お年玉

子供の頃、お正月の楽しみと言えばお年玉。

お年玉で何を買おうかな…?

といつも楽しみにしていたイベントの1つでした。

 

日本では当たり前のお年玉ですが、

私がホームステイしたオーストラリアではお年玉という文化はありませんでした。

これは文化の違いなのか、習慣なのか…。

 

今回はお年玉の由来について紹介したいと思います。

 

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お年玉の語源や由来は何?

鏡餅とポチ袋

調べてみると、なんと、

かつてのお年玉はお餅だったようです!

 

お年玉とは、年初めに年神様に奉納された鏡餅を参拝者に分け与えたことから来ているといわれています。

これを持ち帰った参拝者が、

家族や使用人に砕いて半紙に包み分け与えたのがお年玉の由来です。

 

他にも年初に分配されることから、

年の初めの賜物(たまもの)で「年賜(としだま)」が変化したといったという説や、

鏡餅が丸いことから、「お年玉」になったとする説もありますが、

どれも「歳神様」に由来するようです。

 

お年玉は原点は魂だった?

石像

かつてはお餅だったお年玉。

餅は餅でも単なるお餅ではなく「」を象徴しているものでした。

昔は年の初めに年神様から新年の魂を分けていただく、つまり毎年一年分の力を授かると考えられていました。

 

どうやって神様から魂を分けてもらっていたかというと、鏡餅は年神様の依り代なので、

家にいらした年神様は鏡餅に依りつきます。

 

すると、鏡餅には年神様の「御魂(みたま)」が宿り、この鏡餅の餅玉が年神様の御魂であり

その年の魂となる「年魂(としだま)」です。

 

そして年魂をあらわす餅玉を、

家長が家族に「御年魂」「御年玉」として分け与えた。

これがお年玉のルーツなんです。

 

いつからお金を渡すようになったの?

扇子

かつてはお餅がお年玉でしたが、ではいつからお金に変わったのでしょうか。

 

それは、室町時代からだと言われています。

当時は茶碗や扇等が贈り物として用いられたようです。

 

お餅からお金に変わった理由も、

お餅の形が丸いため、銭(お金)に見えるからとも言われています。

 

かつては、師匠から弟子へ主人から使用人へなど、目上の人から目下に向けて送られていました。

 

ですが、現代では古来の関係性は失われ、

親から子供へ親戚から子供へといった風習が定着しています。

 

もし現代社会で古来の風習が残っていたとしたら

会社員務めの人は年明け早々、

上司からお年玉をもらうことができたのかもしれませんね。

 

お年玉は何歳からあげるの?

お金と少女

実際、0歳時でもお年玉を渡すのか悩ましいですよね〜

 

物ごころがついていない時にお年玉をあげても分からないだろうと思い、甥っ子には0歳時にお正月用の洋服をあげました。

友人の中には0歳時から甥っ子・姪っ子にお年玉を渡す友人もいます。

 

ではいつからお年玉をあげるのが適切なのか調べてみると、

私のように生まれた年から2歳くらいまではお年玉のやり取りをしない人、

赤ちゃんの時期はお金ではなく、

おもちゃや洋服・お菓子などにしている人がいるみたいです。

 

もちろん0歳からお年玉をあげる人もいます。

0歳からお年玉を上げる人は、

子供にあげてもわからないので両親に渡したりするようです。

 

甥っ子姪っ子が増えると嬉しいことではありますが

お正月早々、莫大な金額がなくなる行事の一つになりそうですね。

 

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ポチ袋の意味とは?

たくさんのポチ袋

ポチ袋って様々な種類がありますよね。

キャラクターものやお正月らしくおみくじがついているもの。

幼少のころは、お年玉はもちろんですがポチ袋を見るのも楽しみでしたね。

 

ではポチ袋はなぜポチ袋というのでしょうか?

 

ポチ袋の「ポチ」は、ほんのわずかなという意味の関西弁「ぽちっと」や、

関東弁の「これっぽっち」という言い方から来ているそうです。

 

結婚式などに使用する本格的なご祝儀袋に比べ

お年玉袋は小さい上、入れる金額も少ないので、この呼び名がついたと言われてます。

 

ポチ袋の語源ってもう少し深い理由があるのかと思いましたが、まさかの言い方からの由来だったのですね。

 

海外にもお年玉文化はあるの?

国旗のおもちゃ

個人的な意見ですが、

クリスマス文化がある国にはお年玉文化はないのでは?と思っていますが、

実際のところはどうなのか調べてみました。

<香港(中国):利是(ライシー)>

旧正月などに配るお金のこと。

赤い袋や紙に包んで渡されるため、中国本土では「紅包(ホンバオ)」と呼ばれます。

このライシー、日本と違うのは大人でもあげたりもらったりする事ができ、

未婚の人は何歳でももらえます。

<ベトナム:ムントゥオイ>

ムントゥオイ(Mung Tuoi(南部ではリーシー Li Xi)というお年玉をもらうと、

新しい年に幸運が訪れるとされています。

入れるお金は新札で赤色の種類の紙幣が喜ばれるそうです。

<台湾:紅包(ホーンパオ)>

普通は目上の方からいただく物ですが、子供が独立・社会に出たら立場がになります。

両親はあげる立場じゃなく、子供からもらう立場になるのです。

<インド:カンジャク>

ラーマ王が信仰していたドゥルガー女神に因んで、

近所の女の子を家に招き、お菓子やご馳走、お小遣いをあげます。

 

まとめ

  1. かつてのお年玉はお餅だった。
  2. お年玉の役割だったお餅は、魂を表していた。
  3. 江戸時代からお餅からお金に変わった。
  4. お年玉は0歳からあげる人、赤ちゃんの時はプレゼントを渡す人等様々。
  5. 香港、ベトナム、台湾、インドでお年玉文化がある。

 

「お年玉=お金をもらえるイベント」としか考えていなかった、お年玉。

本当は、神様から頂くお餅が由来していたとは想像もしていませんでした。

今回、この記事を読んだあなたはお年玉についてばっちり知識を得ることができましたよね。

2017年にお年玉を渡す時には、お年玉の由来も伝えてみてはいかがでしょうか。

 

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