お酒を飲まない

タバコやお酒などの“年齢制限がある商品”を購入するときや、

居酒屋などへ入店する際に、

年齢確認」が必要とされるようになったのは、ここ数年のことですね。

 

筆者の場合は、忘れもしない28歳の冬。

タバコを買いに寄ったコンビニで「失礼ですが、20歳以上ですか?」と聞かれ、

飛び上がるほど嬉しかったのを今でも覚えています。

 

そう、コレが年齢確認のミソですね。

私のように「若く見られて嬉しい~!」と喜べる人間もいれば、「俺がハタチ以下に見えるワケ?ふざけてんの?」

とイラっとする人もいるでしょう。

 

なかには、「んもー!毎回毎回、うっとうしい!とっくに20代なのに!

と腹立たしい思いをしている方も。

 

はてさて、年齢確認ってナゼ必要なの?

年齢確認されるの、メンドくさい!どうしたらいいの?

 

そんなハテナを、今日はちょっと探ってみましょう。

 

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 なぜこんなに厳しくなった?「年齢確認の規制」と「お店の事情」

買い物レジ

年齢確認は「未成年者にお酒・タバコを販売しない」ために必要なもの。

 

未成年だと判っている相手にお酒やタバコを販売した場合には、

  • 【50万円以下の罰金刑】(前科が付きます)
  • 【販売免許取消】

 

といった処分が科せられます。

 

これはお店の責任者だけでなく、

販売を担当したアルバイト店員も例外ではないんですよ。

 

お酒・タバコをお店で取り扱うには、

販売許可」と「販売免許」を取得しなければいけません。

 

この販売免許を、【未成年への販売による処分】によって取り消されたら……

お酒を一切提供できなくなるわけです!

 

お酒のない居酒屋なんて、もはや居酒屋じゃないですよね。

当然、お店の営業をやめるしかないでしょう。

 

ではコンビニならば?

 

いつも買い物に来てくれるリピーターの中には、

この店はタバコが(お酒が)置いてあるから利用する」というお客様が一定数いますね。

 

その目当ての商品の取り扱いがなくなれば…

少し歩けばいくらでもある、別のコンビニへ向かうでしょうね。

当然みるみると、お店の売り上げは下がってしまうことに。

 

事実「未成年にタバコ・アルコールを販売した」ことで免許が取り消され、

廃業・営業停止した、というケースは少なくないのです。

 

もちろんモラルとして、お酒やタバコというデリケートな商品を扱う以上、

成人の責任として「未成年に平気で売る」なんて、許されることではありませんしね。

 

買う側としては、つい「イチイチめんどくさいなー!」と思ってしまいがちな年齢確認。

でも、こんな事情があることを理解して、

ちょっぴり温和な気持ちで、協力してあげられたらイイですね。

 

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とっくに成人してるのに…!年齢確認をされないためには?

疑問

とっくに20歳を過ぎている場合、

年齢確認をされるのも、たまーになら嬉しいものですが、毎度毎度となると、

さすがにウンザリしてしまいますね(笑)

 

さて、そんな「幼く見える」アナタに有効な、

「年齢確認をされない方法」は……

 

ありません!

 

…というよりも今後、

年齢確認はさらに厳しくなる傾向にあります。

 

お酒を買おうとしている未成年に年齢を訪ねた場合、おそらく「21歳」「22歳」などと答えますよね?

「33歳です!」などと堂々と申し出る10代はなかなかいないでしょう。

 

これを踏まえて「年齢を訪ねて20代と答えた場合」ひいては「20代に見える場合」は、

身分証の提示をしてもらう…というように、各店舗の規則が変わっていく流れにあるのです。

 

「なんで俺だけ年齢確認…面倒だな」という気持ちもわかりますが、

「20代なら皆されるんだな」と広い心を持って、諦めるのがいいかも……。

 

また、ちょっとした「コツ」を、覚えておくといいかもしれません。

とくに、年齢確認をされやすいのは…

  • 清潔感がない服装・ジャージやスウェット
  • 茶髪や金髪
  • マスクやサングラスなどで顔を隠している
  • 女性ならば、ノーメイクの顔

などなど。

 

どちらかというと、「未成年に見える」というよりも、「社会人に見えづらい・お勤めしているように見えにくい」

というあたりに判断ポイントがありそうですよね。

 

いつも年齢確認される~!

というアナタは、ちょっぴり気を付けてみるといいかも。

年齢確認されたときに、身分証がなかったら?

学生証

普段持ち歩いていそうな、「年齢を確認できる身分証」としては、

  • 自動車等の免許証
  • 写真付き学生証
  • タスポ
  • パスポート

などがあります。

 

基本的に、生年月日が印字されており顔写真が確認できるものでないとダメですね。

保険証には写真がないので、

本人確認ができず年齢の証明にならないとされることが多いです。

 

定期券・クレジットカード・その他のレンタルカード・診察券なども、

生年月日が無かったり手書きだったりするのでNG!

 

では、そんな身分証を持っていない場合に、年齢確認をされたら…?

これは残念ですが諦めるしかありません

 

「なぜとっくに成人してるのに買えないのか?」

そんな怒りが沸いてしまい、「今回くらいイイじゃないか、売ってくれよ!」と思う気持ちもわかります。

 

が、前述したとおりお店側にとっては、

万が一間違いを起こしてしまった時には死活問題なのです。

 

「この店は頭が固すぎる!成人していると言ってるのに!」「20代だって言ってるじゃないか!」

実際に、このような口論やトラブルになってしまうケースも多く報告されています。

 

でも、そんな時は思い出してください~!

 

アナタは今、タバコが買えずにもう一度買い物に来なきゃいけなくて面倒ですが…

実は、そんな思いをした人はアナタだけじゃなく、意外とたくさんいること。

 

そして、アナタも確かに困っているのですが、

お店は決して間違った対応をしているわけではないということを

 

ちょっぴり腹立たしいのは確かですが、ここは怒りを納めて!

 

次回からは、ちょっとしたお散歩にも、

免許証ぐらいは携帯する習慣にしておくのが、いいかもしれませんね♪

 

まとめ

  1. 年齢確認は「未成年者にお酒・タバコを販売しない」ために必要なもの
  2. 年齢確認は今後もっと厳しくなる!社会人らしい身なりを心がけよう
  3. 身分証がないときは、諦めて出直すしかない!

どうしても、人間が見た目で判断して声をかけるわけですから、

間違いや勘違いがあっても仕方がない「年齢確認」。

 

つい、そのお店やスタッフに文句のひとつも言いたくなるところですが…

そこはお店側の気持ちをも汲んで穏便にすませる……

それが「未成年」とは違うオトナのスマートさ、かもしれませんね。

 

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