安全第一

四つの漢字で成す、四字熟語。

 

数ある四字熟語ですが、

1つ1つしっかり見つめてみると、

  • メチャかっこいい意味を持っていたり
  • 漢字のキマリ加減がハンパなかったり
  • あ、コレ〇〇なシチュエーションで使ってみたいと妄想したり

と、若干日本語オタクな私としては、

暇なときに四字熟語辞典を読めば3日は過ごせそうなくらい興奮できてしまうものです(笑)

 

今日は知っておくと何かの時に使える、

かっこいい四字熟語の世界

をサワリの部分だけでも知ってみて♪

 

【かっこいい四字熟語80選】シチュエーション別8種で10コ選抜!

風林火山

感謝」を表す四字熟語

恐懼感激(きょうくかんげき)

ドストレート!感激し、感謝の思いが溢れている様子。

飲水思源(いんすいしげん)

水を飲むときに、その水源にも思いを馳せることから生まれた四字熟語。

物事の基本を忘れない&受けた恩と感謝の気持ちは忘れてはならないという戒め。

感恩報謝(かんおうかんしゃ)

恩をありがたく思い、その恩に報いること。「感謝」のもとになった言葉。

一言芳恩(いちごんほうおん)

声を掛けてもらった恩を忘れず、感謝すること。

一飯千金(いっぱんせんきん)

少しの恩でも忘れずに、厚い恩返しをすること。

「一飯之恩(いっぱんのおん)」というのも似た意味の四字熟語ですね。

忠孝両全(ちゅうこうりょうぜん)・忠孝仁義(ちゅうこうじんぎ)

どちらも、お世話になった人への孝行を果たすこと。

望雲之情(ぼううんのじょう)

遠い故郷にいる父母を想い、感謝の念を抱くこと。

踊躍歓喜(ゆやくかんぎ)

読んで字のごとく、踊りがるほどの喜びを表す四字熟語。

躍り上がるほどの喜び・感謝の気持ちを伝える言葉。

感恩戴徳(かんおんたいとく)

心からありがたく思うこと。お礼を述べる際によく使われる表現。

一宿一飯(いっしゅくいっぱん)

ちょっとした恩義でも忘れないこと。「一宿一飯の恩義」などと使う。

 

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努力」を表す四字熟語

全身全霊(ぜんしんぜんれい)

自分の全てをかけて物事に取り組むこと。

もう見ての通り、これ以上ないほど頑張る様子を表してますね。

雲外蒼天(うんがいそうてん)

努力した先には、美しい景色が待っているという意味。

一陽来復(いちようらいふく)

厳しい状況が続いても、必ず報われる時が来ること。

「陽はまた昇る」という言葉と同じように使えますね。

完全燃焼(かんぜんねんしょう)

力を尽くして頑張りきること。

愚公移山(ぐこういざん)

どんな大きな目標も根気強く努力していけば、いつか成し遂げられるということ。

一球入魂(いっきゅうにゅうこん)

一つ一つを全力で頑張ること。

「全力投球(ぜんりょくとうきゅう)」も同じ意味ですね。

風狂無頼(ふうきょうぶらい)

妥協することなく邁進すること。

流汗淋漓(りゅうかんりんり)

滴るほど汗を流しながら頑張ること。また、汗が盛んに流れる様子も表す。

万里一空(ばんりいっくう)

目標を見失うことなく、頑張り続けること。

どんなに高みに登っても空は一つという精神的境地から生まれた言葉。

十年一剣(じゅうねんいっけん)

長い間努力や鍛錬を積み重ねること。

十年間磨くことの重みと、その剣の一振りは計り知れない威力があることを表す。

 

未来」を表す四字熟語

大器晩成(たいきばんせい)

時間をかけて努力し、最終的に大きな成功を収めること。

開雲見日(かいうんけんじつ)

暗雲を吹き払って、再び希望を見出すこと。疑惑や誤解が解ける例え。

真実一路(しんじついちろ)

一途に真実を求めて生きていくこと。

一念発起(いちねんほっき)

今までの考えを改め、決めた目標に向けて熱心に励むこと。

換骨奪胎(かんこつだったい)

古いものに新たな工夫を施し、新しいものを創りだすこと。

永劫回帰(えいごうかいき)

宇宙は永遠に循環するが、人間は一瞬一瞬を大切に生きるべきという意味。

磨穿鉄硯(ませんてっけん)

強い意志を貫き、達成するまで意思を曲げないこと。

奮励努力(ふんれいどりょく)

気力を奮い立たせ、努力して進むこと。

勇往邁進(ゆうおうまいしん)

目標に向かって勇ましく前進すること。

初志貫徹(しょしかんてつ)

最初に決めたことを最後まで貫き通すこと。

 

性格」を表す四字熟語

威風堂々(いふうどうどう)

威厳にみちていて立派な事。気品があふれていて堂々としている人柄。

聖人君子(せいじんくんし)

人格に優れ、知識・教養にあふれた、非の打ちどころのない理想的な人物。

博学多才(はくがくたさい)

色々な分野の知識があり、才能にも恵まれている人。

明朗闊達(めいろうかったつ)

明るく朗らかで、些細なことにこだわらない人柄。カラッとした明るい人。

純真無垢(じゅんしんむく)

偽りや汚れのない清らかな心を持っていること。

春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)

態度が温和で、のんびりとした人のこと。

意志薄弱(いしはくじゃく)

意志が弱くて決断力や忍耐力に欠けること。

察言観色(さつげんかんしき)

人の言葉や顔つきをよく観察し、人の性格や思考を見抜くことを意味する四字熟語。

今でいう、「空気を読める人」を表す言葉ですね。

言笑自若(げんしょうじじゃく)

どんな事にも動じず平然としている人。

八面玲瓏(はちめんれいろう)

心が澄み切ってさっぱりしている、交際上手な人。

どこから見ても美しく、曇りがないという意味。

 

良縁」を表す四字熟語

双宿双飛(そうしゅくそうひ)

夫婦の仲がよく、常に離れることがないこと。

つがいが一緒に住み、一緒に飛ぶ様子を表す四字熟語。

鴛鴦之契(えんおうのちぎり)

夫婦の強くて堅い心の結びつきのこと。鴛鴦というのは夫婦仲の良い鳥であるおしどりのコト。

掌中之珠(しょうちゅうのたま)

手の中にある宝、最も大切にしているもののこと。

特に最愛の妻や子のことをいうときに使う。

連理之枝(れんりのえだ)

深い愛情で結ばれた男女のこと。

偕老同穴(かいろうどうけつ)

夫婦の仲がよいことのたとえ。仲のむつまじい夫婦の関係を結ぶこと。

尊尚親愛(そんしょうしんあい)

尊敬して親しみを持って愛すること。

比翼連理(ひよくれんり)

男女の情愛の、深くむつまじいことのたとえ。

夫唱婦随(ふしょうふずい)

夫婦の仲がよいことのたとえ。夫唱は夫が考えを主張することで、婦随は妻が従うこと。

琴瑟相和(きんしつあいわ)

琴と瑟とを一緒に弾じ、その音がよく合うこと。

夫婦仲が極めてむつまじいことをたとえる四字熟語。

才子佳人(さいしかじん)

理想的な男女のこと。才子は才知のあるすぐれた男性のこと、佳人は美しい女性のこと。

 

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凄さ」を表す四字熟語

心堅石穿(しんけんせきせん)

心を強くして、石をも穿つような勢いで努力しつづけること。

一心不乱(いっしんふらん)

心を一つにして目標だけを見つめ、心を乱すことなく粘ること。

奮励努力(ふんれいどりょく)

気持ちを奮い立たせ、目標に向って努力すること。

勇猛精進(ゆうもうしょうじん)

「精進勇猛(しょうじんゆうもう)」も同じ意味。勇気を持って、目標に向って突き進む様子。

不惜身命(ふしゃくしんみょう)

自らの身体や命も顧みずに努力を続けること。

切磋琢磨(せっさたくま)

周囲の人たちと刺激しあいながら、身を削るほどの努力を続けていくこと。

百川学海(ひゃくせんがっかい)

海に流れる川はどれもいつかは海に達することを表した言葉。努力をすれば報われること。

磨杵作針(ましょさくしん)

杵(きね)を磨いて針を作る、気が遠くなるような作業だが、諦めなければ叶うということ。

一労永逸(いちろうえいいつ)

一度苦労をして勝ち取ったものは、ずっと自分のそばに残るという意味。

跛鼈千里(はべつせんり)

跛鼈は甲羅の割れたすっぽんを指す。そんな状態でも千里を歩きぬく、諦めない様子。

 

ネガティブ」を表す四字熟語

絶体絶命(ぜったいぜつめい)

困難や危険から逃げられない様子。

百年河清(ひゃくねんかせい)

どれだけ待っても望みが叶わない様子。

意気消沈(いきしょうちん)

元気をなくし、落ち込む様子。

零丁孤苦(れいていこく)

誰も助けてくれず、一人で苦しむ様子。

自暴自棄(じぼうじき)

希望がなく、自分なんてどうなってもいいとヤケクソになる様子。

会者定離(えしゃじょうり)

出会った者には、必ず別れが待っているという教訓。

青息吐息(あおいきといき)

非常に苦しいときや困り果てたときなどにでるため息。また、そのような状態。

七難八苦(しちなんはっく)

いろいろな災害・苦しみのこと。人間のうけるさまざまな苦難。 

薄志弱行(はくしじゃっこう)

意志が弱く行動力に乏しいこと。物事を断行する力に欠けること。 

意気阻喪(いきそそう)

元気を失う様子。意気込みがくじける様。 

 

恐怖」を表す四字熟語

疑心暗鬼(ぎしんあんぎ)    

心に疑いがあると、つまらない事で恐れたり疑ったりして不安になること。

冷酷無残(れいこくむざん)   

他人への思いやりがなく、非常に残酷な様子。

阿鼻叫喚(あびきょうかん) 

阿鼻地獄の苦しみを受けて泣き叫ぶこと。地獄のような悲惨な状態。

鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)

ものすごい気配が漂い迫りくるさま。恐ろしい雰囲気に包まれていること。

奇奇怪怪(ききかいかい)

常識では理解できない非常に怪しく不思議なこと。ひどく不気味な様子。

死屍累累(ししるいるい) 

死体があちこちに積み重なって数多くあること。

八大地獄(はちだいじごく) 

仏教で言う八つの地獄のこと。

寸鉄殺人(すんてつさつじん)

きわめて短い刃物で人を殺すという意から、短く鋭く適切な言葉で相手の急所をつくことのたとえ。

生殺与奪(せいさつよだつ)  

生かす、殺す、与える、奪うなど、他者を支配し自分の思うままにすること。絶対的な権力。

魑魅魍魎(ちみもうりょう) 

野山に住む様々な妖怪や化け物の総称。私利私欲の為に人を惑わし苦しめる悪人の事。

 

”三文字熟語”もあるんデス!

断捨離

聞き慣れないかもしれませんが、

「三文字熟語」というのもあるのをご存知でしょうか。

テストなんかで出題されることは少ないですが、文章問題などに結構散りばめられてたりします。

例えば、こんなの。

  • 居丈高(いたけだか)人を威圧するような態度をとること。
  • 絵空事(えそらごと)現実にはあり得ないこと。ありもしない嘘
  • 十八番(おはこ)もっとも得意な芸や技のこと。
  • 紙一重(かみひとえ)ほんの少しの差。わずかな違い。
  • 金字塔(きんじとう)後世に残るすぐれた業績。
  • 茶飯事(さはんじ)日常のありふれたこと。ごくありふれたこと。
  • 桃源郷(とうげんきょう)俗世間を離れた世界。理想郷。
  • 裸一貫(はだかいっかん)自分の身体以外に、何の資本も持っていないこと。
  • 袋小路(ふくろこうじ)通り抜けることのできない小路。物事が行き詰まること。
  • 未曾有(みぞう)今までに一度もなかったこと。

 

「あ、なんだよ全然知ってる~!」って思った人も多いかもしれませんネ。

こういう“三文字熟語”も、調べてみるとイロイロあって面白いので、ぜひぜひ♪

 

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