夜の空を彩る星々はとてもきれいですよね。
つい時間を忘れてうっとりと見惚れてしまいます。
ところで、星といえば星座ですがいつ設定されたものなのでしょうか?
私は星座が大好きなので時間があればいろいろと調べちゃいます♪
その結果、超詳しいです!
自分の中に閉じ込めるのはもったいないと思い、できるだけ多くの人に知って欲しいなーという気持ちになったので、
今回は星座の成り立ちや歴史についてのお話をしていきます。
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そもそも星座って何?
そもそも「星座」とはどのようなものでしょうか。
星座とはいくつかの星の配置を結び、その特徴から連想されたものを名称で呼んだものを言います。
その名称にはいろいろと種類があり、
さまざまな地域や文化、
時代に応じていろいろな星座名が用いられているんですよ。
昔の人は星の配置からいろんなものを連想していたと考えると、とても想像力豊かだったんだなぁと驚きますよね。
星座の起源は?いつから存在したの?
では、星座はどのようにできたのでしょうか。
古代エジプトの遺跡では星の並びを人などに見立てた図が発見されています。
これが記録に残っている
最古の星座と言われているんですよ。
ただし、これは現在の88星座に直接結びつくものではないので、現在の星座の成り立ちとは違うようです。
その後、いくつかの星同士を結んで星座を作るという行為がメソポタミア文明に伝わり、
現在の星座の原型ができたと考えられているんですよ。
その中で最初に決められた星座は
「黄道十二星座」いわゆる星占いに使用されている星座になります。
確かな証拠はありませんが、
メソポタミア文明以前から住み着いていた羊飼いによって考えられたという説があります。
黄道十二星座の中にヒツジ・ヤギ・ウシなどの家畜が含まれているのが間接的な証拠ではないかとされていますが、
羊飼いが考えた星座は12個ではなかった可能性もあるなどいろいろな説があるようです。
ただし、この「羊飼い説」は文献や資料がなく
実際資料として残っているものなら紀元前5世紀頃が起源となっています。
その後、黄道十二星座はメソポタミア文明に取り入れられ西洋占星術の基礎となります。
在し、現在まで使用されているということです。
特に西洋占星術に使用されている黄道十二星座は古くから親しまれていたようで、
歴史の古さに驚いてしまいますよね。
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現在の星座はどのように決められた?
星座の起源について学びましたが、次は現在の星座についてです。
現在の星座は1922年にローマで開催された、
国際天文学連合の設立総会で名前と略語が定められ、1928年の第3回総会で各星座の境界線が採択されたことで、
現在使われている88星座が確立しました。
この中には、実は採用されなかった星座もあるんですよ。
例えば「しぶんぎ座」
この星座は現在うしかい座やりゅう座の一部になっていますよ。
しかし今でも名残はあり、りゅう座近辺を輻射点とする流星群は「しぶんぎ座流星群」と名前が付けられているんですよ。
すんげえキレイですよ♪
さらにこれ以外にも非公式な名称はいくつかあります。
例えば、おおくま座のしっぽにあたる
目立った7個の星は「北斗七星」と呼ばれていますね。
これ以外には有名な
「夏の大三角」なども非公式な名称になりますよ。
ちなみに88星座はすべて見ることができるわけではありません。
角度的に日本からは見えない星座もありますので、
残念ながら「星座を全部見てみよう!」と意気込んでも見られないわけです。
また、一部しか見えない星座や特定の地域では見られなかったり、逆に特定の地域だけで見られる星座などもあるので遠出した際には星空を観察してみると普段見れない星座の見え方を楽しめるかもしれませんね。
まとめ
昔の人は星を結んだ線だけで星座を想像していたと思うとその想像力の豊かさに驚かされますね。
星座は古くから人々になじみのあるものだったことがわかります。それほど人々はきれいな星空を眺めていたということなんでしょうね。
すべての星座を見ることは難しいですが、見れるならぜひ見てみたいものです。
昔は今と違って明かりも少なく、高い建物も少なかったのできっと今よりたくさんの星が見えたのではないでしょうか。
またプラネタリウムなどを利用すると普段見られない星座も見ることができるので、興味があったらプラネタリウムの鑑賞会などに行ってみてはいかがでしょうか。
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