「もう限界…会社辞めよう!」
そう決断したアナタ。
自主退職する際に必ず聞かれる【会社を辞める理由】で悩んでいませんか?
よく聞かれますが会社を辞める理由は、
全くの嘘でも問題ありません!!!
むしろ、本当のことを言う方がアウトなパターンのほうが多いくらいです。
会社を辞める理由なんて、「会社に不満がある」がほとんどです。
- うまくいかない人間関係…
- つまらない仕事…
- 少ない休みに多い残業…
- 雀の涙の給料…
もし、こんな不満を「会社を辞める理由」としてズバっと言ったが最後、
退職までの残り期間、会社に居づらいでしょうし、嫌がらせを受ける可能性だってあるかもしれません。
本当の事を言うばかりが良い事ではないんです。
会社を辞める理由は嘘をつくのが基本!
- 嫌悪感を抱かれずにサクッと辞められるウソ
- 誰にも迷惑をかけず、誰も傷つけないウソの退職理由
そんな嘘のリアルを掘り下げてみましょう。
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会社を辞める嘘の例文5選
ウソ理由①「他にどうしてもやりたい仕事ができました」
最も無難です!
「今の会社ではできない、他にやりたい仕事ができた」という理由ですね。
前向きかつ、今の会社に対する批判にもなりません。誰も嫌な思いをせずスムーズに退職することができます。
似ていますが、ステップアップ・キャリアアップという理由はNGになりますね。
「ウチの会社は踏み台か?」「ウチの会社はレベルが低いって意味?」と捉えられる可能性があります。
ウソ理由②「家庭の事情で辞めざるを得なくなりました」
- 家族の介護
- 夫の転勤
- 遠方への引越
などの家庭の事情は、強く突っ込んで聞かれることも少なく、仕方ないと思ってもらえる強い理由。
※ただし、調べれば簡単にバレるような理由はキケンですので気をつけて※
ウソ理由③「家業を継がねばならなくなりました」
自分の両親や結婚相手の両親が自営業をしているなら、それを継ぐという理由もトラブルになりにくいですね。
ただし、「入社時は継ぐつもりはなかったんですが…」という設定はハッキリしておいたほうが吉。
ウソ理由④「新しい事にチャレンジしたいんです」
海外留学、まったく異業種の資格取得…
あるいは、小説家やバンドマンになる夢が諦めきれなくて、なんてのもアリっちゃアリでしょう。
この理由でいくには夢を語る演技力が必要。
大抵は、「止めた方がいい、うちの会社に一生務めた方が安定してる」なんて引き留められます。
どうしても達成したい夢なんだと、ごり押しできる精神力がないと難しいですよ。
ウソ理由⑤「病気のために働けません」
この理由はマイナスになるのであまりオススメできませんが…確実に辞めるにはうってつけの理由です。
「精神系の病気」が目に見えない病気なので、確かめようがなく1番理由にしやすいですね。
診断書が必要となっても、精神系の病気であればカンタン。
鬱病の症状をネットで調べ、心療内科で医師にその症状を述べ「会社から診断書を求められている」と申し出れば手に入ります。※マネしないでくださいね※
退職時のイメージとしてはマイナスになりますが、1つ利点として、
失業保険の3ヵ月の空白期間がカットされて即給付される可能性があるのも魅力です。
再就職の時に好印象になる退職理由とは?
これは断然、
がナンバーワン。
これに近いものとして、
- スキルアップをしたかったから
- ナンバーワンになったので、前職ではそれ以上の成長が見込めなかったから
なども印象よし。
上昇志向が強いことをアピールできる退職理由であると、再就職にも好印象ですね。
なる早で辞めたい!最短でいつ辞められる?
本当に早く辞めたいならば、
です!
しかし、会社によっては辞める時にトラブルになることも少なくありませんので、労働基準法にのっとった退職手続きを行うのがベスト。
〈退職手続きの流れ〉はこんな感じです。
法律上は、【2週間前までに退職届を提出】することで辞めることが可能です。
しかし、会社も人員補充や引継ぎなどの問題があるので、できれば1ヶ月以上前に退職届を提出するのがマナーです。
「どうしても耐えられない…もう無理」
というような場合は、とにかく早く辞められるよう、すぐに退職届を提出しましょう。
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3ヶ月〜1年待てるなら「お得な時期」に退職せよ!
一般的に多い退職時期は12月と3月でしょうか。
年末・年度末という区切りの時期なので、退職のタイミングとして選ばれやすい傾向がありますね。
ただし!
この【辞めるタイミング】によっては、損をする人・得をする人に分かれます。
退職時期を考える上で重要なポイントは2点。
- 転職に有利な時期か
- ボーナスがもらえるか
コレ、けっこう大事でしょ?
どっちを重視するかで退職時期は変わるんです。
①転職が有利な時期にあわせて退職!
10月・3月が最も求人の多い時期です。
求人の見つかりやすさを重視したいなら、求人が多いタイミングに転職活動を行えるようにスケジュールを組むのが◎。
求人数のピークである10月に合わせるなら、
9月から転職活動を行う
↓
11月前半に内定をゲット
↓
退職交渉をする
↓
引継ぎをする
↓
引継ぎのあと冬期休暇と有給消化を消化
↓
12月末に退職
こんなスケジュールがお得ですね。
3月も退職者が多いのでどの企業も欠員補充の求人を出しますが、転職活動の時期としてはオススメできません。
3月末~4月は人事部門も繁忙期なので、面接が組まれにくい・選考が進み辛いんですね。
ですので、繁忙期前に内定を獲得できるよう、
1月から求人を探して3月末退職か遅くとも4月の退職を目指すのがいいかもしれません。
②ボ-ナスをもらってから退職!
ボーナスをもらってから退職するのも1つ。
一般的な会社員のボーナス支給は、6~7月頃と12月頃ですね。
ただし!
この支給日の直後に退職日を決定すると賞与を受け取れなくなる可能性が!
支給直後に退職するためには、支給日前に退職交渉を行う必要がありますが、
退職意志を伝えてしまうと、退職日を早められて【ボーナスがもらえないor支給額を減らされる】恐れがあるんです。
確実に賞与を受け取ってから退職するには、
と心得て!
「バックレ」!2度と行かないで退職するのは…?
バックレ退職。
もう最後の最終の手段ですね。このバックレ退職をした場合の問題点も、知っておきましょう。
「バックレ退職」による会社の損害・ダメージは…
労働者が突然会社を辞めれば、会社が大なり小なり迷惑を被ることは想像できます。
例えアルバイトでも本人に任されている仕事がある以上、引継ぎもなく穴埋めもできなければ会社の運営に影響が出ます。
そして、【労働者を雇って一人前に育てるのに会社は時間もお金も掛けている】というのも大きなダメージポイントです。
会社の損害賠償請求が認められる可能性は?
では、会社は上記のような損害を労働者に請求することができるのかというと…
結論から言いますが、
のようです。
労働者は会社に比べて資力に乏しいという理由で、過失による小さな損害などの仕事に内在するリスクは会社が負うべきだと考えられています。
実際の判例でも、
重過失(故意などで明らかに悪いこと)があった労働者への損害賠償請求ですら、会社は損害額の4分の1程度しか労働者に請求できない。
という判断がされたことも。
基本的には労働者が圧倒的に有利ですね。
退職による具体的な損害とは?
また、トツゼン自主退職した労働者に損害賠償請求をしたくても、
のが事実です。
飲食店のバイトが突然バックレたら、その日は少ない人数で回してテンヤワンヤで…
と大変なわけですが、
だからといって会社に「具体的な金銭の損害が発生したか?」というと、そうじゃないですよね?
じゃあもう1つ。
会社モチで資格を取らせた労働者が突然辞めた場合なら、研修費用は損害額として計算しやすい気がしますよね。
しかし、
労働者にとっては【研修を受けたり資格を取得したりすること自体が仕事】だったわけです。
仕事なんだから会社が費用を負担して当然。そこに損害は発生しないんですねー。
よって、
「退職したら研修費用を請求する」と、もし会社が言ったとしたらOUT。
【会社が労働者を金銭面で脅して会社に足止めをしている】と見なされ、労基法にひっかかることになります。
契約期間中の退職は損害賠償請求の対象になる!?
労働契約を期間を区切って締結していた場合(平成〇年〇月〇日~〇月〇日まで)は、
のでご注意を。
正当な理由なく労働契約を解除すると、相手方に生じた損害賠償をしなければいけない。
と労基法に明記されています。
正当な理由がない限り、
期間途中で自主退職することはできないことになっているのです。
退職届ってどう書くの?
退職届には、退職の理由などを詳しく書く必要はありませんよ。
会社にフォーマットが用意されていることもありますが、なければ以下を参考に作成してくださいね。
【退職届】
私事、一身上の都合により、来る平成○○年○月○日をもって退職致します。
平成○○年○月○日
○○事業部○課 退職太郎 印
○○株式会社 代表取締役○○殿
管理人も今の仕事(ブログ運営)を本格的にやるために、10年勤めたブラック会社とおさらばしました♪
退職届に書いたことは↑と全く同じです!
【退職願】【退職届】【辞表】の違い
【退職願】
雇用契約の解約を願い出る(申し込む)書類。
会社が承諾することで退職(解約)となります。出した時点では退職となりません。
また、相手が承諾するまでは撤回することができるのも一つの特徴です。
【退職届】
会社への最終的な意思表示であり、届が受理される=退職確定です。
※退職願と違って、特別な事情がない限り撤回することはできません※
【辞表】
【役員・役職のある人】が辞める際に用います。
退職願は、従業員が使用者に対して退職(雇用契約の解約)を申し出るもの。
使用者側が退職を申し出る場合は、退職願ではなく辞表となるわけです。
同様の理由から公務員も辞表を使います。
まとめ
会社を辞める理由を伝える際には嘘でもヨシ。
とにかく、
- 変に思われず、残りの会社生活を問題なく過ごすことができる
- 引き止めに合わないようにする
ことが大切ですね。
ただし、「パワハラを受けた」など、場合によっては本当の理由を言った方が良い場合もありますよ。
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