うなぎ

「夏バテにはうなぎ”が効果的」って、よく言いますねー。

土用の丑の日になれば、街中のアチコチで売り出しをよく目にします。

 

さて、そうなると気になるのは、

「本当に効果があるの?それとも、気分的なモンダイ?」ってトコ。

 

今日はそんな疑問にメス入れ!

  • うなぎに含まれる栄養成分って?
  • うなぎを食べるとどんな効果がある?
  • うなぎは本当に夏バテ予防になる?

を、具体的な根拠から探ってみましたよ。見ていきましょう!

 

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うなぎの栄養成分と14の効果!

蒲焼

2大成分「ビタミンA」と「ビタミンD」が強い!

そう、うなぎが何故こんなに持てはやされるかって、その美味しさもさることながら、

ビタミンA含有量がスゴい!

というのが大きな理由の1つでしょうね。

 

大人1日当たりのビタミンAの摂取目安は660㎍と言われています。

        そして、

うなぎ100gに含まれるビタミンAは、なんとなんと〜2400㎍!エッ3.5倍!?

軽自動車にベルファイアのエンジン載せちゃった感じ?(スーパー無駄無駄無駄だろ!)

 

        つまり、

100g食べるだけで3〜4日分のビタミンAが摂取できてしまうコトに…。

 

ビタミンAには、

  • 胃腸の粘膜を保護してくれる効果
  • 目の機能を維持する効果
  • 動脈硬化予防
  • がん予防
  • アンチエイジングの効果

などが期待されます。

 

もうひとつ豊富なビタミンDも、めちゃ大事な栄養素なんだー。

カルシウムの吸収を助けるのが主な働きなんですが、他にも!

  • 高血圧予防
  • 妊娠糖尿病予防
  • うつや認知症予防

にも、効果が期待されるんですヨ。

このビタミンDが、

うなぎ100gあたり18㎍

も含まれています。

大人の1日の摂取目安は1.8㎍ですので、これもいかにタップリ含まれてるか、わかりますね~!

 

他のビタミンやミネラルもたっぷり!

うなぎには、その他にも以下のようなビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

  • ビタミンB1 …乳酸の発生原因となる糖質を分解して身体のだるさを取り除く。
  • ビタミンB2 …脂肪を燃やしてエネルギーに変えるほか、免疫力アップ、甲状腺機能の保持など。
  • ビタミンB12…赤血球生成に一役買うビタミン。貧血や立ちくらみの予防、肩こりや腰痛など身体不調の改善に。
  • ビタミンE …強力な抗酸化作用をもつ。肌荒れ予防や血管を健康に保つ。
  • セレン   …ビタミンEと同じく抗酸化作用があり、免疫力を高める。
  • DHA    …コレステロールや中性脂肪を下げる。

凄いですよね~!

 

夏バテする理由は?うなぎの栄養は夏バテに最適なのッ?

猛暑が続くと感じる、食欲不振や体のだるさ……the夏バテですね。

こんな夏バテ、なぜおきるのでしょうか。

 

夏バテが起こる理由として挙げられるのは、

  • 水分不足・ミネラル不足
  • 消化機能(胃腸の働き)の悪化
  • 栄養不足
  • 冷・暖による自律神経の失調

などですね。

高温多湿な日本の夏では、人間の体は体温を保とうと汗をたくさん出すなど、

普段以上にエネルギーを放出して体に負担がかかっている状態が続きます。

 

また、暑さによる食欲減退から栄養が不足がちになったり、

冷・暖を繰り返すことで、自律神経の働きによる体温の調整機能も低下していきます。

これらで体が限界にくると、夏バテの症状がでる…というワケですね。 

 

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そこで「うなぎ」です!

うなぎにたっぷりと含まれるバラエティ豊かな栄養素は、夏バテ予防に効果アリ!

もちろん、冷・暖による自律神経の失調などは、うなぎではちょっとカバーできませんが、

栄養不足や、暑さで消費したエネルギーを補うのに、栄養価の高いうなぎを食べることはウッテツケなんですね♪

 

夏バテに効く栄養はなに?

夏バテ予防には、こんな栄養素が効果的。

  • ビタミンB1,B2
  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • アリシン
  • クエン酸

 

うなぎには、たっぷりのビタミンAをはじめ、ビタミンB1・B2・D・E・などのビタミン群も豊富

さらに、カルシウムや鉄分…といった体に必要な栄養素が、これでもか!というほど含まれています。

栄養学的に見ても、夏バテ予防にこれ以上ピッタリの食材はなかなか無いでしょう。

 

唯一「ビタミンC」が弱点…でも、食べ合わせでパワーアップ!

うなぎ2

これだけ栄養素に恵まれた「うなぎ」なんですが、ちょっとパワー不足なのが「ビタミンC」。

ですので、ビタミンCが含まれる食べ物と食べ合わせると鬼に金棒というわけです♪

 

ビタミンCの含まれる食材は…

  • ピーマン
  • ブロッコリー
  • パセリ
  • カリフラワー

これらは、ビタミンCをタップリ含み、うなぎととっても食べ合わせがよい食材!

一緒に食べるのにオススメです。

 

ちなみに。

うなぎと梅干しは、食べ合わせが悪い…

なんて聞いたことがありませんか?

 

コレ!実は今では、

「全く問題は無いぞ!むしろ良いくらいだー。うなぎ&梅干し最強ッ」

と科学的にも証明されています。

梅干は、たっぷりなクエン酸により疲労回復や食欲増進に効果的。うなぎは、脂溶性ビタミンやタンパク質や脂質の補給になります。

味の相性もよく栄養的にも素晴らしい組み合わせなんですよ♪

 

栄養が高過ぎるゆえにチョット注意!欲張ると…?

うなぎ3

うなぎに豊富に含まれる、ビタミンA。 

皮膚や粘膜に良いビタミンで、抗酸化作用もあり素晴らしい栄養素ですが、

【脂溶性で水に溶けにくい性質=排泄されにくい】

というデメリットがあると言われてます。

このため、食べ過ぎると体の中に蓄積されて、ビタミンA過剰症になる可能性が!

 

ビタミンAの過剰症』になると、

  • 全身の皮膚の剥がれ・乾燥
  • 脱毛
  • 食欲不振
  • 頭痛

などの症状が出ることがあります。

 

ビタミンAの一日の耐容上限量は2700μg

うなぎは100gで約1500μgのビタミンAが含まれていると言われています。

スーパーなどで買ううなぎの蒲焼は、だいたい1本で150~200gくらいでしょうか。

 

毎日食べ続けたりしない限り、過剰に心配するような量ではありませんが、

目安として、うなぎは一日に1本まで…と心得ておくとイイかもしれませんね♪

試してみて!「うなぎの卵とじ丼」

うなぎって、タマゴと合わせるとメッチャ美味しいですよね~!?

【材料】

  • うなぎ      1/2尾
  • 紫玉ねぎ     1/6こ
  • 卵        1コ
  • 三つ葉      適量
  • 水        50cc
  • 酒        大さじ1
  • 白だし      大さじ1
  • しょうゆ     大さじ1/2
  • 砂糖       小さじ1/2
  • ごはん      好きな量
  1. みつば・玉ねぎ・うなぎを切っておき、卵は割りほぐしておく
  2. 鍋に水・酒・しょうゆ・白だしを入れて火にかけ、玉ねぎを煮る
  3. うなぎを入れてさっと煮て、卵を投入し、半熟になったら火を止める。
  4. ごはんの上によそって完成!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか!

夏バテ予防にウナギ、栄養補給にウナギ、体力作りにウナギ~♪

暑い夏、ちょっとお値段ははりますが、うなぎを食べて乗り越えましょう!

夏に旬を迎える食べ物はコチラ。

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