パワハラ上司、あなたの近くにいませんか?
今まさに悩んでいる ア ナ タ !
なにか対策は出来ていますか?
上司からの不当な叱責、どう考えても達成不可能なノルマ…
そんな理不尽な強制に、言いなりになっていてはいけません!
ブラック企業への監視強化などのニュースが、日々テレビでも流れていますね。
いまや上司からのパワハラには、国や公的な機関もサラリーマンの味方です!
我慢ばかりせずに、正しい知識でパワハラ上司に立ち向かう気持ちが大切。
今回は、職場でのパワハラに対して、
どういう順序を踏んで撃退していけばいいかを徹底レクチャーします!
スポンサーリンク
覚えておこう!パワハラへの撃退法5ステップ!
【ステップ1】上司からの「パワハラ行為」の種類をまずは把握しよう
<身体的な攻撃>
殴る・胸ぐらを掴む等の暴力や、机を叩いて大きな音を出す等の威嚇(いかく)行為。
<精神的な攻撃>
「バカ・死ね」等の暴言や、「クビにするぞ」と脅迫(きょうはく)する等の言葉の暴力。
<人間関係から孤立させる>
無視(シカト)をする・仲間外れにするなどの「いじめ」行為。
<過大/過小要求>
明らかに不可能な仕事量やノルマなどの強要/スキルより程度の低い仕事の強要・仕事を与えない。
<個の侵害>
結婚や宗教等のプライベートへ過度に介入して退職を迫る等の、人権侵害行為。
上記のような行為が行われていれば、立派なパワハラです。
自分はどんな扱いをされているか?
コレをしっかり確認できたら、撃退策へと進みましょう!
【ステップ2】とにかく周囲へ相談しよう!
一人で抱え込まず周りに仲間を探してみるということは、撃退するうえでとても重要。
上司からパワハラを受けているなら、あなたと同じような被害を受けている人がいる可能性は十分にあります。
パワハラの存在を知ることで、
「許してはならない!」と声を上げてくれる人も少なからず出てきてくれるかもしれません。
同僚以外にもパワハラ行為をしてくる上司の上司に相談するのも非常に効果的です。
一人ではパワハラ上司に声をあげづらくても、仲間が増えれば抗議がしやすくなります。
また、社内の相談室のような労働問題の窓口などに相談する段階になると、人数が多いほど意見は無視できなくなります。
同僚や上司の上司に相談する際には、感情的にならず、分かりやすく状況を説明するように心がけて。
パワハラを訴える声が上手い具合に上司に届き、パワハラが収まるならば、問題が大きくならずにすみます。
【ステップ3】相手の行為がパワハラであることを直接伝えよう
直接相手に伝えるというのは、かなり勇気が必要。
でも実はコレが、パワハラ上司を撃退するうえでは最も即効性があります。
このとき、きちんと伝えるべき内容はコレ!
- あなた(上司)の、「いつ」の「どのような行為」をパワハラであると感じました。
- 私が実際に集めた「こういう証拠」や「こういう証言」があります。
- 改善がみられないなら、「〇〇といった手段」をとることを考えています。(会社の上層部に報告する、法的手段に出るなど)
次の項目でお伝えしますが、
事前にパワハラを受けた証拠を集めておくと、とても効果的です。
もし、面と向かって話をするのが難しいと感じるときは、メールなどを用いてもイイでしょう。
もちろん、直接伝えるだけではあまり効果がみられないケースもあります。
その場合は、次の手段に進めばいいだけですので、気落ちしないこと!
上司に、「あなたの行為をパワハラと感じている」ことを認識させただけでも、状況が有利に動くこともあります。
「いつ」「どんな内容を」相手に伝えたかという内容も、証拠として記録しておきましょう。
スポンサーリンク
【ステップ4】証拠をとっておこう
パワハラを受けた際、
そのときの証拠を取っておくことが、のちのちとても重要になります。
証拠を取っておく手段としては、
- メモをとる
- メールや電話の履歴を残しておく
- 相手の発言をボイスレコーダーで録音する
などが有効です。
メモをとる際には、
- 加害者は誰か
- 日時はいつか
- 場所はどこか
- 周りに誰がいたか
- どういう内容のパワハラ行為があったかをできるだけ詳細に
という内容を明確に記録しておきましょう!
可能なら、ボイスレコーダーなどに上司の声を録音できれば、より信憑性が増しますね。
身体的な暴行などを受けたときは、患部を写真に記録し、病院で診断書を書いてもらって保管しましょう。
精神的ダメージを受けた場合は、心療内科等で診断書を書いてもらって保管しておくこと!
【ステップ5】証拠品を会社の人事部へ「内容証明」で送ろう
さあ、ここまで証拠が揃ったら!
証拠品を揃えて、会社の人事部へ内容証明で送りましょう。
あとはパワハラ上司の処分を待つだけです。
労働組合が強い会社なら組合に相談するのも有効ですね。
万が一、ここまでの証拠を揃えて訴えても会社が対応しない場合は、
- 労働基準監督署内の「総合労働相談コーナー」
- 法テラス(弁護士会の無料相談窓口)
- みんなの人権110番(パワハラなどの人権擁護の無料相談電話)
などに相談しましょう!
最後にもう一つ大事な注意点を!それは…
「報告の際に感情的にならないコト」です。
ここまで耐えて、「ようやく相談を受けてもらえる!」という期待や安心感がありますよね。
いざ相談となったとき、ずっと我慢してきた気持ちが溢れてつい声が大きくなったり、泣き出してしまうことも。
し
か
し
感情が高ぶりすぎてしまうと、逆に何も伝わりません。
感情論がメインになってしまうと、
「被害者側にも何らかの問題があるのでは?」などと、要らぬ疑いを持たれてしまうことも。
パワハラを解決させるには、建設的な話し合いをする必要があるんです。
- 加害者に対して何を望んでいるのか
- 会社への要望は何なのか
- これから具体的にどう対処していくのか
これらを感情的にならずに冷静な態度で相談出来るよう、最後の最後まで気を抜かないことも、
大事な対策の一つだと言えます。
【番外編】この撃退法、「女性上司」にも有効?
さて、ここまでお伝えしてきた、パワハラ上司の撃退法。
「私の上司、女なんだけど…この対処法で効果があるのかなぁ?」と、気になった人もいるかもしれませんね。
女性管理職の登用が増加している現代。
「パワハラと言えば、男性で年配の上司が~」というイメージはもう古いのかもしれません。
女性上司のパワハラに悩んでいる場合、どのように対処するのが有効か…
コレ基本的には、男性上司のパワハラへの対処と同じ。
ただ1点、心に留めておきたいのは、
ということ。
女性は感情で動くことが多いので、
少し時間がたつと、自分の言動をキレイサッパリ忘れていることがあります。
女性上司のパワハラが気になりだしたら、些細な事でもとにかくメモなど、「記録」をしておくのが有効!
何かあったときに、「間違いなく上司の指示だ」という証明ができます。
また、「自分が会社を辞める決断をした日には、これを全部人事に報告してやる!」と考えることで、
心の中で少し上司より優位な立場に立ってみることができ、気持ちに余裕が出てきます。
まとめ
パワハラ上司を撃退する5ステップは…
- 上司からの「パワハラ行為」の種類をまずは把握しよう
- とにかく周囲へ相談しよう
- 相手の行為がパワハラであることを直接伝えよう
- 証拠をとっておこう
- 証拠品を会社の人事部へ「内容証明」で送ろう
という方法をお送りいたしました。
パワハラを受けると、当然いい仕事はできません。
ひとりで抱え込んだり、諦めてしまわないことが大事!
今回紹介した対処法を参考にしながら、より良いパフォーマンスができる労働環境を作っていってくださいね。
最後に私からメッセージ!
世の中に、生きていく方法はいっぱいありますヨ。
パワハラ上司に我慢できなくなったら、退職・転職も一つの手だと、私は考えています♪
関連記事はこちらです。
スポンサーリンク