日本人の誰もが愛してやまない花といえば、
やっぱり桜。
海外からも、日本の桜を見に来る人も多いですよね。
今日のお題は、この【桜の花言葉】!
もちろん桜にだって、花言葉がちゃーんとあります。
噂によると「私を忘れないで」という、ちょっと切ない花言葉があるとか…?
今日はソレも解説しちゃいますよ!
花言葉という新しい視点で桜を楽しむ春のお花見、なんてのもステキですね。
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桜の花言葉はイメージ通り…?
桜の花全体の花言葉には、
- 【優れた美人】
- 【純潔】
- 【精神美】
- 【淡白】
などがあります。
華やかに咲いて潔く散る、はかなさや清らかさ…
美しい魂を感じさせる、桜らしい花言葉ですよね。
品種別の花言葉は個性的!
「桜」と一言で言っても、桜の種類というのはとってもたくさんあります!
今日はその中でも、みなさんにも馴染みのある桜の花言葉をご紹介しますネ。
*染井吉野(ソメイヨシノ)*
花言葉は
- 【純潔】
- 【優れた美人】
桜の代表ともいえるソメイヨシノにふさわしい花言葉ですね!
日本(沖縄と北海道以外)の桜の約80%を占める、とてもポピュラーな品種です。
木の寿命が約80年あり、花が美しく鑑賞できる盛りは樹齢15年~50年の間。
このことから、よく、人間の一生にも例えられたりもします。
ちなみに染井吉野という名前になったのは、明治33年から。
江戸末期に染井村(東京都豊島区駒込あたり)の植木職人が品種改良し、作った桜です。
当初は奈良県吉野山の桜にちなんで『吉野桜』と呼んでいましたが、実際の吉野山の品種は山桜系だったため、
区別する意味で『染井吉野』となったんですって。
*枝垂れ桜(シダレザクラ)*
花言葉は
- 【優美】
- 【ごまかし】
別名『糸桜(イトザクラ)』とも呼び、樹齢の高いものはとても豪華で美しい、シダレザクラ。
桜の名所として選ばれることも多いですね。
まさに、「優美」という言葉がピッタリです。
「ごまかし」という花言葉は、垂れ下がる枝で自身の幹を隠してしまう姿からのでしょうかね…?
*八重桜(ヤエザクラ)*
花言葉は
- 【豊かな教養】
- 【しとやか】
- 【良い教育】
幾重にも重なる花びらは八重咲と呼ばれ、その姿は豪華さの中にも凛とした上品さを感じます。
八重桜の「教養」や「教育」といった花言葉の由来には、いくつかの説があります。
ひとつはアメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントンが子供の頃の逸話から。
彼が父親の大事な桜の木を切ってしまった時、
それを正直に告白したことで正直さをほめられ、「嘘をついてはいけない!」という教えを八重桜の花言葉にしたんだとか。
また、開花時期がほかの桜に比べて少し遅いので、学校に植えられることが多いのがこの八重桜の特徴。
このため、教育につながる花言葉になった…という説もあります。
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*寒桜(カンザクラ)*
花言葉は
- 【気まぐれ】
- 【あなたに微笑む】
一番クセがある感じがしますネ。
1月中頃より咲き始める早咲きタイプの桜が、このカンザクラ。
寒~い時期に可憐に咲く姿が、健気に微笑んでいるように見えるのかもしれませんね。
寒桜にも種類かあり、
沖縄を代表する濃いピンクの緋寒桜(ヒカンザクラ)または寒緋桜(カンヒザクラ)などが有名です。
花言葉「私を忘れないで」 はフランス独特の解釈だった!?
フランスで桜の花言葉は、
なんです。日本と全然違いますよね~!
フランスの場合は、咲いている様子をイメージするのではなく、
“綺麗に散り行く桜の切なさや儚さ”を表現しているのでしょうね。
「別れを選んだ恋人たちの切ない心を表した花言葉」とも言われていますが、
「これからの2人の未来のための別れである」という、前向きな捉え方もあるそうですよ。
神話「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が由来?
「さくら」の名前の由来として、
古事記に出てくる“木花咲耶姫”の「さくや」が転じた…という説があります。
天の神様『天照大神(あまてらすおおみかみ)』が、地上を治めさせるために、孫の『瓊瓊杵命(ににぎのみこと)』を天から遣わしました。
その「ににぎのみこと」が一目惚れして妻にしたのが、土着の神様の娘『木花咲耶姫』。
咲き誇る桜のように美しい姫でしたが、初夜に懐妊したため、瓊瓊杵命に貞操を疑われます。
姫は「どんな災難があっても無事に出産できたら、天の神の子の証になるでしょ!?」
と言って、産気づくと館に火を放ちました。
そしてその燃える館の中で、本当に無事に王子を出産したのです。
ここから生まれた桜の花言葉が、
- 優れた美人
- 純潔
…というわけなのですネ。
桜が「ウエディング」にぴったりな理由!
古くから日本人に親しまれる桜。
法的に定められてはいませんが、国花の1つともされています。
桜の香りには、
- 気持ちを明るくする
- 向上心を高める
- 気持ちを高揚させ幸せな気分にする
と言った効果があります。
また桜の色は全般に、女性ホルモンの分泌に良いとされ、
- 美肌
- 若返り
- 疲れやストレスの緩和
…などの、女性にはうれしい効果が!
この他にも、桜の花の色は色彩心理学的に【美と愛を表す色】と言われます。
女性的な波長を持ち、優しさや母性・寛容な気持ちを育み、心の傷や痛みを癒してくれる…
こういった色の効果が期待できるのが桜色。
桜の花を使ったウエディングは、花嫁の門出にピッタリというワケです。
まとめ
いかがでしたでしょうか~!
桜の花言葉は、
- 優れた美人
- 純潔
- 精神美
- 淡白
- ごまかし
- 優美
- 豊かな教養
- しとやか
- 良い教育
- 気まぐれ
- あなたに微笑む
といった美しい言葉たち。
神話やウエディングのマメ知識も合わせて、お花見でちょっと披露したくなっちゃいますよね♪
コチラの花言葉もオススメ。
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