歳をとるほど健康には気をつけたいもの。
毎日の健康管理は当然として、中年にさしかかるころにはぜひ考え始めたいのが、
人間ドックの受診ですね。
自覚症状はなかったのに、人間ドックで大きな病気が早期に発見できて命拾いした…という話は珍しいことではありません。
特に“ガン”などは早期発見&治療が重要。
そう思うと、1年に1度は人間ドックを受けておきたいものです。
となると気になるのが、「けして安くはない」と噂の料金面について。
今日は、【人間ドックの料金相場】をピックアップしていきます!
検査項目やオプション、使える保険なども、知っておきましょう。
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人間ドックの料金の相場 っていくら?
ザックリですが、人間ドックの費用相場は、
と思っておきましょう!
基本的な人間ドックは、外来や短期入院で行われます。
1泊2日の人間ドックの場合、検査項目はおよそ100項目!けっこう多いでしょう?
よく、「健康診断を受けてるし、大丈夫」と思ってる人がいますが、健康診断は多くても15項目しか検査しないのです。
この数の差は歴然!
詳しい検査をしたい人は、人間ドックがオススメというワケです。
また、「基本的な人間ドック+脳ドック」「基本的な人間ドック+婦人科健診のレディースドック」
を組み合わせたものもあります。
- 【人間ドック+脳ドック】・・・平均60,000円
- 【人間ドック+レディースドック】 ・・・平均50,000円
が、おおよそ目安の料金でしょう。
人間ドックは受ける施設によって、価格がけっこう違います!※検査方法や項目も変わります※
人間ドックは自由診療ですので、施設で料金を自由に設定できるんです。
医師や看護師などのスタッフ数も施設によって違いますし、地域差や立地など施設の状況も、価格差に影響するみたいです。
施設を選ぶときは健診費用で選ぶ…というのも、ひとつの選択肢ですネ。
人間ドックの検査の項目って?オプションはどんな感じ?
まず、一般的な標準の検査内容は、以下のようなものです。
<標準の検査項目>
- 身長・体重・腹囲・肥満度測定
- 血液検査
- 胸部レントゲン
- 尿検査
- 便潜血
- 肺機能
- 上部消化管(胃)X線
- 腹部超音波
- 心電図測定
- 眼底・眼圧
- 視力・聴力
これら以外の検査は、自分がやりたいモノだけ選べる“オプション”になるので、別料金がかかる…という感じですね。
<オプション別の検査項目>
- 頭部MRI
- 胸部CT
- 腹部CT
- 大腸CT
- マンモグラフィー(乳房X線)
- 甲状腺超音波
- 頸動脈超音波
- 乳房超音波
- 心臓超音波
- 下腹部超音波
- 骨密度測定
- 体組成測定
- 上部消化管(胃)内視鏡
- 下部消化管(大腸)内視鏡
- 24時間血圧計
- 24時間ホルター心電図
- 腫瘍マーカー(癌の血液検査)※種類があります
- VSRAD(MRIでの認知機能検査)
- 負荷心電図
よく選ばれる主なオプションは、こんなところ。(もちろん、細かく述べればまだまだありますよ~!)
オプションの組み合わせによって割安になる「セットメニュー」などを実施している病院もあります。
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ちなみに…1番高い検査はコレ!必要か否かはアナタ次第です。
どこの人間ドックのHPを見ても、おそらく一番高いお値段になっているのが、
だと思います。
その料金は、20,000円~
30000円を超える施設もたくさんあります。
さて、じゃあこの検査はナニをするの?と疑問に思いますね〜コレは、
- 脳動脈瘤・脳血管障害のスクリーニングをする検査
ちょっと難しいですネ(笑)。
簡単に言えば、
脳の血管に異常がないかを調べてくれるのです。
さて、じゃあ〜この【頭部MRI】
「必要か?」と言われれば、個人的には「絶対にオススメしたい!」ですね。
というのも私自身が、
この頭部MRIで脳動脈瘤を発見したことがあるからダ!!!
まだ30代で、「自分が脳卒中を起こす可能性の高い人間だ」なんて、思いもよりませんでしたよ(マジ焦り)
検査結果のおかげでタバコもスッパリやめられたし、寿命が延ばせたんじゃないかな~という思いはありますネ。
各種保険と補助金サービスで料金が割引になる!?
人間ドックは病気の治療ではないため、
【健康保険】は利用できません!
しかし、
加入している国民健康保険や社会保険、場合によっては、生命保険などの民間保険の補助金を受けて、費用の負担を減らすことができます。
【国民健康保険】に加入している人は…
各市区町村で補助金があります。
お住まいの地域の役所へ申請をしましょう。
【社会保険】に加入している人は…
加入している健康保険組合や、健康保険協会の補助を受けられます。
ただし、以下の点にご注意を!
- 受診医療機関の指定が有ることも!しっかり確認を
- 申請可能な回数が決まっていることも!毎年受ける人は要チェック。
- 補助が利用できる年齢に制限があることもあるので確認しましょう
- 健康保険協会の場合は、所属する組合で待遇が異なるので内容をきちんと確認
大企業などでは、自己負担なしで人間ドックができる所もありますよ。
被保険者である本人以外の扶養家族も含まれるので、ぜひ確認しておきたいトコロ!
【生命保険】などの民間保険に加入している人は…
保険会社と提携している医療機関で、割引サービスがあることも!
ぜひ確認して利用すべし。
支払い方法と払うタイミングは?
支払いは、普通の診療と同じ!
検査終了後に、カウンターにて必要代金を支払うケースがほとんどです。
多くの施設で、
- 現金での支払い
- クレジットカードでの支払い
ができますよ。
気になるときは、事前にカードの使用可否など、受診施設に問い合わせをしておきましょう。
まとめ
あくまで、今回紹介した内容は「目安」!
金額や検査項目は、医療機関や検査機関によってけっこう違います。
気になる人間ドックを見つけたら、よく調べてから、ぜひ受診してみてくださいネ。
受診の前のはコチラの記事を参考に♪
人間ドックの受診頻度やオプションはコチラの記事で詳しく紹介していますよ。
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