お正月になると親戚が集まってにぎやかに過ごす家庭が多くありますね。
そこで気になるのがお年玉の事情です。
甥や姪、親戚やお友達の子供にあげるにあたり、
どのくらいの金額を入れるべきか悩む人も多いでしょう。
とはいえ、ほかの家庭のお年玉に関しては少し聞きにくいことでもありますね。
そこで、各年齢別の相場について調べてみました!
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赤ちゃんにもあげるべきか悩むところ!未就園児と未就学児へのお年玉
未就園児とは、幼稚園や保育園に入る前までの子供を指します。
未就学児とは、小学校に入る前までの子供を指します。
子供にもよりますが、まだ未就園児だと
お金の意味を理解していない場合が多いのではないでしょうか。
そのため、以下のように対応している人が多いようですよ。
☆ポイント☆
- お金以外の贈り物の方が喜ぶ反応を見られる!
- お金を渡しても口に入れてしまうリスクがある!
☆ポイント☆
- 子供はお札よりも硬貨を「お金」と認識する傾向がある!
- このくらいの年齢からお金の意味を理解し始める!
子育ての経験がある人だとご存知かと思いますが、赤ちゃんは何でもかんでも口に入れようとしますよね。
お札などの紙類をビリビリ破いてしまったり、
硬貨くらいのサイズの物だと口に入れてしまったりするリスクがあります。
もしお金を渡す場合には、
そのようなことをしないように注意しておきましょう。
未就学児のなかでも幼稚園の年中から年長クラス
つまり5歳から6歳くらいになるとお金の意味を分かってくるようです。
会話が出来る子供は幼稚園や保育園でお友達とお年玉に関する話をすることもありそうですね。
初めてのお年玉はきっと子供にとって思い出深いはずです。
金額に段階を付ける?小学生にあげるお年玉
小学生ともなるとお金の意味が分かるようになり
自分で計画を立てて何かを買うことに楽しみを感じるようになります。
日常的に親からお小遣いをもらい始めると、特にお年玉を心待ちにするでしょう。
お年玉を準備する側にとって悩みどころなのが、
金額に段階を付けるべきかどうかです!
小学生にあげるお年玉の目安となる金額は以下の通りです。
- 小学校1~2年生→2000円。
- 小学校3~4年生→3000~4000円。
- 小学校5~6年制→5000円。
→「学年×1000円」が金額の目安になっていることが分かります。
→血縁関係の無い子供(友人の子供など)であればこの相場よりも低めの設定で問題なさそうです。
やはり小学校の低学年と高学年とではお金に対する意識に大きな差があります。
年を重ねるほどお金の使い道が増えていきますね。
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お金がかかるようになる時期!中学生と高校生
中学生になると服などに気を遣うようになる子供が多くなり、高校生になると義務教育が終わることもあり何かと出費が増える年頃ですね。
相場はこちらです!
最近では月々にかかる携帯電話や
スマホの料金に頭を悩ませている家庭も多くあります。
高校生になるとアルバイトを始める子供も多いので、お金に対する意識に個人差が出てくる時期ともいえるでしょう。
お年玉の金額については
その子供の親の考え方にも合わせた方が良さそうです。
親ごとに考えはさまざまで、
「子供に対してむやみにお金を渡すのは教育的に良くない!」
という人もいれば、
「せっかくのお正月なのでお年玉をもらって喜ぶ姿を見たい♪」と感じている人もいるのです。
少し難しいことではありますが、
各家庭の教育方針をあらかじめ把握しておけると良いですね。
兄弟姉妹の年齢差においての金額の調整
兄弟姉妹のいる場合ほぼ全ての人が、
自分と彼らのお年玉の金額を比べたことがあるのではないでしょうか。
一般的にはこのような結果になってます。
- 兄弟姉妹の年齢差に合わせて金額を調整するか?→行っている家庭が多い。
- 血縁関係が無い子供に対しては?→金額に差を付けず一律で良い。
私も弟もお年玉において金額の差を気にしていました。
どちらかというと気にしていたのは私ではなく弟の方でした。
よく弟から「いくら入ってた?」
と私のお年玉袋を覗きこまれた憶えがあります。
毎年弟がもらうお年玉とは金額に差があることは分かっていたのですが、泣かれたりすると面倒くさいので
「2人とも同じ金額だよ」と答えていたのです。
きっとほかの家庭でも子供同士でそのようなやりとりがありますね。
親戚同士のルールで一律の金額が決まっていなければ、兄弟姉妹の年齢差に合わせて金額を調整するのが一般的です。
年を重ねることに金額が増えていくことは、子供にとってもうれしいことなのです。
ただ、血縁関係が無い子供、
例えば友人の子供に関しては兄弟姉妹で一律の金額でも良いという考えがあります。
何故かというと、そのような関係の子供だと
お年玉をあげる機会が毎年あるわけではない場合が多いからです。
「たまたま会う機会があったから渡す」
という感じのお年玉であれば、
もらう側の子供にとってもボーナスのようなものでしょう。
その場合は兄弟姉妹の年齢差に関わらず同じ金額を渡しても問題なさそうです。
中学および高校へ進学する年にあげるお年玉
中学・高校へ進学する年は、本人にとっても家族にとっても大きな節目になりますね。
その年のお正月を特別なものと考え、
お年玉の金額を上乗せすべきか考える人もいるでしょう。
一般的にはこの時期にお年玉を上乗せする人は少ないようです。
ここでもう1つ思い出しておきたいのが「進学祝い」の存在です。
お年玉に進学のお祝いを上乗せするよりは
進学祝いをお年玉とは別に渡す方が一般的に多いようです。
確かにお正月の時期は受験の真っただ中で、まだ進学先が決まっていない場合が多いですよね。
進学祝いを合わせて渡したつもりが、
留年…なんてことになっても気まずいです!
お年玉と進学祝いは違うタイミングで渡しましょう。
そして家庭によっては、
お年玉を渡す相手は子供、進学祝いを渡す相手は子供の親、という場合もあるようです。
進学には制服代・教材の費用などかなりの出費があります。
その費用に進学祝いを当てて欲しい、という考えがあることにも納得できます。
まとめ
お正月に集まる直前になって金額に悩むのも気持ちが良くないので、あらかじめ親戚同士で簡単に金額なルールを決めておけると良いでしょう。
お年玉の金額には地方によって差があることにも要注意です。
都会よりも地方のお年玉の相場の方が高めの金額が多いようです。
あとは、自分の子供がお年玉をもらった時には、それを子供が使ってしまう前にきちんと金額を確認しておくことが必須です。
お年玉は子供がもらうものとはいえ大人同士の関係にも関わるので、慎重に対応して気持ちの良いお正月を迎えましょう。
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