5月の大型連休!いやっほう~!と、あれこれレジャーの予定を立てている人も多いでしょう。
しかし、ちょっと気をつけてほしいのは、
「5月の連休の遊びは、疲れを残さない程度にネ…」ということ。
5月の連休明けは、大きな鬼門。
そう、いわゆる【五月病】が発生しやすくなる頃なんです。
- 五月病ってなに?
- なりやすい人の特徴があるの?
- 私は大丈夫でしょ?
って思ってるアナタ!
今日は、自分もなるかもしれない「五月病」のこと、一緒にチェックしていきましょう。
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まず、「五月病」って何?
4月というのは心機一転、入学・転職したり、異動や転勤などで、環境が変わることが多い季節。
環境が変わったとき、
人なら誰しも「適応しよう」としますよね。
しかし、うまく適応できないと憂鬱な気分になってしまうもの…。
これが、五月病です!
ちょうどゴールデンウィークを過ぎた頃に発症するケースが多いので、医学的な病名ではないのですが五月病と呼ばれます。
「放っとけば治る」と楽観視されがちですが、
五月病をこじらせてうつ状態になり、会社に行けなくなった・退学した…なんてケースも多々。
「五月病なんて…」と軽んじてはいけないのです。
五月病になりやすい人の特徴とは!
基本的には性格的に、
…というタイプの人がなりやすい。
1人で抱え込んで、
「きちんとしなきゃ…ちゃんとやらなきゃ…」と気負い過ぎちゃう人ですね。
それに加えて、以下のような状況が当てはまる人は、さらに要注意なんです。
社会人、学生で分けて、それぞれの特徴を見てみましょう。
【社会人編】
- この春に異動・転勤になった人、転職した人
- 上司や同僚、部下の異動などで、職場の雰囲気や人間関係、仕事の進め方がガラリと変わった人
- 最近に昇進して新たな責任が加わった人
- 新しいプロジェクトや仕事を任された人
- メンタルや体の不調で復職してから半年以内の人
- 1~3月が繁忙期で、長時間残業を月単位で行っていた人
【学生編】
- 受験を達成して、燃え尽き症候群状態に陥っている人
- 入学・進級で環境が変わって、周りにうまくなじめない人
いろんなシチュエーションを書きましたが、
シンプルにまとめると、
【変化が多かった人・大きな変化を経験した人】ということ!
当てはまる人は注意です。
五月病の症状の特徴とは
いわゆる五月病と呼ばれる【抑うつ状態】になると、次のような症状があらわれます。
抑うつ状態の8症状
- 何となく気分がめいる日・時間が増える
- 体がだるい、気力が出ない
- 今まで気軽にできていた日常的な家事や趣味の活動が面倒になる
- 他人に会うのが何となくおっくう
- やる気が湧かず、会社に行くのに抵抗を感じる
- 原因不明の頭痛・胃腸の不調・めまいなどの体調不良がしばしば起こる
- 「寝つきが悪い」「何回も起きる」「早朝に目覚める」など、熟睡できない夜が増える
- イライラしたり落ち込んだりと感情が不安定になる
こういった症状は、ごく軽くて生活や仕事にそこまで支障がないレベルから、
遅刻や欠勤が増えたり、仕事や生活に悪影響が出るような病的なレベルまでさまざまです。
症状が重いと、
『抑うつ状態・適応障害・うつ病』などの病名のついた診断書を提出して、自宅療養となるケースも。
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五月病とうつ病の違いは?
のが大きな特徴。
五月病では、自尊心が保たれているのが特徴なんだそうです。
五月病の場合だと…
- 「この会社は自分に合ってない」
- 「自分がやりたかったのはこんな仕事じゃない」
という感じ。
もどかしさの原因を、
会社や仕事・周囲の環境など自分のまわりに求める傾向が強いのです。
一方、典型的なうつ病の場合は…
- 「自分に能力がないからだ」
- 「怒られるのは自分のせいだ」
など、
自罰的な考えになりやすいんですね。
どちらも、考えが堂々巡りすることで心身が消耗し不調となってしまいます。
五月病の予防する7つの方法
深刻な五月病を予防するには、以下のような方法が有効です!
- 趣味やスポーツでストレスを解消する
- 対人関係を忘れるぐらい、趣味に没頭し熱中する
- ぬるめのお風呂にゆっくり入る
- 好きな音楽を聞く
- カモミールティーや少量のお酒などを飲んでリラックスする
- 映画やコンサート、旅行などに出かけて気分転換する
- 新しい目標を見つける
また【食生活】も予防するのに重要!
五月病の憂鬱な気分は、
脳内のセロトニンという物質が不足していても起こりえます。
セロトニンの原材料であるトリプトファンを含んだ、
- バナナ
- 乳製品
- 卵黄
- ナッツ類
- 大豆製品
- 赤身の魚
…などの食品を意識的に摂取して、セロトニンの分泌を促しましょう♪
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