あんまり気乗りのしない飲み会に誘われた時、とくに意識していない人にデートに誘われた時…
「行けたら行きますね」
という魔法の言葉を使っている人、かなり多いのではないでしょうか?
キッパリ断るのも申し訳ないかな~なんて、気遣いとしてついつい使いがちで便利な言葉ですが、
誘う側にとっては、人数把握ができなかったり、ハッキリ予定がたたなかったりして、
イライラさせられがちな曖昧な言葉でもあります。
- 「行けたら行く」を使う心理とは?
- 「行けたら行く」…ガチで来る確率は何%?
今日はコレらをチェック!していきましょう。
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「行けたら行く」で来る確率はズバリ【30%】!
飲み会にデート…恋人や友人、会社の同僚や後輩を誘うシチュエーション。
そんなとき、「行けたら行く」という、なんともハッキリしない曖昧な返事!
この返事をもらったら、
アナタなら相手がどのくらいの確率で来ると思いますか〜?
「何%の確率で来ると思うか?」とアンケートをとった結果があります。
- 1位:「30%の確率で来ると思う…」(31.4%)
- 2位:「10%の確率で来ると思う…」(24.0%)
- 3位:「50%の確率で来ると思う…」(19.4%)
という答えになったんですって!
3位に、半分の確率である【50%】がランクインしているものの、
多くのひとは、「行けたら行く」という返事では、来る確率は低いと考えているんですね。
「行けたら行く」は、ほぼ「行かない」だと思え!
「行けたら行く」という言葉は、キッパリと断ることが苦手な日本人にとっては便利な言葉。
あるアンケートによると、
「行けたら行く』は「行かない…」という意味で使うという人は、なんと6割以上!
言葉通り「行けたら行くつもりだ!」という意味で使うという人は、4割弱だったんです。
半数以上の人が、「行けたら行く」はお誘いへの断り文句として使用しているというコト!
男女で差はある?
男女別で【「行けたら行く」を「行かない」という意味で使う人】の割合を見てみると、
- 男→58%
- 女→65%
という結果に。
女性の方が、より、
断り文句として「行けたら行く」を使っているみたい。
「直接は断りにくいのよね…。察してほしいわ…」というシチュエーション、
心当たり、ありませんか?(笑)
目上の人や気を使う相手に、つい使っちゃう?
目上の人に誘われて、ハッキリと断りにくいから言葉を濁しておきたい…キッパリと断るのは角がたつかも…
こういうシチュエーション、誰しも一度は経験がありますよね。
こんなとき、ついつい使いたくなるのが、
「行けたら行く〜」
できるだけ失礼にならないように、やんわり断っているつもりなんですよね~!
でもこれ、気持ちはわかるけど要注意です。
誘う側になってみれば、
「参加人数を把握したいのに…」「来るかもしれないということで準備はしておこう」など、
予定がたたなかったり、計画がくるったりするモトに!
「来ないんだったらハッキリ断れよ!」と後々思われないためにも、
“行く気がないときは、キチンと断る”ようにするのも、大人のマナーですよ。
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「行けたら行く」の意味は東西で違う!?
“関西と関東では「行けたら行く」のニュアンスが異なる”という特集が、テレビ番組でもやっていました!
その違いはコチラです。
関西〜基本、行きたくない時に使う〜
関東〜その言葉通り、都合がついたら行く気がある時に使う〜
と、だいぶ意味合いが違っています。
私はコテコテの関西人ですが、
「行けたら行く」と言った人が実際に来る可能性は、ほぼほぼ0%!
関西人の「行けたら行く」は、
「行・か・な・い」ですよ〜。
関東や東北の皆さまは、マジか〜って感じ!?
誘う側も、そんなことは百も承知ですので、「行けたら行く」と言われたら、
「OK、不参加でカウントしとこ」と把握しちゃいますネ。
個人差や地域差もあるため、一概には言えませんが、
関西人が「行けたら行くわ~」と言ったら、来ない前提として聞いておいた方がいいでしょう(笑)。
「行けたら行く」と言われた時は…
過半数の人が、「行けない」もしくは「行かない」という意味で使っている、というのが事実です。
この数字を見る限り、何かしらの幹事をしている人は、
「行けたら行く」は“参加予備軍”ではなく“不参加枠”でカウントした方がよさそうです。
デートのお誘いならば、「やんわりと断られた」のだ、と認識した方がイイでしょう…
その方が気持ちの切り替えが楽かと。
なかには、本当に「行けたら行こう」という意味で使っている人もいるかもしれません。
そうだとすれば、幹事や誘ってくれる相手に対する配慮が足りないのでは?と思います。
人数を把握しないと、飲み会のお店も予約がしづらいですよね。
デートだって、当日になって「やっぱり行けるよ~」と言われても、言われた方はなんの準備もしていない!と焦ってしまうのでは。
行きたくない/行きたいけど都合がわからない、という時は、
「予定が分からないから今回はパスする」と、ちゃんと伝えるのがオトナの対応と言えるでしょう。
「本気にする人」「嫌がる人」もいます!
この「行けたらいく」を使う人があまりにも多いので、
最近では聞くほうも「これは穏便な断り文句だな」と思う事が多く、トラブルになる事はあんまりないですね。
ただ、たま~に「行けたら行く」を、本気にする人もいます。
また、「ハッキリしない返事だな!」と、明らかに嫌がる人もいます。
これらのタイプの人には、この「行けたらいく」という曖昧な断り方をするのはやめましょう!
ハッキリと、「理由をつけて」断るのが正解です。
- 「先約があるので、すみませんが今回は不参加でお願いします」
- 「用事や仕事が溜まっていて、予定がたてられないので」
など、相手が納得する理由をきちんと述べて断りましょう。
カドがたたないように…穏便に人間関係を保つために…と使いがちな「行けたら行く」ですが、
言う相手によっては逆効果であることも理解しておきましょう!
まとめ
- 「行けたら行く」で実際に来る確率は30%
- 「『行けたら行く』は『行かない』という意味で使う」人が6割以上
- 女性のほうが、より、断り文句として「行けたら行く」を使っている
- ハッキリと断りにくい場面で使いがちだが、相手は予定が立て辛いので要注意
- 関西では「行きたくない時」に使い、関東では言葉通り、都合がついたら行く気がある時に使う
- 「行けたら行く」と言われたら、“参加予備軍”ではなく“不参加枠”でカウントした方がイイかも
- 【行けたら行く】を「本気にする人」「嫌がる人」もいるので気を付けよう
賛否両論かもしれませんが、
私はズバリ、行けたら行く~は相手に失礼だと思う派!
この言葉、“上からの立場で、相手や予定を値踏みしているように聞こえる”んですよね。
「めんどくせぇけど…集まるメンバー次第では行ってもいいかな」
「ヒマだったら行ってもいいけど…他の用事が入ったらそっちに行きたいな」
……なんていう印象を受けませんか?
誰しも、気乗りしないお誘いをもらうことはあるものですが、
曖昧な態度で濁すのではなく、相手のことまで考えてきちんとした対応ができるかどうかって、
オトナ力が、試される瞬間ですよね。
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