年末に帰るときって、
自分一人で実家に帰るのであれば両親が好きそうなもの。
もしくは自分が両親と一緒に食べたいものなど気楽に買って帰ることができますが、
結婚したばかりの方は、
相手のご実家に何を買うべきか悩みませんか?
どのぐらいの予算がいいのか、
熨斗(のし)は必要なのか、マナーはあるのか…。
年始に慌てないためにも、
新年の手土産や挨拶について紹介します。
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お年賀の時期と時間帯は?
「お年賀」とは、正式に三が日(1月1日~3日)の間に年始挨拶の手土産として直接持参するものですが、
三が日に都合がつかない場合であっても、
元旦から7日までを松の内とし、その期間に訪問することを言います。
しかし、地方によっては
15日までを松の内とするところもあります。
挨拶の時間帯はお昼の時間帯を避けた、
くらいまでの間に訪問するのが最適です。
面会時間は5分~15分で切り上げるのがベストです。
もしも年末にお歳暮を贈る場合、お年賀を渡さない場合があります。
ですが、家庭によっては
「お歳暮もお年賀も両方行うのがしきたりよ!」という家庭があるかもしれませんので、
それぞれの家庭のルールを事前に知っておくほうがいいですね。
手土産の選び方とリサーチ方法!
オススメ候補はこちら♪
【珍しいお菓子】
話題のお菓子やなかなか手に入らない食べ物は喜ばれる事が多い。
【お酒】
お酒好きな方にとっては珍しいお酒はとても喜ばれる。
【地元特産品】
地元の限定品。福岡なら明太子や有明海の高給海苔など。
【和菓子】
羊羹(ようかん)やカステラなど、訪問客が多いお正月には、日持ちもするのでオススメ。
【梅干し】
特に年配の方は、お茶漬けにして食べる事ができ、日持ちもするので人気。
贈る相手によって何がいいのか悩みますよね。
自分の実家であれば悩まずに選べますが、
結婚している方は相手のご両親に対してとても悩むと思います。
両家の地元が違うのであれば、自分の地元の名産品や相手のご両親が好きなもの、
もしくは巷で話題になっているものなどを選ぶと喜ばれるのではないでしょうか。
何が好きなのか分からない場合はリサーチが必要ですよね。
近くに住んでいれば、会話の中から聞き出せると思いますが、遠方の場合は、なかなか会話をする機会がないかもしれません。
そんな時には、配偶者や婚約者にご両親が好きな物を聞いてみましょう。
お酒が好きなご両親でしたらお酒はとても喜ばれると思います。
お酒が苦手なご両親でしたら、好きな食べ物など何に興味があるのか、何が好きなのか聞き出してみて、
予算の中で相手の立場に立って心を込めて贈ることが大切ですね。
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義父母に渡す場合の決め手と相場は?
お年賀は、日頃特にお世話になっている方々、
特に親戚などの身近な人に贈ることが多いものです。
贈る相手の好みや家族構成、年始の都合などをよく考えて、喜んでいただけるものを選び、
そしてある程度日もちのするものがオススメです。
お互いの地元が異なる時は、
地元名産の物を贈るのと相手のご両親に地元の事を知ってもらうチャンスとなりますね。
気になる相場はこちら!
価格相場は1,000~3,000円・高価でも5,000円前後
ぜひ参考までに♪
赤金の蝶結びの水引をあしらったのし紙をかけ、表書きは水引の上に「御年賀」と書き、
水引の下に自分の名前をフルネームを入れましょう。
お店で購入した場合は、
「お年賀用の熨斗をかけて下さい!」
とお願いすれば、ちゃんと該当するものを準備してくれますよ。
渡したい相手が遠方に住んでいる場合は?
お世話になった人が遠くに住んでいる場合、
現在住んでいる所が遠くお正月は実家に帰らない場合など、渡したい相手が遠方に住んでいる事もありますよね。
お年賀は年始挨拶の際に直接持参する手土産の表書きに用いられるものです。
その為、訪問する事が出来ない場合でも、
デパートなどから直送したり宅配便を利用して贈ることはタブーとされていますが、
どうしても都合がつかない場合は、宅配便を利用することもあります。
その際、商品の販売元から直送することは好ましくないので、自宅からの発送にしましょう。
と記事をかいておきながら、
恥ずかしながら知らなかった事項でした。
もしも宅配するような機会があれば、デパート等からの直送は避けたいと思います(汗)
会社の上司に贈る場合は?
こちらも相場は3000円で、
上司がお酒が好きであれば好きなお酒や日持ちのする食べ物を贈るといいですね。
出来ればお伺いした方が賢明ですが、渡す事が困難な場合があるかもしれません。
その場合は宅配業者を利用しましょう
ただし、デパート等から直接贈らない方がいいですね。
もしも上司からご招待を頂いて、先方から時間を指定されたらいろいろと悩む必要がありませんが、
もし日程だけ指定されて、「時間はいつでもいいよ!」という感じの場合は、
朝・昼・夜の時間をさけ、事前に時間を決めておくといいですね。
また訪問する際は、
約束の時間よりも早すぎても、遅すぎても失礼にあたります。
必ず指定の時間に到着するようにしましょう。
自分の実家に贈る場合は?
こちらも相場も3000円です。
今まで紹介した中で一番気楽に選べる相手ですね。
基本的には日持ちがするものがいいですが、私は毎年、両親が好きなケーキを買って帰ってます。
日持ちしない商品ですが、なかなか食べる機会がないのか毎年あっという間になくなってますよ。
なので日持ちするもの、
もしくは両親が好きな物を買って帰るといいですね。
のし紙は必要?書き方とマナーは?
通常のお年賀の場合にはのしが必要となります。
使用する物と書き方はこちら!
- のし紙は紅白の5本(又は7本)
- 花結び(蝶結び)のデザイン
- 表書きは「御年賀」と表記
- フルネームを表記
もしも7日までにご挨拶に行くことが難しい場合は手土産につけるのし紙の献辞を、
「寒中見舞い」とし、15日までにお伺いしましょう。
喪中のご家庭にはお正月の挨拶も控えますが、
これまで受けた恩のお返しにお年賀を贈ることはいけないことではありません。
ですが、その場合は紅白の水引の熨斗は使用せず、無地のものを使用してください。
まとめ
- 相場は3000円で、のしの表書きは、「御年賀」「お年始」とする。
- 結婚している人は家族構成を考慮して品物選びを。
- 結婚する予定の人は日持ちするものがおススメ。
- 渡したい相手が遠方の場合は、宅配は自宅からの発送が好ましい。
- 上司に贈る場合、どうしても渡せない場合は宅配に。
- 自分の両親には、両親の好みの物を贈りやすい。
- 贈る相手の立場に立って、心をこめて贈り物をすることが大事。
夏も終わり、そろそろ年末年始の計画を立てるころではないでしょうか。
結婚している方はいつ頃相手のご実家に行き、何を贈るのか、そろそろリサーチを開始したほうがいいですね。
年に一度の行事なので、今から準備を始め、せっかくなら相手が喜びそうな物を選んでみませんか?
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