先日友達が手土産に、シュークリームを持ってきてくれました。
日常的に食べる機会が多いのですが、
シュークリームという名前からしても、日本の食べ物じゃないですよね。
シューの意味は?何語なの?
その他にも色んな疑問が出てきますよね〜。
そこで今回はシュークリームの語源や歴史について解いてみたいと思います。
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シューの意味は?何語?
シュークリームはフランス語で、
シューは「キャベツ」を指し、
「クリームの入ったキャベツ」という意味です。
これを略して「シュークリーム」と名付けられました。
語源が「キャベツ」になった理由は、
形がキャベツに 似 て た か ら(笑)
それだけみたいです。本当です!
私だって最初は疑いましたよ。
似てるからって…「決め方、ゆるいな」って思いましたね〜
英語圏でシュークリームは厳禁!
シュークリームはフランス語。
英語の場合は、
と呼ぶんですね♪
“shoe cream”(シュークリーム)といえば通じるかな?
というチャレンジは危険です!
英語圏の人に対して、しゅ〜くりーむ”なんて言っちゃた日には、ん?!「靴クリームがほしいの?」と思っちゃうんです。
なんともいえない苦笑いを披露されます。
いっそのこと爆笑してくれた方が助かりますね(笑)
本当は、シュークリームが欲しいのに、
まさかの靴クリームと間違えられてしまうので気をつけましょう。
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誕生秘話と日本に伝わった背景!
【16世紀中頃】
イタリアのメディチ家の王女カトリーヌ・ド・メディチがフランスの王子アンリ二世に嫁いだ事から始まります。
嫁いだ際、王女と一緒にフランスに渡った
菓子職人によってシュー生地がフランスに持ちこまれたのがきっかけとも言われています。
そして、シュークリームが日本へ伝わったのは幕末あたりではないかと言われています。
幕末に来日したフランス人のサミュエル・ピエールが横浜で西洋菓子店を開店させます。
【明治15年】
横浜八十五番館で働いていたパティシエの谷戸俊二郎が、米津風月堂(神田淡路町)に雇われます。
その翌年(明治16年)に米津風月堂でシュークリームが販売されました。
同じく横浜八十五番館で修行していた村上光保も、その後、自身のお店・村上開新堂(麹町)で、米津風月堂と同時期にシュークリームを売り始めているので、
日本でのシュークリームのルーツは「横浜八十五番館」だったと言われています。
まさかお菓子のルーツに歴史が関わってくるとは思いませんでした。
ヨーロッパの歴史も分かって、勉強になりますね~。
シュークリームを漢字で書くと?
シュークリームを漢字で書くと、どのような感じになるのでしょう…?
完全に読みとはあってませんが、皮に包まれたスイーツなので、
または、キャベツの別名にちなんで
はいかがでしょうかね。
なんとなくイメージが伝わると思いますよ。
ちなみに中国語では「奶油泡芙」と表記されるようです。
私の個人的な感想ですが、中国のやつがダントツで「わけわから〜ん!笑!」
まぁ一番しっくりきたものを参考にして下さいね♪
まとめ
- フランス語で「シュー・ア・ラ・クレーム」
- 英語ではcream puff「クリーム・パフ」
- 16世紀中頃イタリアのメディチ家の王女がフランスのアンリ2世に嫁いだのが始まり。
- 中国語では「奶油泡芙」と表記される(よくわからん)
シュークリーム1つ調べるだけで、
イタリアとフランスの歴史を勉強することになるとはビックリ。
いまでは身近にあるシュークリーム。
食べるときはぜひ周りの人にシュークリームの雑学を披露してみてはどうでしょう!
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