傘の忘れ物

電車の中に、忘れ物をしたことありませんか?

 

『立てかけてた傘を忘れてきちゃった…』

『網棚の上に読みかけの雑誌、忘れてきた…』

 

…なんて、ビニール傘や週刊誌くらいであれば、ちょっとの痛手と笑い話で済みますが

スマホとか、財布とか、定期券とか、

ましてや会社の重要書類

…なんてウッカリ忘れてきた日には、笑いごとではありません。

 

今回は、もしも電車の中に忘れ物をしてしまった時の対応方法をケース別にご紹介いたします。

 

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電車に忘れ物をした時の対処法!

青い電車

 

各鉄道会社によって多少の違いはありますが、

電車の中に忘れられた物は一般的に、

忘れ物が拾得された駅で保管(1~2日)

その後に

忘れ物集約駅に移送され、既定の期間まで保管(大体2~4日)

そして、           

警察署に移送

という経路で移動していきます。

 

このため、「いつ(どの時点で)忘れ物に気づいたか?」

によって連絡先が変わるんですね。

 

気づいたタイミング別に対処法を見ていきましょう。

 

電車を降りた直後に「あ!忘れ物!」と気づいたら!

電車から降りてすぐに気づいた場合は、すぐ駅員さんに

  1. 忘れた物が何か、その物品の特徴(色・形・大きさ・内容物など)
  2. どこ行きの電車か、その電車を降りた時刻
  3. 何号車のどのあたりに忘れたのか

を伝えましょう。

 

何を、どこに忘れたか」を正確に伝えることができれば、

電車が向かった先の近くの駅で、駅員さんに回収して貰える可能性があります。

 

対処が早ければ早いほど、

紛失してしまう最悪のケースを回避できます!

 

“俺が乗ってたのって…何号車だ!?”と分からない時も慌てずに。

「エスカレーターの近くに降りた」

「降りたらすぐに売店が見える車両に乗っていた」

など、できるだけ多くの情報を駅員さんに伝えられれば、何号車に乗っていたかを判断してもらいやすくなりますよ。

 

また、“どの座席に座っていたか”や、“どの付近に立っていたか”も、一緒に説明しましょう。

何番目のドアか、進行方向に向かって左右どちらの網棚か…などが分かっていると、

すぐに見つかる確率がグッと高くなります。

 

「今日乗った電車に忘れてきたかも!?」当日中の場合は?

電車

当日中に気づいた場合には、すぐに最寄り駅に連絡しましょう。

  1. 忘れた物がなにか
  2. 忘れた日時
  3. 忘れた場所

を伝えることで、

忘れ物情報を鉄道会社のデータベースに登録してもらえます。

 

該当する忘れ物が拾得された際に連絡をもらえるようになります。

 

また、忘れ物が「スマホ」や「スマホの入ったカバン」などなら、

スマホアプリを使って探してみましょう!

 

【iPhoneを探す】や【Android デバイス マネージャー】

といったアプリで、

GPS機能を使ってスマホの現在地を表示させることができますよ。

 

「この間、電車に乗った時に忘れてきたかも…」翌日以降の場合は?

鉄道会社に拾得された忘れ物は、

翌日以降に拾得物情報としてデータベースに登録されます。

 

そしてその1〜2日後

「集約駅(忘れ物センターなど)」に移送されることになります。

 

この段階になると、各鉄道会社が指定している「お忘れ物承り所」や「問い合わせセンター」へ連絡をすることで、

データベースに登録された忘れ物の情報を照会することができます。

鉄道会社ごとの連絡先や詳しい照会の手順については、各鉄道会社のサイトを確認してみてくださいね。

 

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<北海道>
<関東地方>
<東海地方>
<関西地方>
<四国地方>
<九州地方>

 

(全国の鉄道会社の一部を紹介しています)

 

見つかるまで数日かかることも…!受け取りには身分証を忘れずに。

免許証

拾得された忘れ物は、

鉄道会社の集約駅に移送された後、2~4日間ほど保管されます。

その期間内に持ち主の申し出がない場合は警察へ届けられることになります。

 

早ければ当日中に発見されて手元に戻ってくることもありますし、

データベースへ登録されるのにタイムラグがあったり、登録された忘れ物情報と実物の照会に時間がかかったり…となると、

見つかるまでに数日かかることもあるようです。

 

3、4日間は諦めずに、鉄道会社へ

見つかりませんか?

と照会の問い合わせをしてみるのが良いようです。

 

さて、その後無事に、

「鉄道会社から連絡があったー!見つかったー!よかったーーー!!!」となったアナタ。

 

おめでとうございます!でも慌てないで!

 

忘れ物を取りに行く時には、

本人確認のための公的証明書の提示と印鑑またはサインを求められます。

  • 運転免許証
  • 保険証
  • パスポート

などの身分証明ができるものを持っていきましょう。

 

鉄道会社によっては、

委任状があれば代理人でも受け取り可能であったり、着払いで郵送してもらうといった対応もできる場合があります。

 

詳細は各鉄道会社のサイトか、

直接問い合わせをして確認してくださいね。

忘れ物が見つからない場合は?

電話

見つからない…。もうダメだ……

と諦めてしまう前に!

 

拾い主によって警察署に直接届けられていたり、

別の鉄道会社の乗り入れ先の駅で拾得・保管されている可能性もあります。

 

鉄道会社内で見つからない場合は

念のため警察署へ連絡を!

 

該当する場合は、

乗り入れ先の鉄道会社にも併せて連絡しておきましょう。

 

私鉄や地下鉄をまたいで直通運転している電車に乗っていたならば、

それぞれの鉄道会社に連絡しておくのがベストです。

 

失くさないコトがいちばん!電車に忘れ物をしないためには?

乗り越し

今回は、忘れてしまった場合の対応方法を紹介しましたが、

本当なら「忘れない」「失くさない」ことが大事!

 

そのために、例えば…

  1. 電車を降りる時は、自分の座っていた座席・立っていた場所を振り返るクセをつける
  2. 電車を降りる予定時刻前にアラームをセットしておいて、降りる準備をする時間を確保する
  3. 荷物は電車の床や網棚の上に置かず、手で持つか、膝の上に置く習慣をつける

筆者は電車に乗る際、この3点をすべてやっています。

 

自分がそそっかしくてヌケている自覚があるので、

「荷物は必ず手で持ち」「居眠りしてしまって慌てて降りることがないようにアラームをセットして」「降りる間際には居た場所を二度見」しています(笑)

 

今のところ電車でモノを紛失したことありませんし、

隣の席に座っていたひとが忘れそうになっていた携帯電話を見つけて、感謝されたことさえありますヨ。

 

まとめ

電車で忘れ物をしたときのために覚えておくこと…

おさらいしていきましょう!

忘れ物をした時の対処法

  1. 電車を降りた直後に気づいた場合は、すぐに駅員さんに伝えよう
  2. 当日中に気づいた場合は、最寄り駅に連絡しよう
  3. 翌日以降に気づいた場合は、鉄道会社に連絡しよう
  4. 見つかった忘れ物を受け取りに行くときは、身分証明書を忘れずに
  5. 忘れ物が見つからない場合は、警察署や乗り入れ先の鉄道会社にも連絡をしよう
  6. 忘れ物をしないために、「余裕を持って降りる習慣」を身につけよう

 

いかがでしたでしょうか。

 

 電車に忘れ物をしてしまうと、

探して・見つけて・回収する」という、大変な手間がかかります。

 

それでも、運良く回収できればまだいいですが

失くしては困る「スマホ」「財布」「仕事の書類」……見つからなかったら大惨事。

忘れない、失くさないことを常に心掛けるよう、改めて気を引き締めたいものです。

 

それでもウッカリ忘れてきてしまった場合は、

今回ご紹介した対処法を、落ち着いて実行してみてくださいね。

 

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