硬水と軟水の違いはわかりますか?
私はもともと水の味にこだわったことがほとんどありませんでした。
でも会社にいる女の先輩が水の味比べにハマっていて、その話を聞いていたら興味が湧いたのです!
水について語れるって、なんかカッコ良くないですか?
先輩の影響を受けた私は、
硬水と軟水の違いをガチで調べてみました。
水に関する知識を得てぜひ水の味比べをしてみて下さいね♪
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硬水と軟水の違いとは?
水には「硬水」と「軟水」という2つの種類があります。
日本人は硬水より軟水になじみがあって飲みやすいようですよ。
何故なら日本の水のうち80%は軟水だからです。
硬水と軟水は、マグネシウムとカルシウムの含有量によって分かれます。
この2つの成分はミネラルとも呼ばれます。
「ミネラルが豊富」と聞くと、体に良さそうなイメージですよね。
硬水と軟水に分ける基準は、
それらが水1000mlに含まれている量です。
では、3段階の数値で水を分けてみましょう。
これは世界保健機関であるWHOによって定められたものです。
- 軟水→ MgとCaの数値が100以下
- 中硬水→MgとCa数値が100~300未満
- 硬水→ MgとCa数値が300以上
ちなみに硬水を沸騰させると、
この数値が変わり軟水へと変化します。
ダイエットを意識している人には、硬水を選ぶ人が多くいます。
何故かというと、
硬水は体に吸収されにくいからなのです。
なかには硬度1500以上の「コントレックス」というミネラルウォーターもあり、
ダイエットをしている人からの支持を得ています。
味や質感の違いは?
硬水と軟水が、カルシウムとマグネシウムの量で分けられているとは分かっても、
それらの成分の味を聞かれても思い浮かびませんね。
味は人によっても感じ方が違うと思うので、
あくまでも参考として見てもらえたらと思います。
簡単にいうと軟水は基本的に「無味無臭」
素材の味を大切にする和食に
軟水が適しているという意見はこのことに由来しているのです。
ゆえに軟水の味が「まろやか」
と表現されることが多いにも納得ですね。
そのほか、水のうちカルシウムが多めのものは、飲んだ時に重さを感じる人が多くいます。
硬水を飲んで「重い」「飲みにくい」
と感じた場合にはカルシウムが原因なのかもしれません。
一方で、マグネシウムが多めだと
人によって苦味を感じることがあります。
これらの味わいについては、
水に含まれている成分のバランスによっても大きく異なります。
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世界各国からやってくる水!気になる原産地
原産地にこだわって水を購入したことはありますか?
日本で販売されている水は、世界各国から輸入されているんですよ。
特に多く販売されている国を見てみましょう!
<イタリア>
種類の数は世界最多!115種類。
イタリアに限らず、ヨーロッパの水は硬水が多い。
<アメリカ>
イタリアに次いで世界第2位!106種類。
アメリカは南西部は硬水が多く、東部・南部・太平洋側で軟水が多い。
<フランス>
日本でも多く販売されている!49種類。
「硬水」や「軟水」の違いを確かめてみたり、硬度にこだわったりするほか、水の味比べを国ごとに行ってみるのも面白いかもしれませんね。
軟水のメリット・デメリット
軟水は先ほどご説明した通り、硬水よりもマグネシウムとカルシウムが少なめです。
そのため、まろやかな味わいであることが特徴。
このまろやかさ、和食を作るにはとても相性が良いんですよ。
そのほか、紅茶やコーヒーにおいても、硬水より軟水の方が合うといわれています。
ただ、ダイエットに関しては効果が低いとされています。
その理由は無味無臭であることです。
軟水と違い、硬水の場合は人によってほんのり味を感じることが出来るので、
その分食事を減らす効果があるものと考えられています。
硬水のメリット・デメリット
硬水にはマグネシウムが多く含まれています。
マグネシウムのはたらきをご存知でしょうか?
実は、下剤に使われることもあるくらいで、
便秘解消に力を発揮してくれるのです。
特に女性は便秘がちな人が多いので、
このはたらきに魅力を感じる人が多いのではないでしょうか。
一方で、そのことが人によっては、
下痢を発症するというデメリットにもなり得ます。
日常的にお腹を壊しやすい人にとっては気になることですよね。
硬水を飲みなれていなくてお腹を壊しがちな人は、少なめの量から始めた方が良いかもしれません。
料理に適している水のは?
料理によって水を使い分けている人は、それほど多くなさそうですね。
でも、水を工夫するだけで味がレベルアップするなら試してみたいところ。
基本的に、多くの料理において軟水の方が合っているそうです。
ただ、お肉を煮込む場合には硬水が力を発揮してくれます!
硬水にはカルシウムが含まれていて、これがお肉を柔らかくしてくれるからです。
少し手間になるかもしれませんが、
最初に硬水で茹でたあとに軟水に入れ替える方法が一番お肉を柔らかくおいしく煮込むことが出来ます。
料理が好きな人は、きっとこういうところにこだわっているんだろうな~と思います。
水に関してまだまだ知識が浅い私にとっては、とても新鮮な話でした!
おわりに
水にこだわることにより健康維持や体質改善への意識が高まりそうですね。
しかし、ペットボトルを大量に購入するとその持ち運びに苦労したり、ゴミが増えたりして大変なこともあります。
そのほか、飲む人の体質によってデメリットがあることも理解しておきましょう。
例えば下痢を発症したとしても、
その原因が水だとはなかなか想像しない人が多いのではないでしょうか。
最近ではとても多くの水が販売されていますから選択肢が多くあります。
より良い体づくりのため、
自分にピッタリの水を見つけられると良いですね。
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