白い月

ふと夜空を眺めるとぼんやり浮かび上がっている月。

その淡い光加減に癒しの効果がある気がします。

日によって月の大きさが変わることにも興味を引かれますね。

とはいえ、いざ子どもに

なんで月の大きさは変わるの?

と聞かれても、うまく答えられる大人は少ないのではないでしょうか。

 

私も絶対無理です!!

逆に、分かりやすく、知的に答えられたらかっこいいですよね~。

 

そこで、月の原理や現象の詳細を簡単にまとめてみました。

是非この情報を誰かに語ってみて欲しいです!!

 

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心理学が原因?脳が錯覚してる?

脳

月の写真を撮ろうとしても、なかなかうまくいかなかったことはないでしょうか。

 

目で見ている月は大きく感じるのに、カメラのレンズを通すと小さくなってしまう気がします。

 

実はこれには、

心理学的な錯覚が関係しているんですよ。

専門用語では「ポンゾ錯視」といいます。

 

目と頭の位置、姿勢、地上にある木々や建物が影響して、何故か月が大きく見えるのです。

 

ちなみに特別に大きく見えるのは月が比較的低い位置にある場合に限ります。

 

この錯覚は太陽を見る時にも起きるので、

天体錯視」という呼ばれ方もされています。

 

ゆえに、カメラのレンズを通した大きさの方が正しいのです。

 

目で見た月が特別に大きく感じた時は、

脳が錯覚を引き起こしていると考えましょう。

 

月の色が変化する理由は?

青い月

月を見て癒されるのは、その時折の変化が私たちを驚かせてくれるからではないでしょうか。

 

形や大きさももちろんですが、

ここではに注目してみましょう。

 

月の色を変化させる原因には、空気が大きく関係しているんですよ。

 

ここでいう空気とは

月を見る私たちと月の間にある空気で、

それはかなりの量です。

 

空気がたくさんあればあるほど、そこにはチリなどのゴミが存在します。

 

それらが多いとぼやけて見えたりするわけです。

 

ぼんやり見える月、なんだか優しい感じがして個人的にはとても好きです。

 

あとは水蒸気によっても見え方が変わってくるんですよ。

そこで思い出して欲しいのが季節による変化!

 

ほら、冬になると富士山とかいろんな山が綺麗にハッキリ見えますよね。

空気の透明度が増すのでそうなるのです。

 

それと同じように、季節ごとに空気が変わるゆえに月の見え方が違うのです。

 

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月と太陽の関係!

日の出

月は自分で光を発していません。

きっと学校で教わるまでは、多くの子どもがこのことを知らないのではないでしょうか。

 

月を輝かせているのは太陽の光です。

 

昼間は太陽が強い光で輝いているので、月がその光に負けて見えずらくなります。

昼間の方が月と太陽の距離が近いことも見えずらくなる原因です。

 

つまり、そばに来ている太陽が明る過ぎるせいですね。

時期により月の大きさが半月よりも大きければ、青空のなかで見つけられることもありますよ。

青空のなかにある月は白っぽく見えることが多いです。

 

海外でも見てみよう!月の変化

うさぎと月

月が見える状況は国によって違うということにも注目!

国によって空気の感じが違うので、比較的月が見えやすい国があります。

 

逆に空気がにごっていたり、電気の照明が特別に多かったりすると、月のあかりが人の目まで届きにくくなってしまいます。

 

ちなみに、地球から月までの距離は38万㎞で毎年3㎝程度遠ざかっています。

10年で30㎝、100年で3m。

地味に動いてる感じ(笑)

 

あとは、月の表面にある黒っぽい形のとらえ方が国によってさまざまであることも面白いポイントですね。

 

日本ではうさぎがもちつきをしている姿だと語り継がれていますが、同じ形を見ても、ほかの国では違う絵を想像しているんです。

例えば、

  • アラビアではライオン
  • 南ヨーロッパでは大きなはさみを持つカニ
  • 東ヨーロッパでは女性の横顔

と言われています。

確かに外国ではもちつきを行う文化のあるところが少ないので、「もちつきの様子」は想像がつきにくいのでしょうね。

 

でも、私は小さい頃から周りの大人たちに「あれはもちつきをしているうさぎなんだよ」と言われていたので、

もはやそれにしか見えない気がします。

この月は衝撃です!!

夜空で探してみたくなるほかの星たち

惑星

月は昼間でも夜でも見ることができますが、

金星の場合は見える場合が限られています。

 

金星は太陽と月の次に明るい星だと言われているんですよ。

 

金星が見える時間帯は、

日没後か日の出前の時間帯だけです。

そして、見える場所は低い場所に限られています。

 

金星を探す時にはこれらのポイントを思い出して下さいね。

 

しましまの惑星

あとは、太陽系のなかでもっとも大きい星だといわれているのが木星です。

大きいとはいえ、木星は水素とヘリウムガスで出来ています。

 

地球は主に岩石と金属でできているので、それに比べると木星がとても軽いことが分かります。

 

そして木星の光は金色で、ほかの星と比べると輝きが強めです。

 

他にも木星には天体望遠鏡で見た場合の面白さもあるんですよ。

 

性能の高い天体望遠鏡を使えば、

表面に縞模様(しまもよう)が確認できます。

 

これは木星ならではの特徴なのでぜひ一度見てみると良いでしょう。

 

まとめ

月をはじめとして、星を見ることを趣味にするのも素敵ですね。

静かな時間が好む人であれば特にしっくりくるのではないでしょうか。

昼間に星を楽しみたい時にはプラネタリウムへ行くのも楽しいと思います。

 

ぼんやり夜空を見ながら星を探していると、

日常生活には無い感動が得られてストレス解消になりそうです。

 

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