考える女性

了解しましたという言葉、学生でアルバイトしている人はよく使っているかもしれませんね。

私もアルバイト先の上司に使っていました。

 

ただ、承知しましたという敬語もありますよね?

いったいどちらを使えばよいのか…私自身とても悩んだ経験があります。

 

そこで今回は、「了解しました」と「承知しました」という言葉の正しい使い方をまとめてみました!

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

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「了解しました」の使い方

ミニタリーフィギュア

「了解しました」ってよく使いがちですよね?

 

「了解」という言葉には、

  1. 物事の意味・内容・事情を理解すること。
    例文:「両者間には暗黙の了解がある」
  2. 理解したうえで承認すること。
    例文:「その件については了解済みだ」
  3. 無線通信で通信内容を確かに受け取ったことを表す語。
    例文:「了解。こちらは順調な航海を続けている。どうぞ。」

このような意味があります。

 

語源は、3の意味からという説があります。

軍隊等で使われていたというところから始まっているようです、

 

私も「わかった」ということを伝えるために普段からよく使っています。

 

もちろん使ってはいけない言葉ではありません。

大切なのは誰に使うかです!

 

この言葉は、同僚や目下の人に使いましょう。

 

「了解」に「しました」をつけて丁寧語になってはいますが、敬語ではないので、

決してお客様や目上の上司に対して使わないように!

 

例えば、

部下:電話があったのでメモとってデスクに貼っておきました!

私 :了解、ありがとう♪

このように使います。

部下からのメールに対して、「了解しました」と返すこともOKです。

 

くれぐれも、

上司:明日までにこのデータまとめておいて!

私 :了解しました〜

このような使い方はしないように…。

「理解した」という意味は伝わりますが、

この言葉には尊敬の意味がないのでとても失礼です。

 

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「了解しました」と「了解です」の使い分け!

看板

「了解しました」も「了解です」という言い方も、とてもくだけた言い方ですので、

親しくて信頼関係が築けている場合には使用しても問題ないそうです。

 

とても仲の良い先輩後輩の関係ならばこれらの言い方がしっくりくるでしょう。

仲の良い先輩への返事に「承知しました」を使うと、距離をとられているようで不快に思うという方もいるとのこと。

 

使ってもよい信頼関係を築けているかという見極めが大切です。

 

また「了解です」という言葉は、

無線やメール等で簡潔な返信が好まれる場合には、絶対に使ってはいけないというわけではないようです。

 

時と場合、相手に注意して使いましょう。

ただ、やはりビジネスシーンでは使わないほうが無難だと思います。

 

あまり親しくもないのに、

上司:明日10時から会議だから、資料の用意しておいて!

私 :了解でーすぅ♪

このような使い方はやめてくださいね(汗)

 

使っても大丈夫だと判断した場合は、

上司:明日10時に集合ね。

私 :了解です!10時集合ね(笑)ありがとうございま〜す

 

このように、後ろになにか言葉を添えると使いやすいですよ!

 

「承知しました」の使い方は…

おじぎ

「承知」という言葉には、

  1. 相手の依頼・希望・命令などを聞き入れること。
    例文→「確かに承知いたしました」
  2. くわしい内容や事情をよくわかっていること。
    例文→「無理を承知でお願いしている」
  3. 許さない。勘弁しない。<「-しない」の形で>
    例文→「今度約束を破ったら承知しないぞ」

という意味があります。

 

「承知しました」という言葉は尊敬語ですから、

お客さま取引先・目上の上司に対して使うことが適切です。

 

同僚や目下の人に使うと不自然になってしまうので注意しましよう。

 

例えば、

上司:明日までに~の資料用意しておいて。

私 :承知しました。

このように使います。

メールでは、「打ち合わせの件、承知しました」というように使います。

 

ビジネスシーンでは頻繁に使う言葉です。

大学生は、社会人になる前に必ず覚えておきましょう!

「かしこまりました」との違いは?

2人の男性

「かしこまりました」という言葉もよく使われていますよね。

では、「了解しました」と「承知しました」とはどのように違うのでしょうか?

 

かしこまりました」という言葉は、「承知しました」と同じ意味です。

そのため、使う相手はお客様や目上の人になります。

 

「承知しました」は、目上の上司や取引先の人からの命令を承るという意味合いがありました。

一方、「かしこまりました」は

相手から受けた情報を理解して受けるという意味合いがあります。

 

意味がとてもよく似ているのですが、

相手からの情報がどういったものかによって使い分けるようです。

 

まとめ

  1. 「了解しました」
    →同僚や目下の人に使う・尊敬語だが敬語ではない。
  2. 「了解です」
    →相手や信頼関係で使い分ける。
  3. 「承知しました」
    →お客様や取引先、上司の人に使う・命令を承るという意味合い。
  4. 「かしこまりました」
    →お客様や目上の人に使う・相手からの情報を理解して、受け取るという意味合い。

同僚や目下の人には「了解しました」、お客様や取引先の人、目上の方には「承知しました」を使うこと。

これらは、ビジネスマナーとして必ず覚えておきたいですね!

 

私はアルバイト先の上司がこれらの言葉を使っているのを聞いて、違いが気になり調べました。

普段から使うように意識すると、なんだか社会人に近づいたような気がしましたよ!

社会人になると頻繁に使う言葉ですから、大学生の人は今のうちに慣れてしまうのがよいかと思います。

 

さあ、使い分けをマスターしてデキる社会人になりましょう!

 

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