「よし野山さくらが枝に雲散りて花おそげなる年にもあるかな」
という俳句があるように、吉野山の桜は、ずいぶん昔から有名なようです。
調べてみると、吉野山には4つのエリアで桜の鑑賞ができるようです。
吉野山には行ったことがないですが、
4つのエリアにはそれぞれ魅力的な特徴があるみたいですよ。
今回は2017年の吉野山の桜の見頃やお勧めスポット、そしてアクセス方法等をご紹介します。
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奈良・吉野山2017の開花予想は?
奈良に住んだことがないですが関係ない!
例年の情報から2017年の見頃を予想しちゃいます。
- 奈良の開花日→4月6日頃
- 奈良の満開日→4月20日頃
詳しくは公式サイトで確認して下さい。
過去3年の開花時期を参考にして下さいね♪
- 2016年:4月3日~4月15日頃
- 2015年:4月5日~4月17日頃
- 2014年:4月6日~4月21日頃
吉野山の桜の魅力!4大エリアの見頃と特徴を要チェック♪
吉野山の桜は1300年も前から「ご神木」として崇拝され、花見と参拝が一緒に行われて来た事が特徴です。
春には約三万本と言う世界に類を見ない規模の山桜が咲き誇り、
その光景は古来より「千本桜」「一目千本」等と形容されてきました。
吉野山の桜は標高の低い下千本エリアから標高が高い上千本まで、大きく4つのエリアで咲くタイミングが異なります。
その為、時期によっては咲き始めの桜から満開の桜まで、いろいろと桜を楽しむことができる大変魅力的なスポットなんです。
そんな見どころたくさんの吉野山の4大エリアについてご紹介します。
*下千本エリア*
上空からの桜は圧巻!!!貴重な映像です。
桜が咲くことで、山がお化粧しているように桜の色のピンク色が目立ちますね!
下千本には吉野山のシンボルとなる
世界遺産・金峯山寺蔵王堂や桜風景で有名な七曲り坂や下千本展望所もあります。
桜は下千本から咲いていくので、
吉野山では一番最初に桜を楽しむことができます。
*中千本エリア*
山の中腹あたりから見る景色は、山の頂上から見るよりも身近に感じられるのが特徴です。
ここで絶対外せないのは、
世界遺産である吉水神社からの眺めです。
世界遺産・吉水神社境内から見る桜景色は「一目千本」と呼ばれています。
ここはなんと、豊臣秀吉公も感動したという景色なんです。
時は違えど、歴史上の人物である豊臣秀吉と同じ景色が観れちゃいますよ♪
*上千本エリア*
滝だ〜!いやッ桜です(笑)
山と山の間に見える桜は綺麗ですね。
この景色のは見た目の由来から滝桜と呼ばれています。
山でお花見をすることはあっても、このような景色を見ることはなかなかできないですよね。
ここは花矢倉展望台周辺や滝桜の迫力がポイントとなるエリアです。
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*奥千本エリア*
アングルならここがベストかな♪
山の上から桜は爽快感がありますね!
ここは西行庵周辺や金峯神社周辺がオススメ。
※静かにお花見をしたい人には奥千本エリアがおススメです。
奥千本エリアは桜だけでなくパワースポットとしても有名なので、1か所で桜とパワースポットが一緒に楽しめるのはお得ですね!
吉野山へのアクセス方法は?
吉野山住所はコチラ。
〜アクセス方法〜
<電車の場合>
- 京都から→近鉄特急にて約1時間40分(橿原神宮前乗り換え)
- 大阪から→近鉄特急にて約1時間15分(大阪阿部野橋より直通)
- 名古屋から→近鉄特急にて約2時間55分(大和八木・橿原神宮前乗り換え)
<車の場合>
【大阪方面ver】
- インター出口からすぐに下りずに大和高田バイパスの終点まで( 終点で自然に降りれる)
- 大和高田バイパス終点にて「小房」交差点を右折
- 「土田」交差点(T字路)に突き当たったら左折(吉野川沿いに走る)
- 「吉野大橋北詰」を右折
- 緑色の吉野大橋を渡ると吉野町へ到着
【京都・名古屋方面ver】
- 369号線を吉野方面へ左折(榛原で370号線になる)
- 途中「津風呂湖」方面へ入る道を右折
- 津風呂湖を過ぎ「津風呂湖入口」交差点を右折して169号線へ
- 吉野川沿いに走り「吉野大橋北詰」を左折
- 緑色の吉野大橋を渡ると吉野町へ到着
吉野山周辺の駐車場情報!
①郊外駐車場(2016年4月9日~10(日)の2日間)
「営業時間」
7:00~18:00(入場は15:00まで)
→吉野山観光駐車場」と「中千本公園」までシャトルバス有り
「運行時間」
8:00(駐車場発)~17:30(吉野山発)
観桜期の特定日のみ運行予定
駐車場料金1500円
シャトルバス運賃無料
②吉野山観光駐車場(通年利用可能)
乗用車:約400台
(大型バスも駐車可能※観桜期間中は完全予約制)
観桜期間中は上記シャトルバス運行日以外でもバス専用になることがある
③如意輪寺駐車場(通年利用可能)
乗用車:約200台
(観桜期の大型バスの駐車は※要お問合わせ TEL:0746-32-3008)
④その他の駐車場(観桜期のみオープン)
※観桜期のみ乗用車1台1,500円
吉野山の夜桜と周辺のおすすめスポット!
桜が見頃の時期、吉野山にて行われるイベントについて調べてみました。
いづれも2017年度版は発表されていないので、
吉野山でのお花見計画をしている人は、事前にHP等で確認してみてくださいね。
『夜桜のライトアップ』
開催期間→4月4日~4月24日
点灯時間→18:00~22:00
『花まつり』
開催場所→櫻本坊・善福寺・金峯山寺
開催期間→4月8日
お釈迦様の誕生日を祝う行事で、参拝者には甘茶の振舞いが行われる。
『花供会式』
開催場所→竹林院から蔵王堂まで
開催期間→4月11日〜12日(午前10時〜16時)
吉野山のご神木であるヤマザクラを蔵王堂にお供えするイベント。
1,000年以上も続く由緒正しい伝統行事で、奴行列や山伏・僧侶が吉野山の道を練り歩く。
ロープウェイ・ケーブルバス情報
《ロープウェイ》
旅客運送用として1929(昭和4)年3月12日より「千本口」駅と「吉野山」駅間の全長349メートル、高低差103メートルに搬器(ゴンドラ)2台で運行開始し国内現役最古。
「利用料金」
- 大人片道350円 往復600円
- 子供片道180円 往復300円
《ケーブルバス》
奥千本までの道中には数々の史跡や名所があり、
主要史跡付近に停留所を配置し吉野山の名所を網羅した路線バス。
利用時間・利用料は下記HPより確認してみて下さい。
まとめ
- 4月6日頃~4月20日頃
- 4つのエリアで桜の見ごろ時期が異なる
- お花見だけではなく、イベントも開催される
- ロープウェイ、ケーブルバスも運行
吉野山でお花見をした事はないのですが今回調べた事で大変興味がわきました。
奈良県には寺院が多いので人気観光スポットの1つですが、国内旅行を検討している人、
もしくはこれからどこかに行きたいと考えている人は、桜が咲く時期に吉野山も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
こっちの桜も要チェック!
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