上司

さてみなさん、突然ですが、

「〇〇することは、やぶさかではないという言葉。

 

コレ、どういう意味の言葉か……以下の中から正解を選べますか?

  1. 〇〇は安全ではない、あぶない
  2. 〇〇は気乗りしない
  3. 〇〇はするべきではない
  4. 〇〇は嫌ではない

ひょっとしたら、この言葉自体、聞いたことがないヒトもいるかもしれませんね。

 

今日は、この「やぶさかではない」を解説しちゃいます!

先ほどの答えは記事の中で探してみてネ…♪

 

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「やぶさかではない」の意味とは!

気づき

まずは、「やぶさか」とは何なのか?というトコロから説明しますネ。

 

この「やぶさか」というのは、

  • 「気が進まない」
  • 「気乗りしない」
  • 「あまりやりたくない」

といった、どちらかというとネガティブな表現の言葉なんです。

 

で、重要なのは今日のテーマである、「やぶさかではない」という言葉!

そう〜「やぶさか」に、

否定の「で は な い」が付いてますよね?

 

つまりこれ、

 

やってもいいですよ♪という、肯定的な意味になるのです。

 

あなたが誰かに、「頼む、〇〇をやって欲しいんだけど…」と頼んだとき、「うむ、やぶさかではないよ」と言われたら、

素直に「ありがとう!」と答えるのが正解、というワケ♪

 

目上の人にも使っていい言葉なの?

悩む女性

なんとなくその独特の語感から、上の立場から言っているような言葉にも感じますよネ。

部下から上司には、言っちゃダメなんじゃないかな~と思ってしまいませんか?

 

実際は、そういった意味は含まれません!

敬語として、目上の人にも使用してOK。

 

その場合は、

  • 「やぶさかでありません」
  • 「やぶさかでございません」

というふうに表現しましょう。

 

ただし、「やぶさかでございません」を使用するシチュエーションというのは、

そのあとに「…が、」と繋げて、

少し相手への要求を含むような返事として使用するケースが多いです。

 

立場やTPOを考えて「喜んでさせて頂きます」

とストレートに協力する意を表した方が良いシチュエーションもあるかもしれませんね。

 

「やぶさかではない」の語源は?

白黒の本

この「やぶさか」という言葉は、けっこう歴史が古いみたい!

もともとは、

【物惜しみするという意味の動詞である「やふさがる」という言葉】

【ケチの意味の形容詞で「やふさし」という言葉】

 

が語源と考えられており、

これらは平安時代から使われていたそうなんです。

 

鎌倉時代以降、上記の表現はだんだんと使われなくなりました。

そして代わりに、「やふさ」に「か」を付けた形である「やふさか」という言葉が使われるようになり、

その後「やぶさか」と変化していったんですって。

 

どんなシーンに使う言葉?正しい使い方と例文を紹介!

お爺さん

通常は、【何かをお願いされた時に使う言葉】と覚えておきましょう!

 

イメージとしては、 

二つ返事で「いいですよ!」と答えるのではなく「おおむね了承するよ~」というときに、

「やぶさかではない」と使う、という感じです。

 

具体例はコチラです。

【正しい使い方の例文】

  • 彼の業績と昇給を認めることに、やぶさかではない。
  • 協力することにやぶさかではありませんが、資金面についてご相談させてください。
  • 参加することはやぶさかでないのだが、日曜日しか行けないが良いだろうか?

 

まだ、安心しちゃダメですよー

 

間違いやすいのは、コレ!

  • 「あまりやりたくないがやってもいい」
  • 「いやだけれど仕方なくやる」

という意味での誤用がとても多いので注意!

 

僕にはメリットが何もないが、上司に言われたので参加することもやぶさかではない」のような使い方は×ですネ。

 

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似た言葉には、こんなものがあります。

学校

「やぶさかではない」の類義語や言い換えとして使える言葉は、

  • 反対しない
  • 喜んでする
  • 構わない
  • 賛成する
  • 異存はない
  • 承諾する

などが挙げられます。

あわせて覚えておくと便利ですね!

 

「まんざらでもない」とは違うの?

クエスチョンマーク

「まんざらでもない」を類語のように捉えている人も、たまにいますね!

「まんざらでもない」というのは、

【悪いわけではないが、積極的に良いわけでもない】という意味の言葉

 

そう!

 

「やぶさかではない」の方が、

積極的に「良い」「賛成」を表現している言葉となるわけです。

 

このへんを理解してサラリと使い分けられたら、ちょっと周りを「オッ!?」と思わせられちゃうカモ♪

 

まとめ

  • 「やぶさかではない」 は、「やってもいいですよ♪」という、肯定的な意味
  • 目上の人にも使っても大丈夫!
  • 語源は古く、平安時代から使われる「やふさがる」「やふさし」
  • 通常は、何かをお願いされた時に使う言葉である
  • 「いやだけれど仕方なくやる」という意味での誤用がとても多いので注意
  • 「まんざらでもない」より「やぶさかではない」の方が、積極的に「賛成」を表す言葉

「やぶさかではない」って、ちょっと回りくどく、使われにくい言葉なのは事実!(笑)  

「やぶさかではありませんが…」

“喜んで協力はするが、こちらの条件も聞いてほしいな~”という、日本人好みの婉曲的な表現、と言えるかも。

 

「あまり張り切ってるようには感じられたくないぞ~」「ちょっとモッタイつけておきたいぞ~」

という、オトナの事情(笑)があるときに、「やぶさかでない」を使ってみると、イイかもしれませんね。

 

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