はじめてのピアスをあけちゃった~♪
これでオシャレを楽しめるぞ~とウキウキしていたら、まさかの「かゆみ」!
&じゅくじゅくとした「膿」!?
ずっとピアスをしていて何も問題なかったのに、なんだか急にかゆい!
膿まで出始めた〜
こんな、ピアスにまつわる
をまとめてみました。
ピアス穴が膿む主な3つの原因とは?
ピアスホールというのは、【傷口】の一種。
指をカッターで切った傷、ヒザを擦りむいた傷と同じようなもの!
ですので、
というのは当然のコトなんですね。
細菌感染の原因の多くは、次のようなもの。
1. ピアスホールを清潔にしていなかった
- ピアスホールを空けてから、穴が完成するまでに消毒を怠った
- 汚れた手でピアスホールに触れた
- 他人が使用したピアスをつけた
…など、ピアスホールを不潔にしていると細菌感染を起こしやすくなります。
2. 免疫力の低下
風邪を引いてしまうときと同じ!
生活習慣や、食生活の乱れによって免疫力が低下すると、細菌への抵抗力が弱まって細菌感染を起こしやすくなります。
3.皮膚が弱い
「正しいケアを行っていたのにピアスホールが膿んじゃった…ねぇ〜どうして!?」
こんな場合は、“皮膚が弱い”か“金属アレルギー”の可能性があります。
金属は汗などの体液に触れることで溶け出し、体のたんぱく質と結びついて、【アレルゲン】となります。
金属アレルギーは、
んです。
あまりにも安物のピアスを使用したり、ピアスをつけたまま運動して汗をかいたりするのは要注意なんです。
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ファーストピアスは要注意!
ファーストピアスを開けてから、ホールが安定してセカンドピアスに付け替えられるようになるには3ヶ月必要
と言われています。
さらにそのうち最初の1か月は基本的にピアスを動かさない方が、なお良し。
そう、最初の3か月は、とくにしっかりとケアする必要があるんです。
でもコレ、意外と誰もが怠りがち…!
開けて数日して痛みがなくなって、傷が治ったように見えてくると、なんだかもうピアスホールが完成したような気分になりやすいんですよね。
化膿などのトラブルにならないためには毎日のケアが大切。(肌や髪をいたわるようにネ)
- 朝の洗顔
- 夜の入浴
の時にしっかりとホール付近の洗浄を!
石けんを使わなくても、シャワーでしっかり洗いながらピアスを前後に動かしたりするだけで十分です。
洗った後は、ティッシュや綿棒を使ってピアスホールのまわりをきちんと乾かすのも、清潔を保つために重要ですよ。
膿みとシコリの関係性
膿のトラブル以外では、
「しこりが気になる」という人も多いですね。
とくに膿が出ているときに耳を触ってしこりがあると、「しこりから膿が出てる…?」と思っちゃいます。
しかし!
だいたいは、ピアスホールの表面に新しくできた皮膚が内部で硬くなっているものなんですって。
放っておけば自然に消えていくので心配無用。
ただ、痛みがあるしこりはチョット注意。
腫瘍などの可能性もゼロではないので、皮膚科へ相談してみましょうね。
数年たったピアス穴が急に膿み出した原因!
金属アレルギー症状の恐いところがコレ。
長く使用して月日が経過してから、突然かゆみなどを起こす人もいることなんです!(管理人の実体験)
金属アレルギーが起こる仕組みは…
- 身につけた金属が汗などの体液と触れて、【金属イオン】という形になって溶け出す
- 【金属イオン】が皮膚から吸収され、体内でタンパク質と結びつく
- タンパク質と金属イオンの結びついたアレルギー物質から体を守るために、体内で抗体がつくられる
- アレルギー物質が許容の量を超えると、抗体が過剰に反応するようになる
人間の体というのは、アレルギー物質を一定の量までは受け入れることができます。
しかし、
んです。
この辺りは最近グンと人口が増えた「花粉症」なども同じですね…。
受け入れられる量は人それぞれなので、発症までにかかる期間には差があります。
そして、
ので、症状が出ないように工夫することも大切なんですねー。
えーーー!管理人すんごいショック!
金属アレルギーの症状は7つです!
金属アレルギーの症状として多くの人に起こりやすいのは、金属に触れていた部分のかゆみ。
しかし、その他にも様々な症状があります。
- 痒み
- 赤く腫れる
- 発しんや水ぶくれ
- 熱をもつ
- 痛み
- ただれ
- 透明か薄黄色の液体が出る
人によって症状の重さや、どの症状が出るかには差がありますが、ピアスを付けている最中や外した後に、こういった症状が現れたら…
金属アレルギーの可能性が高いかもしれませんね。
また金属アレルギーには、
- 部分的に症状が出るもの
- 全身に症状が出るもの
があります。
部分的なのは『金属接触アレルギー』と呼び、
アレルギーの原因となっている金属の触れている部分に症状が出てきます。(オレこっちだ)
全身に症状が出るものは『全身型金属アレルギー』と呼ばれ、名前の通り全身に症状が出ますが、
特に手のひらなど汗のかきやすい部分に症状が出ることが多いようです。
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金属別のアレルギー危険度!TOP3は…
金属アレルギーといっても、
アレルギー反応が起こりやすい金属もあれば、アレルギー反応が起こりにくい金属もあります。
以前、テレビ番組「ためしてガッテン」では、
金属アレルギーになりやすい金属として、以下の17種類を紹介していましたね。
- アルミニウム
- コバルト
- スズ
- 鉄
- 白金(プラチナ)
- パラジウム
- マンガン
- インジウム
- イリジウム
- 銀
- カリウム
- クロム
- ニッケル
- 亜鉛
- 金
- 銅
- 水銀
この中で金属アレルギーが多いTOP3は、
1位 ニッケル
2位 コバルト
3位 クロム
という結果に!
これらの金属が【日常でよく使われている&水・汗に溶けやすい金属だから】という理由ですね。
逆に金属アレルギーになりにくい金属は、
- 銀
- チタン
- 鉄
- アルミニウム
- 白金
なんだそうです。
金属は全部膿んでダメ!金属アレルギー向けのピアスとは?
“金属アレルギー対応のピアス“なども売られていますが、アレルギー症状が強い場合は、「そんなのも全てダメ~!涙」という人も。(←コレおれのことだ!)
そんな人は金属ではない、
【樹脂素材のピアス】にしましょう!
一度ピアスで金属アレルギーがでてしまうと、ジュクジュクが続き治りにくいもの…。
そんな不安定な時に金属製のピアスをつければ、症状はどんどん悪くなる一方です。(本当にそうだったよ…)
しばらく樹脂素材のピアスをつけて過ごし、様子をみながら他のものを試していくと、いいかもしれませんね。(だね!)
ふさがったピアス穴…復活させる方法は?
「久しぶりにピアスをつけようと思ったら穴がなくなっちゃってる…(涙)」
こんなときは、
- 病院で復活させてもらう
- 自分で復活させる
という方法があります。
ふさがってしまってからの期間にもよりますが、期間が短いほど復活させやすいですヨ。
*ピアスホールを復活させる方法*
【用意するもの】
- スタッドピアス(シンプルなまっすぐなキャッチが付いてるピアス)
- オロナインなどの軟膏(なければワセリンなどのクリーム)
【ピアス穴復活方法】
- ピアスの芯の部分に軟膏を塗る
- 穴があった場所にまっすぐ刺し、ゆっくり押し進めて貫通させる
- 穴が通ったら、芯に軟膏を塗ったフックピアスを通す
- 毎日、ピアスの芯に軟膏をつけた状態で、ゆる~くピアスを動かす
カンタンな手順なんですが、きちんと貫通させるには、ちょっとしたコツが必要!
- 一気に貫こうとしない
- 表から刺したり裏から刺したり時間をかけてじわじわ貫く
多少痛みも伴いますし一気に貫こうとすると血が出るので、根気よく穴にピアスを通していきましょう♪
個人差はありますが、
2週間ほど清潔を保ちつつ穴をキープすれば、再び安定したピアスホールになり、また色んなピアスを楽しめるようになります♪
ただし、上記を試しても穴があかない場合や、そもそも穴がふさがってから何年もたっているようなときは、
病院に相談して、あらたに穴があけられるかを聞いてみたほうがいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ファーストピアスはもちろん、穴を開けたら必ず必要になるのが、ピアス穴の清潔を保つケア。
- 毎日洗浄すること
- 刺激の強くない市販石鹸を使うこと
- 洗い終わったら穴をよく乾燥させること
これがとっても大事!
とくに耳は、他の肌と違って皮脂の分泌が多い部分。
毎日しっかり洗って、アレルギーなど起こさないように予防しましょう。
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