お辞儀する巫女さん    

年始年末に神社に参拝に行くと、

凛(りん)とした巫女さんの姿に目を惹かれたコトありませんか?

可愛カッコイイですよねー!

 

女性であれば、あの衣装に憧れがある人は多いと思います。

実は、私もあの衣装が着たくて年末年始の巫女さんのアルバイトをしていました。

 

今回は私の経験も踏まえて、

巫女さんのアルバイトの条件についてまとめてみました。

まずは、必要な資格から見ていきましょう!

 

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巫女さんに必要な資格はあるの?

巫女さん4

巫女さんの場合は、「アルバイト」ではなく「助勤」(じょきん)といいます。

また、「仕事」ではなく「ご奉仕」(ごほうし)といいます。

 

では、巫女助勤をするために必要な資格についてお話します。

神社で神様にご奉仕するような仕事って、特別な資格がいるんじゃないの?

このように思っている方も多いですよね。

 

実は、助勤に資格は必要ありません!

 

必要な知識は、採用された後に研修等で教えてもらえるので、未経験でも大丈夫ですよ。

着付けも1人でできるようになりますので、ご安心ください。

 

初めて助勤に応募するなら、採用試験は一応あると思います。

ただ、神社によって異なります。

簡単な面接がある場合や、仕事の内容を聞くだけで採用の場合もあります。

 

私が助勤をしていた神社では、

神社のパンフレットをもらって仕事の説明を聞いた後、簡単な筆記試験がありました。

パンフレットを見ながら神社に関する問題に答え、単純な計算問題を解くというものです。

 

ちなみに、2回目からは試験免除でした。

見た目が派手でなく、その他の条件をクリアすれば、巫女助勤に採用されるのは難しくないと思いますよ♪

それでは、その他の条件について見ていきましょう。

 

年齢や見た目に条件はある?

巫女さんイラスト

まず巫女の大前提としての絶対条件が2つ。

  • 女性であること
  • 未婚であること

 

これは知っているとは思いますが。

一応、再確認として(笑)

巫女さんの助勤を経験をしたい方は、若いうちがチャンスという事です!

 

次に年齢制限ですね。

これはあるところが多いと思いますね〜。

ただ絶対にあるとは言えないですし、○才~○才と決まっているわけでもありません。

 

助勤の場合ですと大体、

16才~22才

くらいだと思います。(あくまで参考として)

 

見た目は、派手でなければ大丈夫だと思います。

神社によって異なるので、

「黒髪でないと採用しない」というところもあるでしょう。

 

私が助勤をしていた神社は、髪を茶色に染めている人も採用されていました。

明る過ぎなければ大丈夫だったようです。

 

できるだけ黒髪でいくのが無難でしょう。

派手な爪やピアスもよくないので、気をつけてくださいね。

 

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向いている性格・特徴と有利になるスキル

お守り売り場

どんな人が巫女助勤に向いていると思いますか?

笑顔で明るく、丁寧に人と接することができる人だと思います。

御守りを買う時に、巫女さんが素敵な笑顔で渡してくれたら…なんだか嬉しくないですか?

 

参拝して分からないことを質問したときに、巫女さんが優しく丁寧に対応してくれたら、

「良い神社だな」「また来よう」って思いますよね。

他のバイトでも同じですよね。特別なことはいらないんです。

 

有名な神社だと海外の方が参拝されることもあるので、英語が話せると有利かもしれません。

他には、御守り等の販売では暗算ができると有利かと思います。

 

ここで私の経験からアドバイスが1つ。

声音や雰囲気には、少しだけ気を遣うと良いかもしれません。

 

私が助勤をしていたのはある京都の神社で、何かをお渡しする際には、

「よう御参りでした」

と声をかけます。

 

ある日、この言い方で参拝客の笑顔が変わってくることに気付きました。

京都だったからかもしれませんが、

柔らかく「はんなり」とした雰囲気が好まれていました。

 

一般の方は巫女さんに憧れがあると思うので、

イメージを壊さないように接することが良いかと思います。

 

巫女さんの勤務体制は2パターン

巫女さん2

勤務体制も神社によって異なります。

年末年始は、12月31日~1月7日くらいまでの勤務になります。

私が助勤していた神社はシフト制でしたよ。

 

勤務時間帯は、2パターンありました。

1つ目のパターンは、

早朝6:00~夜19:00

私はこのパターンでした。

高校生や未成年はこの勤務時間になります。

 

2つ目のパターンは、

夜19:00~朝7:00

深夜勤務になるので高校生は不可になります。

そのため大学生は、このパターンが多かったです。

 

なかなかの勤務時間ですよね(笑)

ちなみに1日3食ついていましたよ。ありがたかったです!!!

巫女助勤をするメリットは?

巫女さん1

メリットも無く働くのはモチベーションも上がりませんよね。

では、巫女助勤をするメリットにはどんなことがあるのでしょうか?

 

個人的にはこの2つだと感じました♪

  • 神社に詳しくなるというメリット
  • 作法が身につくというメリット

 

最近では参拝に行かない方もいますし、神棚を置かない方もいますよね。

もちろんそれは自由なのですが、

日本人として知識だけでも持っていることは損じゃないハズ。

社会に出ると目上の方から評価されると思いますよ。

 

日常ではあまり触れる機会がないので、

年末年始の巫女助勤で知識を得られるのは大きなメリットですよね。

 

また、巫女衣装を着られるのもメリットだと思います!

普段着られるものではないですからね。(コスプレを除いて)私はとっても嬉しかったです。

 

さいごに、巫女衣装を着る際のアドバイスをしておきたいと思います。

巫女衣装はあまり中に着込めないんです。

長袖の場合は衣装の袖からインナーが見えないように肘(ひじ)くらいまで捲(めく)らないといけません。

 

そう、巫女衣装は防寒ができないのです(泣)

年末年始の寒さに耐えるには、カイロを貼り付けて勤務した方が良いと思います。

 

巫女さんは寒いのに、凛とした態度・姿勢でご奉仕しているのです。

めっちゃカッコイイ!!!と思うの私だけ?

巫女さん3

まとめ

  • 巫女さんのアルバイト=助勤。
  • 助勤に資格はいらない。

【巫女のバイトの条件と有利なスキル】

  1. 未婚の女性であること
  2. 大体16~22歳くらいまで
  3. 派手でないこと
  • 笑顔で明るく、丁寧に人と接することができる人が向いている。
  • 英語と暗算ができると少し有利。
  • 勤務体制はシフト制。

【巫女のバイトのメリット】

  1. 神社に詳しくなること
  2. 作法が身につくこと
  3. 巫女衣装が着られること

憧れの緋袴(ひばかま)を着てご奉仕したことは、私にとって今も忘れられない経験となりました。

そして、縁あって集まった人たちと仲良くなれたことがなによりも嬉しかったです!

年末年始の巫女助勤は、神社によって異なりますが比較的採用されやすいので、ぜひ興味のある方は近くの神社に問い合わせてみてくださいね。

きっと良い経験になると思いますよ〜。楽しみながら頑張ってくださいネ

ではッ、私の使命はこれにて終了になります。

最後までありがとうございました!

 

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