会社や学校で…
“独り言がうるさい人“・“ずーっと独り言を言っている人”って、いませんでしたか?
もしくはアナタ自身が!
独り言が多い人というのは、精神的に何かの不安を抱えているケースが多いのです。
不安が多いほど、症状が出やすいといわれています。
また、同じ「独り言」でも、
“危険視されない独り言”と
“危険視される独り言”があります。
危険視される場合はチョット要注意。
今日はそんな、
【独り言が多い人の心理的特徴】&独り言が出る病気や対処法を一緒に見ていきましょう。
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独り言が多い人の6つの心理と隠れた二面性!
本来「言葉」というのは、“他人とコミュニケーションするために使う”ものですね。
にもかかわらず、
相手がいないのにペラペラしゃべってしまうというのは、心の状態が良くないと思っていいでしょう。
独り言が多い時の心理状態とは一体どんな感じなのか?自分自身と答え合わせをしてみて下さいね。
①〜自分を安心させている〜
独り言が多い人は、精神的に何か問題を抱えている場合が多いです。
強い不安を感じている時などに、
心の問題を和らげるため声に出して再確認する行動をとるんですね。
声にして出すことで、精神的に落ち着こうと考えるのです。
②〜周囲にアピール〜
独り言をコミュニケーションの1つと考え、
周囲に自分をアピールするための独り言…というパターンの人もいます。
「とにかく目立ちたい!」
という“かまってちゃん”ですね。(体調悪いアピールなどは、こういうタイプのあるあるです。)
自分の感情を伝えるのがヘタな人…とも言えますね。
③〜考え事をしている〜
コレは身に覚えがある人も多いかも。
考え事をしていて、自分の頭の中だけでは整理しきれない時に、独り言を言ってしまいがち。
人間は集中すればするほど、無意識のうちに独り言を言いやすいものです。
とくに【数字が絡む考え事】というのは声に出やすい!
私も暗算などは、高確率でブツブツと独り言を言っています…ネ。
④〜孤独感をなくしている〜
話し相手もおらず、会話もない…
そんな孤独感を紛らわすための独り言
一人暮らしを始めた人や身寄りのない老人ほど独り言が多くなる…いうのは、こういった心理的な原因が関係していますね。
コレは、ある意味自分の心を守るための行動。ひとりの時の独り言は、気にせずどんどん言って◎!
⑤〜よく言えばマイペース・悪く言えば周りが見えていない〜
「自分は自分、他人は他人」という考え方を持つ人ほど、独り言が多い傾向があります。
マイペースで周りの顔色をあまり気にしない人は、自分だけの世界に入ってしまいがち。
【自分だけの世界に入ってしまう=独り言が多くなる】というワケですね。
⑥〜ストレス解消〜
独り言は心の安定を図る効果が高いです。
- サッカー観戦で独り言を言う
- ゲームをしていて敵にやられて悔しいと声に出してしまう。
これらもある意味の独り言ですが、
ストレスを発散させる意味でスゴく効果的。と言われています!
精神的にも緊張を和らげることができるので、どんどん声に出した方がいいくらいです。
1人で部屋にいる時の独り言は、気にせず思い切り言ってしまいましょう。
独り言が多い人の性格と共通する特徴とは?
前述した心理的特徴から考えると…
独り言を言う人は、
- ストレス解消の方法を知らない
- うまくストレス解消できない
という部分が強いようですね。
それに加えて、自己主張系・アピール系の独り言を言う人は、
つまり、プライドが高い人・小心者であるケースが多い!と言えそうです。
どっちにしても、
いわゆる明るい性格…外交的で柔軟なタイプとは言えないでしょうね。
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【光の顔】「健全な独り言」によるプラス効果は武器になる!?
一人で過ごす時間が増えると、孤独を感じ自分の考えや気持ちを頭の中にためてしまいがち。
ですがー!そういう不安を、あえて言葉にして声にすることで、
ことができるんです。
【自分の声を聴く】というのも安心感を得られる行動なので、独り言が多い人=自ら心のバランスをとろうとしている人ともいえます。
また、“感情的な独り言”は、
【不快感を発散する】というストレス発散の役割を担っていることも。
「くっそ~!!」・「ちくしょう!」
というような感情を、
一言声にすることで少し気持ちが収まるのなら、これは立派なメンタルケアとしてgoodです。
また、“精神集中のためにつぶやく独り言”も、良い独り言と言っていいでしょう。
アスリートが試合開始前に言うような…
「大丈夫ダ!オレは絶対できる男、大丈夫…」・「俺は速い、俺は強い、俺は勝てる」
こういう独り言は、
- ポジティブな感情と結びつく
- 意味はなくても繰り返すことで、目の前の課題・試合・作業に集中できる
などメンタルにプラス効果をもたらす独り言。
気持ちが軽くなったり、勇気づけられたりする良い独り言ですね。
【闇の顔】可能性のある病気と「怖い独り言」の特徴とは!
良い独り言がある一方で、
チョット怖い、精神疾患が疑われる独り言というケースもあります。
独り言が多くなる疾病の代表例は、
- 『統合失調症』
- 『うつ病』
など。
その他にも、『発達障害』や『自閉症スペクトラム障害』の症状として、独り言が多いタイプの人もいます。
こういった精神疾患の兆候としての独り言は、
- 妄想
- 幻聴
- 幻覚
…といった、ものへのリアクションとして表れることが多いようです。
特徴としては、
- 突然怒る
- 誰かと話しているような話し方やトーン
などが挙げられますね。
独り言が多い人への対処法5つ
独り言のアレコレを紐解いてきましたが、
「毎日毎日、隣のデスクの奴の独り言がうるさいんだよ~…!(涙)」
というようなお悩みがある人は、その対処法のほうが切実かもしれませんね。
独り言が多い人への対処法は…ズバリコレ!
①【直接ハッキリ言う】
これで解決すればベストです。
「独り言うるさいよ!静かにして!」ということを、落ち着いて告げて聞いてくれればそれに越したことナシ。
まあ…実際にそれで素直にやめてくれる人ならば、そもそも独り言を多用するような人ではないでしょうが…。
②【チームで対処】
独り言マンには、チームで対処するのがオススメですね。
同僚の独り言がうるさいなら、
- 直属の上司に相談して注意してもらう
- 便宜を図ってもらう
上司の独り言がうるさいなら、
- 部署内で話し合って上層部に言う
- 部署内で共通の対処法を探す
ちょっとキツイようですが、
【大勢の前で独り言について注意を受ける】などがあれば、すばやい改善を期待できるかもしれませんね。
③【どういう意味か聞く・ツッコミ担当になる】
「あー大変だ!」「困った困った」「どうしよう…」というような、ヘルプ系の独り言。
これの対処法としては、
直接ツッコんで聞いてみるのもアリ。
「アドバイスしたほうがいい?それとも独り言なら放っといた方がいい?」と、
【いちいち確認=ちょっと圧力をかける】ことは、独り言を控えさせる有効な手の1つですね。
④【あえて無視】
ず~っと聞こえる距離で独り言を呟かれて、イライラせずにいられる人はなかなかいません。
ですが、気をつけて!
とくに、自己主張・アピール系やヘルプ系の独り言を言う人は、
「注目されたい!・構われたい!」という欲求が強いんです。
【独り言に対しての怒り】も、いわばその人への関心の1つと言えます。
「独り言を言えば人を怒らせて関心を得られる」と考えてしまうケースもありえるんですね。
その思い込みを崩すためにも、
『ポーカーフェイス無視』はとても有効です。
⑤【ヤバい時は病院へ連れて行く】
これは家族やパートナーの場合に有効。
明らかにおかしな兆候が見られる場合は、半強制でもよいので病院に連れて行くのがベター。
どうしても難しければ、
保健所や専門医へ事前に相談をして段取りを決めて…ということも可能ですよ。
まとめ
独り言は、ストレスがある時に出てくることが多いもの。
もし自分が、「最近、よく独り言を言ってるかも…」と思ったときは、意識して“誰かに話を聞いてもらうようにしてみましょう。
自分以外の身近な人が独り言が増えたようであれば、“何か悩みが無いか?”と話を聞いてあげてみるといいですね。
話したいことは誰かに聞いてもらって、健康な社会生活を送っていきましょう♪
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