8月と言えば、お盆。
毎年迎えるお盆でも、この1年に亡くなった人がいる場合は、初盆・新盆といいます。
(厳密に言うと、四十九日を過ぎてから初めてのお盆が初盆です)
お盆が近くなると、ご先祖様を迎えるための準備が始まります。
さてそんな時、
“親戚や知人などの家庭が初盆を迎える“となると、何かしら「お供え物」をしなくては…と考えますよネ。
よし送ろう、と思ったら気になるのが、
- いつ送ったらいいんだろう?
- 金額とか送り方とかに決まりは?
- 訪問する時間帯やマナーは?
などなど…。アレコレ悩むものです。
そこで今日は、
【初盆のお供えを送るタイミングと必須マナー】を伝授いたします!
こういうマナーは一度知っておけば一生モノ!この機会にキッチリ覚えちゃいましょう。
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初盆の一般的なお供えの送る時期は!
お供え物を宅配便などで送るならば、
に到着するように手配をしましょう。
お盆の時期というのは、13日から15・16日という地域が多いですから、配達日は10日を目安にしておくのが安心ですね。
初盆の法要に招かれて行くならば、
当日に【ご仏前・香典】を持参すればOK。
こちらから訪問する場合は、13日は迎え盆・16日は送り盆で忙しいので避けた方がいい場合もあります。
現代ではお盆期間にこだわらずに、前の週末などに行くことも問題ありませんよ♪
ただし、いつ行くにしても、
「お参りに行きたいが都合はいかがですか」と前もって聞いておいてから伺うのがベターです。
いきなり訪問してお供え物を持参すると、香典返しの用意がなくて相手を慌てさせてしまうことも…。
地域によってお盆の時期が違うぞ!
各地域のお盆の時期を見てみましょう。
- 7月13日~15日
- 東京都(一部地域を除く)、南関東(主に都市部)、静岡旧市街地、函館、金沢旧市街地など
- 8月13日~15日(月遅れの盆)
- 南関東(一部地域を除く)、西日本全般と北関東以北(日本のほとんどの地域)
- 8月20日前後(旧盆)
- 沖縄県、奄美など南西諸島の一部
- その他(8月1日など)
- 岐阜県中津川市付知町、中津川市加子母、東京都小金井市、国分寺市、府中市、調布市など多摩地区の一部
けっこう違いますよね~!アナタのお住まいの地域は、いつがお盆ですか?
お供えを送るときは、
相手の地域のお盆時期のチェックも忘れずに!
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お供え物の種類によっては送る時期に注意!
一般的なお供え物は、
- お線香
- ローソク
- お花
- 旬の果物
- お菓子
- 日持ちする乾麺
- 昆布・海苔
などですね!
この中でも、ちょっぴり送る時期に気をつけたいのは、お花と果物です!!!
暑いお盆の時期、3日前などに到着するようにお花や果物を郵送してしまうと!
いざお盆にお迎えするころには、
シナシナに枯れたり傷んだりしていることがッ
お花を送りたいケド最適なものが分からない方はコチラの記事をチェックです♪
お花や果物などの生ものは、
- 前日に
- 時間指定で(先方が確実に受け取れる時間に)
届くように注意が必要です。
ギリギリに送るのはやめた方がイイ?
初盆のお供えを送るという事は、故人を想う気持ちがあっての事。
たとえ、「ギリギリになってしまった…!」「お盆を過ぎて到着してしまう…!」となっても、失礼にはあたりません。
…が!
あまりギリギリに送ってしまうと、
故人の供養の準備でバタバタしている場合があります。
ご遺族の事を考えれば、
ですネ。
また配送のことを考えても、
【手配をする時期】には余裕を持って下さい!
6月後半からはお中元の時期になり、大手の百貨店などは繁忙期のまっただ中。
ギリギリの日にちで送りに行くと、配送の手配が確約できない場合があります。
日にち指定で早めの発送手続きをしておいた方が、なにかと安心できますよ。
デパート&自分で郵送するなら?
デパートやお店から送るときも自分で品物を用意して送るときも、先述したように
- 早めに品物を準備して
- 日にち・時間指定で発送手続きをしておく
のはマスト!
あと、どちらの場合も覚えておかなければいけないのは、【のし紙】のマナーですね~!
お供えの熨斗(のし)紙や表書きの書き方は?
のし紙のマナーをまとめるとこんな感じ。
【のし紙】
白黒か黄白の水引で“結び切り”
基本的に外のしで用意
【表書き】
「御供物(おくもつ)」
下段に名前をフルネームで書く
※夫婦連名で書くときは、夫の名前を中央に書き、妻は名前だけを左横に書きましょう※
さらに詳しく解説した記事はコチラ♪
訪問する時の3つの必須マナーとは?
持参するお供え物の金額と置き方は?
3000~5000円程度のお供え物を用意して、
「御供」を「外のし」で付けてもらっておきましょう!
お供え物は、
お供えします。
服装のマナーは?
地味目な平服で構いませんが、全身黒色を意識しておくのが無難ですね。
地域や家庭によって考え方が違うこともありますので、事前に先方に確認をするのが1番確実です。
滞在時間はどれくらい?
初盆は、当家は多忙です。
あまり長居はしないほうが良いでしょう。
お茶を一杯ごちそうになり、その時間に初盆を迎えるまでのご苦労や気持ちをねぎらう会話をして、
お茶を頂き終えるころにサッと失礼するのがスマートではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「知らない・わからない…」ではすまない、正しいお供えのマナー。
正しい作法でお供えができれば、ご先祖様はその気遣いを見て喜んでくれることと思います♪
大切な方にお贈りできる、良いお供え物が見つかりますように。
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