「一人暮らしの初期費用って、いくら貯めればイケるんだろう?」
って、気になりますよね。
私はね、「東京に行って一人暮らしするぞー!」って決めたとき、30万円貯めたんですが…
さて、30万円で足りたかどうか気になります?
うふふ。正解は最後に♪
今日は学生さんのキャンパスライフのスタート。
一人暮らしの気になる【初期費用】のアレコレ、レクチャーしちゃいますッ!
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「家賃」と「敷金・礼金」の相場を知っておこう!
【学生】の一人暮らし!家賃の平均は?
- 東京の家賃平均=6万円
- 大阪の家賃平均=5万円
やはり、全国的にみても東京は最も家賃が高い傾向ですね。
地方都市では平均4万円…となるようです。
敷金・礼金の相場は?
物件によっては「敷金・礼金」がないという部屋もありますが、平均としては…
【敷金】=あなたが大家に預ける保証金
「1カ月分」が半分、「2カ月分」が3割。
敷金はだいたい1~2カ月分ですね。
【礼金】=お礼として大家に渡すお金
「1カ月分」が7割、「2カ月分」は2割。
礼金「2カ月」という物件は少々お高め。
ちなみに関西では、敷金・礼金ではなく「保証金」という言葉が使われていることもありますが、同じ意味と捉えて大丈夫です♪
必要なのは引っ越し費用だけじゃない…「家電」の相場は?
一人暮らしを始めるには、冷蔵庫・洗濯機・掃除機・電子レンジ・照明器具など、
最低限の家電が必要になってくることも忘れちゃいけません。
あと、布団がなければ寝られないし、カーテンやタオルといった生活用品も必要…
新たにひと通り揃えるとしたら、どのくらいの金額がかかるのでしょうか?
家電製品の相場は…
- 冷蔵庫… 40000円
- 洗濯機… 60000円
- 掃除機… 10000円
- 液晶テレビ…50000円
- 電子レンジ…30000円
生活用品は、布団やカーテン・タオル・ティッシュ・食器などを、ひとまずは、
5万円以内の予算で収まるように考えましょう。
(ニトリや大型スーパーなどの量販店で揃えれば、だいたいこの金額でOK!)
もちろんこれは、ピンキリがある家電製品の中でも、ごく普通のランクのものを選んだ金額です。
それでも合計してみると…
また、テーブルもやっぱり必要だろうし、ベッドも置きたいよね、あと本棚も…と、
家具も購入するとなると、これもカナリの出費となります。
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「不動産屋さん」に払う金額は結局いくら?
不動産屋さんに払う、【初期費用】
結局いくらかかるのか?その項目と金額を見ていきましょう。
家賃60000円の物件に決めた場合の初期費用の詳細
初めの1ヶ月分の家賃:60000円
家賃というのは基本的に前払いです。
ですから、引越をしてからの最初の1ヶ月の家賃を払います。
敷金・礼金:240000円
最近では「ゼロゼロ物件」も増えてますが、
今回は基本の【敷金2ヶ月・礼金2ヶ月】で計算しています。
関西では保証金という名前だったりしますが、意味も金額もだいたい同じと考えてくださいね。
仲介手数料:60000円
不動産屋さんに支払うお金。
大家さんとの調整事や契約事務をしてくれたことへの手数料です。
家賃の0.5~1ヶ月と設定されています。
火災保険:15000円
ごく普通の賃貸アパートやマンションなら、入居と同時に基本的に加入するもの。
だいたいどの物件でも似たような金額です。
鍵交換費:10000円
※「前の人が使っていたカギそのままでいい」と断ることもできますが、防犯上はオススメできません※
しめまして、
という結果にッ
この合計額が、【引越のために必ず必要な初期費用】というワケです。
これに、先述の【家電や生活用品を買う費用】も足して考えなければいけないということですね!
つまり、一人暮らしの総合的な初期費用は…
東京の平均家賃で考えて、
- 初期費用 385000円
- 生活用品を揃える費用 230000円
合わせて
となります。
今から「一人暮らしのために貯金するぞ~!」と考えてるアナタは、この60万円を目標に考えればOKですね!
さて、ココで冒頭の答えです!
私が、東京の学校に行くために必死で【一人暮らし初期費用】をバイトして貯めた金額は30万円でした。
結果は…「全然足りなかった!涙」
東京では初期費用が足らず、泣く泣く、家賃の安い埼玉まで希望エリアを広げて物件を探し、ようやくアパートが見つかりました。
当然、生活用品を買うお金が残るわけもなく〜
布団だけは大手スーパーで一番安いのを買いましたが、しばらくはシーツを買うお金もありませんでしたよ…今では笑い話です。
学生よ!初期費用を安くする4ポイントを授ける。
さて、サラっと書きましたが、「60万円」ってかなり高額です。
しかし、ちょっと工夫することで安く抑えられるものもあるんですよ~!
節約ポイントをチェックしてみましょう。
①〜仲介手数料の安い不動産会社を選ぶ〜
仲介手数料は、家賃の半額or1ヶ月分。
この数万円の差は大きいです。
複数の不動産会社が、同じひとつの物件を取り扱っている…ということはよくあります。
そういう場合は、仲介手数料の安い会社と契約すれば家賃の半額分イッキに節約が可能!
ただし、仲介手数料を格安にする代わりに家賃が高くされていたり、礼金を高くしていたりするケースも。
最終的に損になってないか?ということは慎重に検討を!
②〜礼金のかからない物件を選ぶ〜
敷金と違って礼金は退去時に返ってこないお金。
なのでコレは単純に、安ければ安いだけイイ項目なのです!
最近では早く入居者が決まるように、
【礼金不要】の物件も増えていますよー。
コレが狙い目!
③〜フリーレントの物件を選ぶ〜
フリーレントとは、家賃を一定期間、免除(無料)になる物件のこと。
「入居から2ヵ月間、家賃が無料」などと宣伝されているのがコレ!
「早く入居してもらいたいが家賃は下げられない」…などの大家さんの事情から設けられたシステムです。
フリーレント物件は、最低契約期間が決められているので注意。
また、家賃が相場より少し高めなことも多く、結果的には「ワリに合わない…」ということも。
④〜家賃+管理費でお得な物件を探す〜
毎月の支払いで実際に払う金額は、
【家賃+管理費(共益費)】の合計です。
そのため、
<物件①>
家賃6万円+管理費6000円=66000円
<物件②>
家賃6万6千円+管理費0円=66000円
この2件を比べたとき、つい同じように考えてしまうんですが…。
そう、もうお気づきですネ?
【初期費用】で考えると、“家賃”が安い物件①がおトクなんです。
仲介手数料も安くなりますし、敷金礼金も安くなります!
節約したいならば家賃の金額にも注目をッ
まとめ
それでは今日のおさらいですよ!
- 一人暮らしの家賃平均は、およそ東京6万円・大阪5万円
- 敷金は家賃1~2カ月分、礼金は家賃1か月分が多い
- 最低限の家電や生活用品を揃えると、23万円の出費が見込まれる
- 家賃60000円なら、不動産屋さん払う初期費用は、合計385000円となる
- つまり総合的な一人暮らし開始費用は、東京の平均家賃で考えて、
- 初期費用 385000円
- 生活用品を揃える費用 230000円……合計615000円
う~ん高い!でも、誰もがいつかは通る道…。
節約術も駆使しながら、気にいる「自分だけの城」を見つけて、いい大学生活をスタートさせてくださいね~!
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