イカスミと言えば、墨汁のように真っ黒なあの色!
「イカ墨パスタが好きなのに、お歯黒が嫌だから外食だと遠慮がち…」「イカ墨が服に付いてダメにした!」「調理中に手に付いて数日間、気になったまま過ごした〜」
こんな悩みや経験がある方必見!
今日は【イカスミの落とし方】をご紹介。
〜ラインナップはこちら〜
- イカスミ黒い理由と成分の解説
- 【口や舌の落とし方】と『魔法の水』
- お歯黒を未然に防ぐ「あの果物」
- 【手や体(皮膚)の落とし方】
- 服にイカスミが付いた時の2大ポイント
- 【洋服や衣類のシミの落とし方】
- イカ墨と墨汁の違いと豆知識
このような記事の流れになってます。
厄介なイカスミですが、対処法さえ知っていればもう大丈夫です♪
しっかり覚えて帰ってくださいね。
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まずはイカスミを理解しよう!黒い理由は、あの成分!
イカスミって実は人間の血液の成分と似ている…って、知っていましたか?
イカスミの成分には、
- 脂質
- タンパク質
- 糖
などが含まれています。
そしてイカスミのあの黒い色は「メラニン」
コレ、人間の髪の毛を黒くする成分と同じ物。
イカスミが真っ黒な理由は、メラニンなんですね~!
イカスミは低カロリーで栄養価も高いので、食材としてもとっても優秀なんですよ♪
【口や舌】が真っ黒になった時のイカスミの落とし方!
イカスミ料理を食べると、口や舌が真っ黒になってしまいますよね~。
あれ、外食のときなんかはとくに困っちゃうモノ。
基本中の基本ですが、
口の周りは濡らしたティッシュで拭いましょう。
歯についたスミは、しっかりハミガキをすればだいたい落ちますよ♪
イカスミはアルカリに溶けやすい性質ですので、よりしっかり落としたいときは、
重曹を加えた弱アルカリ性の水で口をゆすぐとイイですよ。
「えっ!?重曹って掃除で使うヤツでしょ?口に入れて大丈夫なの?」と思った方、安心してください。
お前はもう、食 べ て い る !!! 〜ひでぶッ〜 我ながら上手い(照)
重曹には、実は3つの種類があるんです。
- 「薬用」 →医療などで使う
- 「調理用」→ベーキングパウダーと呼ばれる食品添加物
- 「工業用」→掃除や脱臭に使う
使うならコレ♪掃除にも使えるのがいいネ。
わかりやすく言えば、
【重曹を加えた弱アルカリ性の水=薄めのベーキングパウダー水】って感じですね。
作り方はコチラの映像を参考にっ
この【魔法の水】は、ホワイトニング&口臭効果もあるんだとか!すんげぇな
ただ、舌だけは落ちにくいです。
ハブラシなどで強く磨くのも、舌にとってはあまりよくありません。
しっかりゆすいだ後は、
半日ぐらいたつと自然と落ちますので気長に待ちましょう。
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外出中でも大丈夫かも!?お歯黒を防ぐには『オレンジジュース』
実は、イカスミ料理と一緒に食べることで、黒い色素が歯につきにくいモノがあります!
それが、『オレンジジュース』
イカスミ料理を食べる前にオレンジジュースを飲むことで、オレンジに含まれる成分が歯の表面にコーティングの役割を果たしてくれるんです。
これでもう、イカスミパスタが無性に食べたくなった時でもへっちゃらでしょ!
【魔法の水】と【オレンジジュース】この2つを組み合わせたら最強だと思いません!?
外出時のシーンを想定して、実践マニュアルをまとめたのがコチラ。
- 外出前に魔法の水をバッグにIN
- お店に入る前にオレンジジュースを飲むor入店後→食前で注文しオレンジジュースを飲む
- イカスミパスタを食べた後トイレへGO
- 口の周りをティッシュで拭く
- 魔法の水でお口の中をクチュクチュ
ここまで徹底すればバッチリ♪
ただし、歯垢の付着があると効果が半減!
歯がキレイに清掃できていないと、スミの色が付きやすいので、ご注意を…
【手や体】の皮膚についたイカスミの落とし方!
イカスミが手や体の皮膚についてしまったら、
これに尽きます!
海でイカスミがついてしまったのなら、海水でさっと洗えばすぐに落ちますよ♪
料理中などについたときは、すぐに流水で洗いましょう。
もし落ちにくいときは、
食器用洗剤などで洗えばほぼ落ちるハズです。
【洋服や衣類】のイカスミは落ちる?重大ポイントは2つ!
イカスミパスタのシミがとれなくて、服をダメにした…という経験のある人、いるかもしれませんネ。
そう、「イカスミは、服に付いたらなかなか落ちない」んです。
でも、ポイントさえきちんと押さえておけば、ある程度のイカスミは落とすことが可能です。
そのポイントとは、
というコト!
そして、もう1つ重要なのは、
墨が付いた部分を乾燥させないことなんです。
イカスミは、湿っていればある程度落とせるのですが、一旦乾燥してしまうと、落とすことがかなり困難になるんです。
すぐに流水で洗った後、ワイドハイターなどの衣料用の漂白剤で落とすことで、とれないシミになってしまうことは、カナリ防げます。
外出先なら、衣類を濡らしてビニールにくるむなど、乾燥させない工夫をして持ち帰り、素早く対処を!
早ければ早いほど、カンタンに落とすことができます。
すぐに濡らすことが出来なかった時…シミになった時の落とし方!
以下のような、イカスミのシミ抜き方法を試してみてください!
1〜台所用洗剤をつかう〜
シミになった部分に台所用洗剤を直接つけ、歯ブラシでトントンと叩いて、根気強くシミを薄めましょう。
その後、洗濯・すすぎをして完了です。
2〜過炭酸ソーダを使う〜
石けんでもみ洗いをしてシミを薄くした後、シミ部分に過炭酸ソーダを振りかけ、ネットに入れて洗濯しましょう。
3〜重曹を使う〜
重曹を溶かした水に一日浸けてイカスミのメラニンを浮かせ、歯ブラシでこすってシミを落としましょう。
4〜酸素系漂白剤+台所用洗剤を使う〜
70度程度の熱いお湯に、酸素系漂白剤と少量の台所用洗剤を溶かして、一晩つけ置きしましょう。
それでも落ちないときの最終手段は【クリーニング】
乾燥してメラニン色素が衣服に定着してしまったら、我々シロウトでは取れないと思ったほうがイイかもしれません。
最終手段は、クリーニングに依頼しましょう!
ただし、クリーニング屋さんの中にも「イカスミの除去はできません」と言うお店もあります。
先に、「イカスミですが落ちますか?」と尋ね、不可ならば違うクリーニング屋さんへ頼むようにしましょう。
イカスミと習字の“墨汁”は違うの?
イカスミには「墨」という単語が入っていますが、墨汁などの墨とはまったくの別物!
イカスミが黒いのは先述の通り、人間の黒髪と同じ「メラニン色素」のため。
墨汁のかわりに習字に使ったり、木版画を刷ったりすることも可能ですが、
イカスミにはたんぱく質が多く含まれているため、長期間置くと作品が虫に食べられることが…!
墨汁は、油などを燃やしてできる黒い炭素の粉(スス)が主な成分ですので、時間が経ってもそのような変化はないのです。
まとめ
- イカスミの黒い色は、人間の髪の毛を黒くする成分と同じ「メラニン」。
- 口や舌が真っ黒になったら、しっかりハミガキを。重曹水で口をゆすぐとよく落ちる。
- イカスミを食べる前にオレンジジュースを飲むと、歯が黒くなりにくい。
- 手などの皮膚についたイカスミは、すみやかに水で洗い流せばすぐに落ちる。
- イカスミが付いた衣類は、速やかに洗うことで、ある程度落とすことが可能。
- 習字の墨汁は炭素の粉(スス)が主な成分。たんぱく質を多く含むイカスミとは別物。
口には「重曹水」と「オレンジジュース」
体や衣類のシミを落とすには、対処までのスピードが重要!
早ければ早いほど、楽にスミを落とせます。
万が一のときのため、シミ抜き方法を頭に入れておければ、より素早い対処ができますよ♪
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