マンゴーやパパイヤなども、お目見えする機会の増えてきた昨今ではありますが、
やはり今でも“南国フルーツ”といえば、我々がイメージするのはパイナップルでしょう♪
缶詰や、スーパーなど売られてるカットパインはお手頃ですし、
ピザのトッピングや、酢豚など料理に使われることもありますネ~!
さて、そんなパイナップル、
栄養はあるのでしょうか? あるとしたら、どんな効果が期待できるの??
今日は、パイナップルの栄養を大解剖~!
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パイナップルは栄養もバッチリだった!
美味しいだけじゃない!パイナップルは、
ビタミンやミネラルがバランスよく含まれ、栄養価も優れたフルーツなんです。
パイナップル100g中(約58kcal)で見てみると…
タンパク質:0.4g
→体を作るもとになる
炭水化物:15.6g
→脳や体を動かすエネルギー源
食物繊維:1.5g
→便を出しやすくする働き
ビタミンA:1.5g
→粘膜や皮膚を強くする
ビタミンB:10.14mg
→肌や糖の代謝を高める
ビタミンC:17mg
→解毒作用、美肌作用
ナイアシン:0.2mg
→代謝促進、炎症を抑える働き
カルシウム:17mg
→骨を作る元になる
カリウム:146mg
→余分な水分を排泄し、むくみ予防や改善
ね!
さまざまな栄養がバランスよく含まれているんです~♪
意外に頼れる!パイナップルがもたらす8つの効果とは?
①<免疫システムの改善>
パイナップル1/2カップには、1日に必要なビタミンC摂取量の130%が含まれています!
ビタミンCは免疫システムを刺激し、
体に害をもたらす活性酸素(フリーラジカル)を撃退してくれます。
いろんな病気の感染を予防する働きがあるんですよ。
②<ガンの予防>
パイナップルにこんな成分が含まれていて…
- ビタミンA
- βカロテン
- ブロメライン
- フラボノイド
- マンガン
これらには、
ガンを予防する効果アリ!
とくにパイナップルに含まれるマンガンは、細胞内で活性酸素を撃退してくれます。
口・喉・胸でのガン細胞の発生や増殖を抑える効果があります。
③<消化機能の改善>
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を豊富に含むパイナップル。
- 便秘・下痢
- 過敏性腸症候群
- 動脈硬化症
- 血餅
- 高血圧
こんな症状の緩和に役立ちます。
また、蠕動(ぜんどう)運動を刺激するので食べ物を消化する胃液の分泌促進にも。
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④<風邪の症状や咳を改善>
パイナップルに含まれる「ブロメライン」
ちょっと、聞いたことのない栄養素かもしれませんネ。
コレ、気道や副鼻腔などをさえぎる粘膜・鼻水・痰などを軽減させ、痰や粘膜の排出を促進し、風邪などの感染症を予防する効果のある栄養素!
パイナップルが風邪にも効くなんて、ちょっと目からウロコじゃありませんか!?
⑤<骨強度を保つ>
カルシウムとマンガンを豊富に含むパイナップルは、骨強度を保つ働きも兼ね備えていますよ!
骨折などで骨がダメージを受けたときも、骨の回復に効果を発揮します♪
パイナップル約1/2カップに、1日に必要なマンガンの70%が含まれているんですよー。
⑥<目の健康維持>
パイナップルは目の健康維持にも効果アリ!
加齢による目の疾患などを予防します。
加齢黄斑変性の発症を抑えてくれるβカロテンが、パイナップルにはたっぷり♪
⑦<血圧を正常値に保つ>
健康に大切なミネラルの一つ、「カリウム」も、パイナップルには豊富。
血管拡張剤としての働きがあるカリウムは、体内の健康維持にその効果を発揮します!
血液やリンパ液などの循環を良くして、余分なものを排出してくれるので…
- 高血圧の症状を抑える
- 血管のつまりを軽減
- 動脈に蓄積されるこぶ(プラーク)を減少
- 動脈硬化症、心臓発作、脳卒中などの病気の予防
に効果があるんです。
⑧<節炎の症状を抑える>
「風邪に効く」と先に紹介した、パイナップルに含まれるタンパク消化酵素である「ブロメライン」
このブロメラインは、強い痛みや不快感を軽減する抗炎症作用もあるんです。
パイナップルを食べることで、
関節や筋肉組織の炎症を減少させてくれるので関節炎を発症している箇所などに効果的!
加工食品より、ダンゼン生がいい!
パイナップル=缶詰、というくらい、私たちの日常生活ではポピュラーですネ。
し か し!
缶詰のパイナップルには“砂糖”がたっぷり。
糖分の摂りすぎになってしまいますので、缶詰を常食するのはできれば避けたいところです。
また、缶詰にすることでパイナップルの持つ酵素も減少してしまうんですよ。
オススメは完熟&常温!
完熟していないパイナップルは、酸っぱくて美味しくない~!だけではありません。
『シュウ酸』という成分を多く含んでいて、消化不良や口の中を荒れさせる原因になりがちです。
また、パイナップルは南国のフルーツ。
暑い国の食べ物は体を冷やす働きもあります。
夏に冷蔵庫で冷やしたパイナップルは美味しいですが、体を冷やしてしまいがち。
だ か ら、
常温で食べるのがオススメなんです!
一日の適量は?食べ過ぎには注意せよ!
パイナップルは、多少食べすぎるくらいでは大きな問題はありません。
ただし、摂取しすぎると下痢や腸の痛みを引き起こすことがあります。
パイナップルの摂取目安量は、
となってます。
これぐらいの量を目安にするとイイですね。
また、パイナップルは低カロリーではありますが、糖分を多く含んでいるのでダイエット面でも要注意です。
生に飽きたら!アレンジレシピ3選♪
『パイナップルラッシー』
<材料>
- パイナップル
- プレーンヨーグルト
- 牛乳
- はちみつ
<作り方>
- パイナップルを4等分に切る
- プレーンヨーグルト、牛乳、はちみつ、パイナップルをスティックミキサーでかき混ぜる
- グラスに注いで、あればミントの葉を飾たりして完成!
冷た~い♪『パイナップルソルベ』
<材料>(2人分)
- パイナップル 300g
- ココナッツミルク 125g
- メープルシロップ 40g
<作り方>
- 全て材料をフードプロセッサーにいれて混ぜる
- 型に流し込んで、冷凍庫で6時間~保存する
- ②をもう一度フードプロセッサーにいれて混ぜ、柔らかくなったら完成!
フライパンで簡単!『パイナップルケーキ』
<材料>(1枚分)
- パイナップル缶詰 4輪
- ホットケーキミックス 150g
- 卵 1個
- 牛乳 100ml
- バター 20g
- グラニュー糖 20g
<作り方>
- パイナップルの水分を拭きとって、1輪はそのまま、残りの3輪は半分に切る
- ボウルにホットケーキミックス・卵・牛乳を入れて混ぜ合わせる
- フライパンにバターをひき、グラニュー糖を加え溶かして、1を並べる
- 2を流し入れて、フタをして中火で蒸し焼きにし、中まで火が通ったら完成!
まとめ
私もパイナップルはダイスキで、よくスーパーで丸ごと1個買うんですが、まさか「風邪に効く」とは、目からウロコでした…!
どおりであまり風邪を引かないのかも(笑)。
最近のパイナップルは、安いモノでも甘くておいしいので、缶詰より断然ナマが、個人的にもオススメですよ♪
夏に栄養がピークに達するのはこの食べ物だー
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