業を押し付けて自分だけ先に帰る上司…。
こういう上司との仕事は、とにかくストレスが溜まるのみ!
会社には、規定の出退勤時刻が定められています。
周りを見てみても、自分だけ明らかに早い時間に出勤を強要されているのであれば、それは立派なパワハラです。
特徴9〜要求が完全に可能範囲をオーバーしている〜
仕事を必要以上に要求してくるタイプのパワハラ上司。
他の人の分まで、ターゲットに仕事を押し付けてきます。
仕事のやり方を強制し、重箱の隅をつつくような指摘をして訂正を何度も求めてくるタイプです。
この要求型の上司は、自身は仕事がよくできて評判が良く、実績の高いタイプの人に多いですね。
パワハラのよくあるパターンとしては、
- 終了時間のまぎわに、大量の仕事を押し付けて残業させる
- 新入社員・スキル不足などを理解していながら、不可能な内容の仕事をおしつける
- ミスを必要以上に責め、始末書などをかかせる
などがあげられます。
特徴10〜指導を超えた罵倒・気分で怒鳴る〜
感情的なパワハラ上司。
立場の弱い人間に対して、威張り、感情を爆発させ、怒鳴り散らすのがこのタイプです。
上司として、部下の改善すべきポイントには、個別に呼び出して指導することも当然あります。
しかしこれが、指導の範囲を超え、
「オマエはバカか!」などの罵声を浴びせるようではアウト。
指導なのか罵倒なのか判断できなくなった時点で、パワハラと考えていいでしょう。
同じく、「機嫌次第で発言が変わる」「気分で怒鳴る」という行動も、立派なパワハラ。
どちらにしても、我慢して増長させるのが一番悪い対処法です。
弱い部下を演じるほど、相手は感情的になります。
しっかりと意見を述べ、堂々とした態度で対応しましょう。
特徴11〜部下の休みが大嫌い!古いタイプの会社人間〜
とにかくターゲットの「休み」を嫌うタイプの上司。
正式な有給休暇や育休であろうが、家庭の事情であろうが、「休む」ということに関して過剰に反応するのです。
休むということが分かった瞬間に、
- 態度が激変して、いじめの対象にされる
- 過酷な仕事ばかり振られるようになる
- 仕事を与えられなくなる
こういったことがあるなら、これもパワハラ上司の特徴です。
体調不良での欠勤希望に対しても、
「体調不良は甘えだ」「使えないヤツだ」と言い放ち、休みにくくする…
「会社員たるもの、どんな状況になっても、働くことが正義」……などと勘違いしている、古い人間であるともいえますね。
特徴12〜嫉妬が原因で、巧妙に追い詰めてくる〜
部下の学歴、技術、経歴などに嫉妬してのパワハラ、というのもあります。
自分より知識や技術を持った部下や、クライアントに受けがよい人などに対して嫉妬し、
パワハラへと繋がるのが、このタイプの上司の特徴です。
このタイプの怖いところは、嫉妬のために「ターゲットを潰してやりたい」というのが原動力となっていること。
「手におえない大量の仕事を押し付け、失敗したら全責任をとらせてやろう」
…などの巧妙な手口を使ってくるパターンがとても多いのです。
その場の憂さ晴らしにとどまらず、計画的にジワジワと追い詰められることがあるのがこのタイプです。
まとめ
パワハラ上司の特徴は…
- 特徴1 直接的な暴力をふるう
- 特徴2 1人をターゲットにして態度を変える
- 特徴3 言葉による精神的な攻撃で追い詰める
- 特徴4 ストレス解消のターゲットにしてくる
- 特徴5 孤立させられる・仕事をまかせてもらえない
- 特徴6 解雇をにおわせ、脅すような発言をする
- 特徴7 揚げ足を取る
- 特徴8 出勤時間や退勤時間を強要される
- 特徴9 要求が完全に可能範囲をオーバーしている
- 特徴10 指導を超えた罵倒・気分で怒鳴る
- 特徴11 部下の休みが大嫌い!古いタイプの会社人間
- 特徴12 嫉妬が原因で、巧妙に追い詰めてくる
職場の上司からのいじめである、「パワハラ」。
パワハラ被害者が悔しい思いをする理由の1つに、パワハラは法で罰することが難しいという現実があります。
現状では法で罰することはほぼ不可能。ですから多くの人が「我慢」か「退社」かを決断するのです。
パワハラは、今の社会問題のひとつ。
パワハラ上司をよく見極め、パワハラに負けない自分を確立しましょう。
また、パワハラ上司に負けるのは悔しいと思えるならば、一人で悩んでいてはダメ!
上司の目など気にせずに、権力者に相談することから、現状を打破していくことをオススメします。
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