足

「ツメを見ると、その人の健康状態がわかる」と言われるくらい、体調のバロメーターになる爪。

さて今日はそんな中でも、

足の爪が黒く変色してる!?

というケースをクローズアップ。

がんの疑いがあることも!詳しく見ていきましょう。

 

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足の爪が黒い!?疑える病気は4つだ!

【疑い①】爪下血種(そうかけっしゅ)

緊急度…

「爪が黒い!」という症状で1番多いのは、

爪の下で内出血しているケース

医学的には『爪下血腫』と言います。

爪と爪の下の皮膚の間に血液が溜まってしまっている状態ですね。

“足の指をドアに挟んだ・爪を強くぶつけた・登山やマラソンなどの強い運動をした”…などが原因で起こるもの。

爪にできた青アザ

と考えるとわかりやすいかもしれません。

その後、

爪の広範囲が突然黒くなるのが特徴。

部分的に黒くなったり爪全体が黒くなったりと程度は様々。色も真っ黒~部分的に赤い程度など差があります。

<爪下血種の症状・治療法>

強くぶつけて出血した場合はジンジンと痛むこともありますが、多くの場合は無症状

自分でできる治療なども特にありません。

正直、放っておいて大丈夫です。

足の爪なら2~3カ月も経てば、爪が伸びるにつれて黒い部分が外に押し出されていき半年もすれば黒い部分が全部外に出て、消えてしまいます。

もし黒い部分が押し出されて外に出てこないようであれば、他の爪の病気も疑うべし

 

【疑い②】爪水虫

緊急度…★★★

爪の水虫は白く分厚くなることが多いんですが、まれに茶色・黒っぽくなることもあるんです。

水虫で爪が黒く変色している場合は、たいてい爪もぶ厚くゴワゴワになっているので素人でも比較的カンタンに判別がつきます。

<爪水虫の症状・治療法>

こちらは放置していても治りません…

放っておくとどんどんと爪がボロボロになっていってしまうので、やはり皮膚科の受診が必要です。

 

【疑い③】黒色線条(こくしょくせんじょう)

緊急度…★~★★★

これも爪が黒くなる原因として多いもの。

  • 爪の下に茶色や黒い色の成分であるメラニンが沈着している
  • 爪の下にホクロの細胞がある

というものです。

爪の中の出血と違って、

細長く爪の根元から爪の先まで一直線にキレイな黒い線が入っているのが特徴。

医学的に『黒色線条』と呼ばれます。

<黒色線条の症状・治療法>

一つの爪だけにあったり複数の爪に同じような線が入っていたりと、出方は様々。

  • 線が細い
  • 境界がはっきりしている
  • 途中で途切れず色むらがない
  • 太さや色が変化していない

ということが、

良性の色素沈着やホクロであるサイン

年齢が若い人にもよく見られる症状です。

上記の特徴が当てはまるようなら複数の爪に変色があっても心配なく、経過を見ていれば大丈夫。

ただし、経過観察をしていて太さや色が変わることがあれば皮膚科医に相談を

 

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【疑い④】悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)

緊急度…★★★★★

爪下の黒いがんは『悪性黒色腫』と言います。

英語で「malignant melanoma」というので、日本語でも「メラノーマ」とよく呼ばれます。

先述した【ホクロの細胞】の悪性バージョンがコレです。

といっても、ホクロがあるといずれガンになるというわけではありませんよ。爪の色素沈着やホクロがガン化する可能性は、ほとんど心配しなくて大丈夫です。

悪性黒色腫の場合も、

!爪の根元から爪の先まで一直線に黒い線があるのが特徴!

ただし良性の場合と違うのは、

  • 線が太い
  • 色むらがある
  • 線の一部がとぎれている
  • 爪が変形している
  • 爪の根元や指先の皮膚まで黒い色が広がっている

などが悪性のサインです。

悪性黒色腫の症状が見られる年齢は50~60代以降と高め。

数カ月~2年くらいの、短期間で変色が広がるケースが多いです。

早いといっても「数日前から変色した」などの速すぎる場合は、ほとんどが爪の下の出血です。

悪性黒色腫は爪以外でも体のどこにでもできるものなんですが、アジア人などの有色人種は爪の下を含めた手足に出現しやすいのだそう。

皮膚がんの中でも質の悪いガンなので、次々とリンパ節やほかの臓器に転移していく可能性が。

早めの対処が必要です。

<悪性黒色腫の症状・治療法>

悪性黒色腫の治療でまず行うのは、

通常手術

爪の場合も爪を含めその下の皮膚を広い範囲で切除して、土踏まずなどの他の部分から皮膚を移植します。

  • 爪の変形がない
  • 黒い範囲が狭い

という段階で手術を行えれば、

爪下の深い部分まで悪い細胞が入り込んでいないことが多く、手術で悪性黒色腫を取り切ることが可能です。

ただし、

  • 爪の変形が進んでいる
  • 爪の広範囲が黒色になっている

という場合は、

すでに深い場所まで悪い細胞が広がっていている可能性が。こうなると手術では取り切れない場合も…。

いずれにせよ、

早急にCTなどの画像診断を使って調べることが必要です。少しでも疑いがある時は早急に皮膚科医に診てもらいましょう。

 

一時的にペディキュアでカモフラージュしてもいい?

ネイル

女性で夏の季節となれば、足元のオシャレはサンダルを楽しみたいもの。

「足の爪が黒いなんてゲンナリ…」という気分は御察しいたします。

1日2日くらいなら、

ネイルでカモフラージュするのはOK!

ただし、半月、1ヶ月…とネイルを落とさないでいることは、少々不安ですね

先述したとおり、

黒い変色の変化を見落とすと最悪の大事になりかねません。

足の爪の変色に気づいたら、こまめな経過観察を心がけましょうね。

 

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