夏が近づいてくると太陽の日差しがまぶしくなってきますね。
そんな日差しには紫外線や赤外線が含まれているということはみなさん知っているでしょうか?
紫外線や赤外線は目で見ることはできないんですよ。
そんな紫外線と赤外線って何が違うのでしょうか。
私の中のイメージとしては、
紫外線は日焼けしたりと人体に影響を与えますが、赤外線は通信に使ったり、冬には暖房に使ったりというイメージがあります。
そこで紫外線と赤外線の違いについて理科が苦手な私でもわかるように説明します。
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紫外線ってどんなもの?
紫外線は太陽の光に含まれる光の一種になります。
太陽の光には紫外線のほかに大きく分けて可視光線と赤外線がありますが、その中でも紫外線が波長が短い光となるわけです。
可視光線ではないので、
人の目で見ることはできない光なんですよ。
紫外線が皮膚にあたることによって、
メラノサイトというメラニン色素を生成する細胞に命令が届き、メラニンが生成されます。
メラニン色素はメラノサイトから表皮に送り届けられ、さらに周りの皮膚へと広がり紫外線を吸収して皮膚を守ります。
しかし強い紫外線にあたると、
メラニン色素が過剰に生成されてしまい、シミやそばかすの原因となってしまうんです!
紫外線から皮膚を守るため日焼けするのに強い紫外線にあたってしまうと過剰に日焼けしてしまうのはうれしくありませんね。
また、長年紫外線を浴び続けると、
肌の老化が進む以外に皮膚がんを誘発する原因にもなりますので、なるべくなら紫外線にはあたりたくないですね。
今ではいろいろな日焼け止めや紫外線対策グッズなどがあるので、自分にあったものを使用して、
極力紫外線を浴びないよう気を付けたいところです。
ちなみに私は日焼け止めとUVカット機能のあるパーカーをよく着用しています。
着るだけで簡単に紫外線対策ができるので便利ですよ。
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赤外線ってどんなもの?
先ほど紫外線について説明したときに少し出ましたが、
赤外線も太陽の光の一種になります。
紫外線とは逆に赤外線は太陽の光の中でも、波長が長い光になります。
赤外線も可視光線ではないので、人の目で見ることはできません。
赤外線は紫外線と違い日焼けすることはありません。
また、赤外線は生活のいろんなところで利用されており
- 赤外線通信や赤外線カメラ
- 赤外線ヒーター
など様々な形で利用されているんですよ。
赤外線にあたっても日焼けはしませんし、冬などは暖房として多く利用されている身近な存在だったようですね。
また、「育成光線」と呼ばれる波長もあり
動植物の健康や成長に必須とされる波長も赤外線には含まれているんですよ。
紫外線に比べると赤外線は人体に優しいようですね。
赤外線通信はリモコンなどにも利用されており、実は知らないうちに毎日使っていたのは少し驚きます。
冬場も赤外線ヒーターを使うので意外と赤外線は日常生活の中で欠かせない存在になっているようですね。
人体に与える影響が変わるのは波長の違いだった!
波長が違うとなぜこんなに及ぼす効果が違うのでしょうか。
ここで波長を縄に例えて説明しますね。
縄で波を作る場合、短い波(紫外線)を作ろうと思うと、手を小刻みにたくさん動かすことになります。
逆に長い波(赤外線)を作ろうと思うと、手の動きは緩やかな動きになります。
では、小刻みにたくさん動かすのと緩やかに動かすのとでは、どちらがたくさん力を使うでしょうか?
もちろん、小刻みにたくさん動かした方がたくさん力を使うので疲れてしまいますよね。
ということは、
短い波には大きな力がかかっていることになります。
つまり、紫外線は大きな力で作られおり、
紫外線自体も大きなエネルギーを持っていることになります。
その大きなエネルギーが皮膚にあたることによって皮膚の組織がダメージを受けてしまうのです。
波長が長い赤外線はエネルギーが小さい!
その結果、皮膚が温まる程度で済むということになります。
波長の違いによって持っているエネルギーが違うので、このような違いが生まれるんですね。
まとめ
- 紫外線は日焼けの元となり、長年浴び続けると皮膚がんの原因にもなりうるのでしっかりと紫外線対策はすること。
- 赤外線で日焼けすることはなく、「育成光線」という波長は成長や健康に必須とされている波長も含まれている。
- 紫外線は大きなエネルギーなので皮膚がダメージを受けやすい。
以上のように紫外線と赤外線にはまったく違う効果があります。
同じ太陽の光なのに不思議ですね。
恐らくですが、学生の頃にこういった詳細は教わっていない気がします。
私が忘れているだけかもしれませんが(笑)
今回は2つの性質について理解することで私たちの生活にいろんな影響がもたらされているということがわかりましたね。
これからもいろんな場面で利用されていくことを期待しましょう。
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