いろんな花がある中で、バラは少し特別な存在。
抜群の存在感があって、花束の中に2~3本入れるだけで、華やかさがグッとアップします。
誕生日、結婚記念日、退職のお祝い、母の日、還暦祝い、プロポーズ……あらゆるお祝いやイベントで人気がありますし、
贈る相手を選ばないというのは、バラの最大のメリットですね。
そんなバラは、
「色」や「本数」によって、それぞれ違う花言葉を持っています。
また、バラ同士の色の組み合わせによっても、意味が変わってくるんですよ。
今日は、
「バラを贈りたいけど、何色を?何本?って花屋で言ったらいいのかな~」
と思ってこのページにたどり着いたアナタ必見!
「気持ちを伝えるための、バラの花言葉選び」を一挙にご紹介します♪
花言葉の中から、伝えたいメッセージにピッタリなバラを見つけてくださいね。
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本数で違う!バラの花言葉たち
バラは1本〜999本まで!
本数それぞれに、いろんな意味の花言葉がズラリとあります。
さっそく、見ていきましょう。
*本数別の「バラの花言葉」*
- 1本 「一目ぼれ」「あなたしかいない」
- 2本 「この世界は二人だけ」
- 3本 「愛しています」「告白」
- 4本 「死ぬまで気持ちは変わりません」
- 5本 「あなたに出会えた事の心からの喜び」
- 6本 「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」
- 7本 「ひそかな愛」
- 8本 「あなたの思いやり、励ましに感謝します」
- 9本 「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてください」
- 10本 「あなたは全てが完璧」
- 11本 「最愛」
- 12本 「私と付き合ってください」
- 13本 「永遠の友情」
- 15本 「ごめんなさい」
- 21本 「あなただけに尽くします」
- 24本 「一日中思っています」
- 50本 「恒久」
- 99本 「永遠の愛、ずっと好きだった」
- 100本 「100%の愛」
- 101本 「これ以上ないほど愛しています」
- 108本 「結婚して下さい」
- 365本 「あなたが毎日恋しい」
- 999本 「何度生まれ変わってもあなたを愛する」
告白のシチュエーションなら、
両親へのプレゼントなら、
奥さんへのプレゼントなら、
…なんていうふうに、使い分けるとイイですね!
鉄板のオススメは、
「108本」の花束でのプロポーズ!
贈るときには、必ず本数の意味も彼女に伝えましょう。
(花屋に注文をするときは、3日以上まえに事前予約が必須ですよ♪)
色が変われば花言葉も違う!
今度は色ごとに、花言葉を見ていきましょう。
バラは日々、世界中で新品種が産まれています。その数は、いまや数万種以上!
ですから、「品種ごと」よりも「色ごと」で花言葉をとらえるのが一般的です。
*花屋ですぐ買える!メジャーな色のバラの花言葉*
<赤色のバラ>
愛情や恋心を伝えたいという気持ちを力強く代弁してくれるのが、赤いバラ。
パートナーや家族に贈るのがピッタリですね。
そしてもうひとつ、赤いバラは「美」の象徴!
素敵な女性へ、その美貌を称賛したいシチュエーションにもバッチリです。
<白色のバラ>
清らかな心や、尊敬の念を代弁してくれる白いバラ。
上司や目上の方に感謝を伝えたいときなどにいいですね。
<ピンク色のバラ>
ピンク色のバラはズバリ「上品」と「可愛らしさ」の象徴!
女性へのプレゼントに選べば間違いなし。
<青色のバラ>
結婚のお祝いや、出産のお祝いに贈るとピッタリな花言葉。
<黄色のバラ>
友情を意味する一方、「嫉妬」などのちょっとネガティブな花言葉も併せ持ちます。
花言葉を気にするならば、別の色をセレクトしたほうがいいかも。
<オレンジ色のバラ>
その見た目にも明るい気持ちにさせてくれるオレンジ色のバラ。
友人や同僚への花束にオススメ。
*その他に個性的で特殊な色のバラも存在…*
ここらはクセの強い花言葉も紹介!
「こんなのアリかーい!誰に送るんだ?」というようなものもが存在します。
簡単にまとめてみました!参考までに。
- 緑色のバラ…「穏やか」「希望を持ち得る」
- 紫色のバラ…「誇り」「気品」「尊敬」
- 緋色のバラ…「灼熱の恋」
- 濃紅色のバラ…「内気」「恥ずかしさ」
- 紅色のバラ…「死ぬほど恋焦がれています」
- 黒赤色のバラ…「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」「化けて出ますよ」
- 黒色のバラ…「貴方はあくまで私のもの」「憎しみ、恨み」「決して滅びることのない愛、永遠の愛」
- 虹色のバラ…「無限の可能性」
- 絞り模様のバラ…「満足」
- ドット柄のバラ…「君を忘れない」
- 赤に白班のバラ…「戦争」「争い」
黒い花の花言葉や魅力をまとめた記事はコチラ
世にも希少な黒い花の種類!花言葉がヤバいけど異名がカッコイイ!!
まだ続きますよ(笑)お楽しみに…
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トゲや、咲き方の状態にまで花言葉が!
バラはなんと、トゲにまで花言葉があります。
咲き方の状態や、鮮度(しおれた・枯れた)によっても、花言葉が変わっていくから、驚きです。
中には意味深なものもあるので、要チェック!
〜バラの部位〜
- バラのトゲ…「不幸中の幸い」
〜花びらの種類〜
- 多弁…「私を馬鹿にしないで」「プライド」
- 一重…「純潔な愛」「敬意」
〜咲き方の状態〜
- まだトゲがついていないバラ…「プラトニックな愛」
- 赤いバラのつぼみ…「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」
- 白いバラのつぼみ…「恋をするには若すぎる」「少女時代」
- 満開のバラ…「私は人妻」
- 野バラ…「優しい心」
- ミニバラ…「無意識の美」
〜バラの鮮度〜
- 赤いしおれたバラ…「はかない」
- 白いしおれたバラ…「束の間の印象」
- 白い枯れたバラ…「生涯を誓う」
- トゲのないバラ…「誠意、友情」
- トゲのないバラのつぼみ…「まだ初心で怖い」
トゲや咲き方にまで花言葉があるとは!それだけ、人々に愛されてきた証ですね。
バラ同士の組み合わせにも、意味アリ!
どんなバラを組み合わせて花束にするかによっても、また違う花言葉が生まれるんですよ~!
こちらになります。
- 赤いバラの中に白いバラ…「調和」「結合」「温かい心」「結婚してください」
- 黄色いバラの中に赤いバラ…「あなたがどんなに不誠実でも」
- 3つの蕾に1本のバラ…「あのことは永遠に秘密」
- 2本の花に1つの蕾…「あのことは当分秘密」
- 2つの蕾に満開の花…「秘密」
- 草花にバラ1輪…「何でも望むものを友達から受けることが出来る」
「秘密」…など、ちょっぴり怪しげな花言葉も多いですね。
オススメは、赤いバラの中に白いバラの組み合わせ!
本数の花言葉と合わせて、「108本」(結婚してください)の花束を、赤バラの中に1輪の白いバラを混ぜた組み合わせにすると、
より強いプロポーズのメッセージになりますよ。
予定中の方はコチラから♪
危険!ネガティブな花言葉
ポジティブな花言葉が多いなかで、ネガティブなものもあります。
両方の意味をもつバラもありますので、贈る前には一度確認しましょう。
- 黄色…「別れよう」「薄らぐ愛」「恋に飽きた」
- 黄色で中輪…「あなたには誠意がない」
- 黄色で小輪…「笑って別れましょう」
- 赤色に斑点の模様…「戦争」「戦い」
- 黒赤色…「死ぬまで憎む」「化けて出る」「憎悪」「恨み」
- ピンク系…「一時の感銘」
- 白いバラの蕾…「心にもない恋」
- 折れた白いバラ…「純潔を失い」「死を望む」
- 棘…「不仲中の争い」
- 枝…「あなたの不快さが私を悩ませる」
相性がいい花を組み合わせてパワーアップ!
バラを使った花束を作る際、よく組み合わせられるグリーンや花があります。
それらの草花の花言葉も組み合わせて、メッセージ性の高い花束をオーダーしてみましょう。
*トルコギキョウ*
花言葉は…
美しさを象徴する花言葉を持つトルコギキョウ。
バラの花言葉と合わせると、女性の美しさを称える優美な花束に。
*ガーベラ*
花言葉は…
主役級の存在感を持つガーベラですが、バラとうまく調和します。
花言葉がポジティブなので、明るい花束になります。
*カスミソウ*
花言葉は…
細やかな白い花のカスミソウ。花束には欠かせない存在です。
*ダリア*
花言葉は…
大女優を思わせるような気品を放つダリア。
バラと合わせて、最上級の美を称える贈り物になりますね。
*カーネーション*
花言葉は…
いろんな花との相性がいいのも特徴。花びらが厚くしっかりしているため、ブリザーブドフラワーにも向いている花です。
*ヒペリカム*
花言葉は…
オトギリソウ科オトギリソウ属。6~8月に黄色の花が咲きます。
赤やピンクの実が、花束に彩りを添えます。
*グニーユーカリ*
花言葉は…
開花は6~8月です。花束によく使われるグリーンです。
主役のバラを引き立たせる素晴らしい脇役。
*ドラセナ・ゴッドセフィア*
花言葉は…
大振りの葉が、バラのゴージャス感を高めてくれます。
バラの花言葉が多い理由は歴史にアリ!
バラの歴史は古く、5000年以上前にはすでに地球に存在していたといわれています。
かの有名な、エジプトのクレオパトラも、バラに魅せられていたひとり。
その部屋には、バラの花びらが敷き詰められていたといわれています。
この時代には、すでにエジプト周辺ではバラの栽培がされていたと推測されています。
中世のヨーロッパでは、バラは神にささげる神聖なものとして、教会や修道院だけがその栽培を許されていました。
そんなバラの栽培技術が発展したのは19世紀。
ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌがバラを愛し、世界中のバラを集めたといわれています。
その影響でヨーロッパの貴族階級の間では大流行していたそう。
それを機に人工交配の技術が加速して、以降、新しい品種が次々に生み出されるようになっていったのです。
そして明治時代の日本に伝わったとされています。
花言葉は言い換えるなら古くからの風習のようなもの。
絶対的な定義と言うのはなく、昔からの言い伝えや、花の印象などから人々が作りあげたものなんですね。
古い歴史があり、長い間多くの人に愛され、数作られてきたバラだからこそ、
これだけたくさんの花言葉や意味が込められた、と言えるでしょうね。
さいごに
以上、バラの花言葉について、ズラリとまとめました~!
愛情や美しさをメインに、本数や色ごとに、バラの数だけの花言葉アリ!
バラの花言葉は、何もかもスケールが大きくて、頭が下がってしまいますね(笑)
アナタが贈りたいのは「お祝い」?「お礼」?それとも「プロポーズ」?
贈りたい気持ちに合わせて、うまくバラをセレクトしてくださいね♪
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