爪を噛む癖があるアナタ!
ついつい無意識にやってしまうのが癖ですが、治すのって難しいですよねー
このような方は周りを見渡してみても少なくないです。
私は通学の電車の中でも見かけますし、アルバイト先の上司も爪を噛む癖があるのであまり珍しくは感じません。
爪を噛む癖は大人より子供に多いように思います。
私自身も小さい頃に爪を噛む癖がありましたが、大人になるにつれてしなくなりました。
しかしこの記事を読んでいる方は、
大人になっても爪を噛む癖が治らなくて、不安に思い悩んでいる、という方もいるかもしれませんね。
もしくは、身近な人に爪を噛む癖があって心配しているという方もいるかもしれません。
今回はそのような方のために、
【爪を噛む癖の原因と改善策】についてまとめてみました。
まずは、爪を噛む癖の原因や心理について見ていきましょう!
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爪を噛む癖に隠れた原因と心理!
爪を噛む癖の原因と心理について、子供と大人に分けて見ていきましょう。
爪を噛む癖の原因と心理状態〜子供編〜
子供が爪を噛むのは、
「もっとかまってよ!」という気持ちの表れのようです。
親からの愛情不足で寂しいと感じたときやストレスを感じたときに、自分の存在をアピールしようとして爪を噛んでしまうのです。
愛情不足と書きましたが、必ずしも親の愛情が足りないというわけではありません。
親としては精一杯の愛情を注いでいても、
子供の感じ方として「もっと!もっと!」と欲求を満たそうとしているのです。
子供に爪を噛む癖があっても怒らないで、優しく接してあげてくださいね。
爪を噛む癖の原因と心理状態〜大人編〜
大人が爪を噛む原因はこちらになります。
- イラ立ち
- 情緒不安定
- 欲求不満
イライラしている時や感情が高ぶって落ち着かない時に、貧乏ゆすりをするなど無意識にしてしまう癖がありませんか?
それは精神を安定させようとしているわけです。
「爪を噛む」というのも、精神を落ち着かせるための癖の一つなのです。
また、自分の思い通りにいかないときや自分を上手くコントロールできなかったときに、自分の爪を噛んでしまうようです。
爪を噛む癖は、『自制心』が強くなることにより無くなっていきます。
大人になるにつれて自制心が強くなるので、大人になると爪を噛まなくなる人が多いのです。
しかし自制心が欠如している人は、
大人になっても爪を噛んでしまうというという事です。
さて、爪を噛むのは精神を安定させるためということですが、この癖は治したほうがいいのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
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病気になるリスクがある!?
精神を安定させるための癖なら治さなくてもいい気がしますよね〜。
実は病気になる可能性があるので治した方がいい癖なのです。
爪には神経や毛細血管がいっぱいあり、
爪を噛むことで口の中のウイルスなどを直接送っていることになるのです。
爪を噛むと「深爪」になりますよね。
そこで注意してほしい病気は、
化膿性爪囲炎(かのうせいそういえん)です。
傷口からブドウ球菌、レンサ球菌が感染して起こります。激しい痛みを伴うこともあります…。
血が出るほど噛む人は特に注意してくださいね。
爪を噛む癖のある人は、深爪になることは先ほど述べました。
その深爪の状態が長く続くと、周りの肉が盛り上がって爪が変形してしまうことがあるのです。
そこで注意してほしいのは、
- 巻爪(まきづめ)
- 陥入爪(かんにゅうそう)
この2つです。
これらは、爪が内側に伸びてきて肉に刺さって炎症を起こす病気です。
私の親は足の親指の爪が巻爪なのですが、ものすごーく痛いみたいですよ。
酷いときは膿んでしまうのです…。
指を口に含むので手の菌から体内に入り込み、
爪以外の病気を発症させる可能性も十分にあるんですよ。
下記の3つには注意が必要です。
- ウイルス性胃腸炎
- 風邪
- インフルエンザ
病気になるリスクを減らすためには、爪を噛む癖は治したほうが良さそうですね。
治したい!何科に行けばいいの?
さて、本気で爪を噛む癖を治したい!
だけど爪を噛む癖って…何科に行けばいいの?
心療内科が正解です。
爪を噛む原因はストレスであることが多いですから、心療内科で診断・治療が行われています。
どんなときにストレスを感じて爪を噛んでしまうのかという原因を探って、
それを無くしていくことが重要です。
ただし、爪を噛むことで爪や指が傷ついてしまっている場合には、皮膚科での治療も必要になってきますよ。
心療内科での治療はもちろん大切ですが、爪を噛まないように何か工夫もしたいですね。
では、どのような方法があるのか見ていきましょう!
爪を噛む癖を治すための改善策5選
1.爪を短くしておく
常に爪を短くしておけば、
噛む場所がなくなるので噛まなくなるというわけです。
それでも噛んでしまう人もいるようですが、
長い爪より短い爪の方が噛む確率が下がるはずですよ。
2.爪噛み防止用のマニキュアを塗る
普通のマニキュアでもいいですが、
なんと、爪噛み防止用のマニキュアがあります!
こんなの↓
マニキャアは苦みがあるので「爪は苦い…」って脳に教え込むことができるそう。
これで爪を噛むことが嫌になるというわけですね。
3.ネイルをする
ネイルサロンなどでお金をかけてネイルをすることも効果があるそうです。
お金をかけて定期的にケアをしているのに爪を噛んでしまうと、
「もったいない!」って思いますよね。
4.ガムを噛む
ストレスを感じたときに爪を噛むのではなく、
ガムを噛むように習慣づけることも効果的みたいです。
ガムを噛むとストレス発散になって、爪を噛む衝動が抑えられるそう。
5.マスクをする
マスクをしていると、無意識に爪を噛もうとしてもできないですよね。
マスクに爪が当たって我に返るというわけです。
これは効果抜群みたいですよ!
まとめ
【大人が爪を噛む原因と心理】
・苛立ち・欲求不満・情緒不安定⇒ストレスが原因
〜病気になる可能性あり〜
- 化膿性爪囲炎(かのうせいそういえん)
- 陥入爪(かんにゅうそう)
- 巻爪(まきづめ)
- 風邪、インフルエンザ、ウイルス性胃腸炎など
〜治療するなら「心療内科」へ〜
【爪を噛む癖を治す改善策】
- 爪を短くする
- 爪噛み防止用のマニキュアを塗る
- お金をかけてネイルをする
- ガムを噛む
- マスクをする
爪や指がボロボロになるから止めたいと辛い思いをしている方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
心療内科は行きづらいというイメージがありますが、気軽に受診できるのでメンタルケアとして一度行ってみるのも良いかと思います。
ストレス自体、身体にとって良いものではないですからね。
今回紹介した爪を噛まない改善策もぜひ試してみてくださいね。
克服してキレイな爪を取り戻しましょう!
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