夏にかかる風邪。一般的に言う、夏風邪ですね。
冬と違って夏は暑いので、ウイルスや菌が活発になりやすい!
よって、同じ風邪でも、さまざまな症状に悩まされることが多いです。
ハイ!本日は、
- 子供の夏風邪…早く治す基本を抑えよう!
- ツライ!夏風邪の各症状への対処法
- 熱
- 鼻水
- 喉の痛み
- 下痢
- 頭痛
こんなメニューをまとめてみましたよ♪
それでは、どうぞ!
スポンサーリンク
子供の夏風邪…早く治す基本を抑えよう!
夏風邪が長引く原因は?どのくらいの期間で治るの?
「夏風邪はしつこい」とか「夏風邪は長引く」と言われることが多いですね。
なぜ夏風邪はしつこく長引くのでしょうか?
そう、長引く原因が理解できれば、対処の仕方が見えてきますよネ!
食事に問題あり!?
そもそも夏場は暑い!
この暑さゆえに、きちんとした食生活をしていないことが多いのです。
- 「ツルっと食べやすいそうめん」
- 「お茶漬けで簡単にサラサラと」
- 「冷たいアイスと水分だけでいいや」
お料理担当のパパママ……こんな食生活、身に覚えはありませんか?
しっかり寝られない!
夜の暑さのせいで寝苦しく、質の良い睡眠が取れない…ということも。
こういった生活が続くと、だんだんと免疫力が低下してしまうんですね。
こんなときに体調不良を起こすと、
回復するのに時間がかかってしまう、というワケなんです。
暑くて眠れない時、風邪を引いていない方にはコチラの記事がおすすめです。
逆に冷える?暑くて眠れない時の神対策5つ!クールサマー開始!
温度差で自律神経が…
毎日、クーラーの効いた室内と酷暑の屋外とを、何度も出入りしますよね。
この温度差の変化から、身体の自律神経の働きがかき乱されてしまうんです。
これらが【夏風邪が長引く】と言われる原因なんですね。
夏風邪にかかると多くの子が、治るまでに数日から1週間ほどかかるようです。
しかも、治ったと思ったらまたぶり返して…ということも珍しくなく、1ヶ月間かかりっぱなし、という子も結構いますね。
早く治す方法は?悪化させない3原則が大切!
夏風邪には、残念ながら、特効薬がありません。
それでも、できるだけ症状を悪化させずに早く治す方法としては、
- マスクを付けて寝る
- うがいを小まめにする
- きちんと食事を摂り栄養をつける
といった対処法が挙げられます。
マスクを装着して寝るのは、とっても有効!
睡眠中の喉が適度な湿度に保たれるため、呼吸が楽なのはもちろん、治りがグンと早くなります。
うがいはもちろん喉の殺菌に効果があります。
塩水うがい・緑茶でのうがい・鼻うがいなど、自分にあったうがい方法でしっかり行うとよいですね。
お子さんでも出来る痛くない「鼻うがいの方法」についてはこちらの記事を参考に♪
私の人生を変えた「鼻うがい」のやり方!痛くない2つの方法とは!?
あとは適度に栄養と睡眠を摂り、安静にすることが大事です!
スポンサーリンク
ツライ!夏風邪の各症状への対処法
【熱を下げる】対処法!早く治すには薬がイチバン?
高熱が出てしまっている時には、あまり我慢をしすぎずに薬に頼りましょう!
座薬は即効性がありますので、短時間で熱を下げることが期待できます。
無理に熱を下げるのは確かによくないのですが、
38.5℃あたりまで熱が上がると、かなりの体力が奪われてしまいます。
この弊害の方が、よりリスクがあると考えられています。
体力を消耗しきってしまっては、治るものも治らず、風邪が長引く一方になってしまいますからね。
高熱になった時はこちらの記事で対処して下さいね。
子供の夏風邪で高熱が〇日続くと…?病院に行くサインは見逃し厳禁!
【鼻水】の対処法は多種多様!出来る限りでトライ♪
鼻が詰まって苦しいとツライですよね。
こんな解消法を試してみて!
*鼻のツボ押し*
押すだけ簡単!鼻水・鼻づまりになったらまず押してみましょう。
1「迎香」
小鼻の横の部分のツボ。この部分を4~5回押します。これだけでも少し鼻が楽になりますよ。
2「鼻通」
小鼻の上の部分。ちょうど骨が硬い部分にあります。迎香を押したあと、この部分を上下にこすります。
鼻が楽になるまで、数回やってみましょう。
*内側と外側から温める*
夏風邪の場合、冷房や冷たい飲み物によって体が冷えることで、鼻水がたくさん出てきます。
夏なのに!?と思いがちですが、風邪の時にはしっかり体を温めましょう。
体が温められると自然と鼻水が外に排出され、止まるようになるんですヨ!
冷房の効いた部屋では「3つの首」を温めるようにしましょう。
- 「首」〜ネックウォーマー・スカーフ・タオルなどで温めて〜
- 「手首」〜リストバンド・薄手の長袖を羽織るなどして温めて〜
- 「足首」〜長い靴下・長ズボンを履いて、冷えを防いで〜
飲み物も、キンキンに冷えたものは避け、常温か暖かいものを飲むように心がけること!
ショウガの入ったドリンクは、効果的に体が温まるのでオススメです。
もちろん、お風呂に入って体を温めるのも有効。湯気で鼻の通りもよくなるので気分がスッキリします。
*手作り点鼻薬*
家にあるもので、簡単に子供でも使える点鼻薬を作ることができます。
作り方はめちゃくちゃ簡単!
水500mlに対して食塩5gを入れた水を作り、スポイトなどで1~2滴を鼻に垂らすだけ。
これでカナリ、鼻づまりがスッキリ解消されるので、鼻のかめない小さいお子さんにも有効です。
注意点
鼻は雑菌に弱いので、水は必ず一度、10分以上沸騰させた湯冷ましを使うようにしてください。
*鼻づまり対策薬*
メントール入りの塗り薬を使いましょう!
メントールの香りは、鼻水や鼻づまりにとても効果があります。
鼻の下などに塗るとスーッとして、鼻づまりが解消された!という経験がある人は多いのでは♪
この方法も、小さい子供さんにも使えるのでオススメです。
【喉の痛み】を早く治す基本と5つの対処法!
少しでもノドの痛みを和らげたいときには、こんな対処法を試してみて♪
基本は喉もとを暖めるコト!
首元を暖めることで、ウイルスや菌の繁殖を抑えるとともに、腫れや痛みも緩和できます。
1.マスクをする
空気が乾燥していたり、口呼吸のために喉が乾燥すると、痛みが強くなります。
乾燥すると、粘膜に傷がつきやすくなりますし、ウイルスへの防御力が下がってしまいます。
保湿と予防の2つの意味で、マスクをしっかり着用しましょう。
寝ている間のマスク着用も、大きな効果がありますよ。
2.部屋を加湿する
先述のとおり乾燥は天敵です。喉を潤すために、
- 水分をこまめにとる
- 室内で加湿器を使う
などは、シンプルだけれども、確実に効果がありますよ。
3.小まめにうがいをする
オーソドックスですが効果的!
イソジンなどのうがい薬や、緑茶うがいや塩うがいなど、殺菌作用があるものを使って♪
4.はちみつを使う
はちみつには、
- 殺菌効果
- 粘膜保護効果
- 疲労回復効果
- 整腸効果
などの効果が期待されています。
喉が痛いときは、ひとさじずつ舐めるだけでも、痛みがグンと和らぎますよ。
はちみつは生ものですので、乳児にはNGです!
5.薬に頼る
痛くて食事もとれない、水を飲むのもツライ…
そんなときは、市販薬を活用して、痛みを緩和するのもひとつの方法です。
どんな症状にも言えることですが、
「しっかり栄養をとり・しっかり寝る」ことができていないと、治る風邪も治りません。
痛みが長期化しているような場合は、必ず病院を受診しましょう。
【下痢】を早く治す3つの対処法と重要ポイント!
つらい夏風邪の下痢!長引かせないための方法は、こんな3つです。
1.下痢止めを飲まない
お腹が痛いのはとにかくツライですが、
下痢を薬で止めちゃダメですよ!
下痢は、夏風邪を長引かせないため、身体があえて行っていることなんです。
ウイルスを体外へ出すために咳や鼻水がでるのと同じで、下痢もウイルスを外に出そうとしているわけですね。
下痢を無理に止めることは、体内にウイルスを留めてしまうことで、より悪化してしまう可能性があります。
2.水分を摂る
下痢の時に水分なんか摂りたくないですが、これも非常〜に大切なこと。
水分を控えれば下痢も少しは落ち着きますが、やはりウイルスを身体の中に留めてしまうことになります。
ウーロン茶や紅茶など、腸の異常な動きを抑えてくれる飲み物を、温めて飲むのがベストですね。
3.足元を温める
お腹を冷やさないことが大切なのはもちろんですが、「足」を温めることも重要。
心臓から出た血液は、お腹を通って足の先まで届き、またお腹を通って心臓に戻ります。
このとき足が冷えていると、足から心臓に戻る時に、冷たい血液がお腹を通ることになる……というワケですね。
外側からお腹を冷やさないのと同じく、体の内側からお腹を冷やさないことも大事なんです。
【頭痛】への対処法は冷やす!ダメなら薬でもOK!?
これも、高熱が出た場合と同じ!
総合感冒薬や解熱鎮痛剤などを服用するのも、ひとつの方法です。
ツラい症状を和らげることは、体力の温存にもつながります。
風邪による頭痛の主な原因は、血管が広がってしまうこと。
まずは痛む部分を氷枕などで冷やして神経の刺激を抑えてみて、痛みが和らげばベストですが、
無理や我慢をしすぎず、薬を活用するのも大事だと、覚えておいてくださいね。
まとめ
- 子供の夏風邪…早く治すために守ること
- マスクを付けて寝る
- うがいをしっかりする
- きちんと食事をとり、栄養をつける
- 各症状への対処法
- 高熱は、あまり我慢をしすぎずに、薬を活用しよう
- 鼻水には、体を温めて、鼻のツボ押しや、点鼻薬を活用しよう
- 喉の痛みは首を暖めて。マスクや部屋の加湿、こまめなうがいで対処を。
- 下痢は薬で止めないこと。水分を摂り、体を温める。
- 頭痛は、冷やしても和らがないようなときは、薬を活用しよう
一度かかるとやっかいな、夏風邪。夏だから、と気を抜かずに!
寒い時期と同じように、手洗いやうがいで予防できるのが風邪です。
日頃から習慣にして、実践していくことが大切ですね。
スポンサーリンク