「一人暮らしなのに、ガス代が高すぎ!」と悩んだこと、ありませんか?
え、俺だけ?他の一人暮らしでも同じくらい払ってるの?…って気になりますよね~!
とくに毎月かかる費用のことだから、高いと感じるほどにアタマを抱えてしまいます。
私なんか、今だからこそ笑い話ですが、一人暮らしをはじめたある日、
15000円のガス代の請求書が届いて、ぶっ倒れそうになったことがありますよ。
(その経験談と原因は、下のほうで…)
今日は、一人暮らしのガス代の平均額、
ガス代を抑えるための2大ポイント&節約術をお教えしますよ!
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一人暮らしのガス代の【平均】は?
まずは、一人暮らしの平均的な1ヶ月のガス代を見てみましょう。
月々の平均ですが、一人暮らしの場合は
このくらいの料金だとされています。
もちろん、一人一人ライフスタイルが変われば料金も違うので、あくまで目安の金額ですが…
東京や大阪、地方都市などでのごく普通の一人暮らしで、これくらいの金額でおさまっているならば、特別変な使い方はしていないと安心してヨシ!
ガス代が高すぎる理由は『プロパンガス』かも。
ガスはプロパンガスと都市ガスの2種類があり、
実はこの2つには、いろいろと大きな違いがあるんですよ。
まず、自分の家がプロパンガスか都市ガスか見分けよう!
簡単な見分け方は、家の外にガスボンベが有るか無いかです。
- ガスボンベ有り→プロパンガス
- ガスボンベ無し→都市ガス
ということ。
『プロパンガス』・『都市ガス』ってそれぞれなぁに?
プロパンガスとは…
都市ガスが行き届かないエリアや、地方都市などで利用されているガス。
全世帯のおよそ半分が、このプロパンガスを使用しています。
プロパンガスは住んでいる地域のLPガス会社の中から選びます。(LPガス会社は全国に2万社以上)
1㎥あたりのエネルギー量が多く、都市ガスの約2.2倍もあって火力が強いので、料理屋などではプロパンガスが好まれるみたいですね。
都市ガスとは…
日本の全世帯の半分が都市ガスを利用。
都市ガスは道路の下のガス導管を通じて、ガスメーターを経て各家庭に供給される…
という仕組みなので、都市ガスのインフラが整ったエリアでないと使用できません。
都市ガスの各社か、自治体のガス局(併せて全国で200社)と契約を交わして、使用を開始します。
〜それぞれのガス料金の違いとリアルな現状〜
都市ガスは公共料金です。
都市ガスはその地域で供給している都市ガス会社または自治体のガス局と供給契約をするため、公共料金なんですね。
それに対して、プロパンガスは自由料金!
ガス会社が自由に料金設定をできるんです。
ですので、ガス会社ごとに基本料金も違いますし、利用料金にも大きな差があったりします。
これが、プロパンガスが高い!と言われる理由ですね~!
都市ガスの方が、ガス代金は安い…
それなら、日本の全家庭、み~んな都市ガスにしちゃえばいいのにッ!そう思うでしょう?
私も切実に考えたことがありますよ(笑)
これができないのは、
日本の全国に都市ガスのインフラが整っていないという問題があるからです。
都市ガスの供給には地下のガス管が必須。
ガス管が通っていないエリアは、プロパンガスを使わざるを得ないのです。
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ガス代が一番高い時期と平均額
一人暮らしでなくてもですが、
【ガス代の請求が高い時期】というのがあります。
一人暮らし歴が長い人なら感覚的にわかると思いますが、やはり冬場のガス代は高いんですよね…。
ガス代というのは主に、
- お風呂で使うお湯
- 料理をするための火
この2つが大きいです。
むしろこの他にかかるガス代など、微々たるものでしょう。
あったか~い料理を食べて・熱~いお風呂に使りたい「冬」というのは、その分ガス代も高くなるというワケ。
一般的に一人暮らしの冬場のガス代の平均額も
まで上がってしまうみたいです。
最安へ導くポイント1〜基本料金の仕組み&変化〜
ガス代にも、基本料金というのがあります。
例えば、都市ガスを販売する会社は全国に200社以上ありますが、平均すると、
といったところです。
ただし、1ヶ月のガス使用量に応じて、基本料金も変わります!
ガス使用料が多くなるにつれて、基本料金は高くなります。←ココ重要ですよ~!
ガス料金の計算方法は、
基本料金+従量料金(単位料金×ガス使用量)
単位料金の平均はだいたい200~300円前後というところですね。
単位料金は基本料金とは逆で、
ガスを使えば使うほど安くなるシステムです。
ガス会社を変更したい!
2017年4月の都市ガスの自由化により、
都市ガスでもプロパンガスでも、ガス会社を自由に選べるようになりました。
<都市ガスの場合>
一人暮らしだとマンションやアパートに住んでいる人が多いと思いますが、
こういった賃貸物件で、都市ガス導管が設置されている場合は、契約する都市ガス会社を自由に選べます!
<プロパンガスの場合>
持ち家ならば自由にプロパンガス会社を選べるのですが、一人暮らしではなかなか持ち家は少ないですよね。
賃貸物件の場合、プロパンガス会社を選択する権利を持っているのは大家さん。
ですので、ガス会社を変えたい場合は、大家さんへ相談しなければなりません。
大きな声では言えませんが、
これはカナリ難しいと思っておいた方がいいかと。
賃貸のプロパンガス料金というのは、
大家さんとガス会社との契約で決められています。
その物件の給湯器やエアコンなどの設置費用をガス会社が負担するかわりに、
入居者が支払うガス料金を高く設定しているというケースがあります。
中には、ガス会社からいくらかの金銭を受け取っている大家さんもいるんですね〜。
私も一人暮らし時代、このタイプの賃貸マンションに引っかかってしまい、散々なガス代を支払った経験があるんですよ!(泣)
一人暮らしなのに、【夏10000円・冬15000円】のガス代を請求され、
大家さんに申し出ても、ガス会社に問い合わせても、「そんなもんですよ」と、のれんに腕押し状態でした…
引越しなどで賃貸物件を決めるときは、ガス料金についてもゼッタイに事前確認を!
コレ、私が友人などに声高に主張し続けているコトです(怒)
最安へ導くポイント2〜ガス代を下げるキモと節約術!〜
前述のとおり、ガス代は主に、
- お風呂で使うお湯
- 料理をするための火
この2つが大きく占めています。
特にこの2つのうちでも、
給湯関係がガス代の7〜8割を占めている
という統計結果が出ています。
ということは!
【お風呂でいかに節約するか】がガス代を下げるポイントと言えるでしょう。
お風呂の入り方を工夫してガス代を節約しよう!
なにげなくお風呂に入っていると、知らない間にガスを多く使っていますよ!
以下のようなポイントに注意しましょう。
1.シャワーの無駄遣いをやめる
毎日のシャワーの時間を一分短くするだけで、2000円近い節約になるそうです。
2.お湯の設定温度を低めに設定する
水の温度を1度上昇させるためには、その分ガスがかかります。
設定温度を1~2度下げるだけでも節約効果がありますよ!
3.追い炊き機能はあまり使わない
上記と同じく、冷たい水を温かくするにはガスが必要。
お湯が冷めないうちにサッと入浴を!パスタブにフタをするなどの心がけもイイですね。
キッチンでガス代を節約しよう!
料理中にもちょっとの工夫をすることで、ガス代を節約することができますよ1
- 強火スギはガスの無駄使い!鍋からはみ出さない大きさの火力がベスト。
- フタや落としぶたを使って熱が逃げるのを防ぎ、調理時間の短縮を。
- お湯を沸かすときは、底が平らで大きな鍋やヤカンのほうが効率よし。
- お湯を沸かすときは水からでなく、給湯器のお湯を利用すればガス代の節約に。
- 具材は細かく切って、加熱時間を短く済ませて。
- 電子レンジや圧力鍋、保温鍋なども活用しよう。
ひとつひとつはコマカなことですが、チリも積もれば山となる!
今日からぜひ実行してみてくださいネ。
まとめ
- 一人暮らしのガス代は、月に約3,000円くらい
- ガスにはプロパンガスと都市ガスの二種類がある
- 都市ガスは公共料金・プロパンガスは自由料金のため、プロパンガスは料金が高いことが多い
- 冬場のガス代の請求は高く、一人暮らしでも月平均は約5,000円以上
- ガス代は、使用料が多くなるにつれて基本料金が高くなる仕組み
- ガス会社を変更することもできる
- 主にお風呂とキッチンでの工夫が、ガス節約に有効
私自身、苦~い経験がある一人暮らしのガス料金。
ガス代の節約は、一人暮らしの物件探しのときから始まっている、と言っても過言ではないでしょう。
皆さんもこの知識、友達に広めてくださいね♪
こちらの記事もぜひ参考に。
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