みなさん、最近夜空を見てますか?
現在住んでいるところでは、なかなか星空が見えないのですが、地元に帰ると(地元が田舎なので笑)星がとてもきれいに見えます。
これが田舎のイイところ!他には…無いかな(泣)
なので、地元に帰る楽しみの一つとして、夜空を見上げる事があります。
せっかく夜空を見るからには、どんな星座があるのか知った上で観たほうが楽しみが増えますよね!
そこで今回は“春の大三角”の覚え方や、
春に見る事ができる星座の見つけ方について紹介していきます。
田舎に住んでいて共感してくれた方も都会の方もぜひチャレンジしてみて下さいね♪
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『春の大三角』の星の名称と覚え方
春の大三角って何の星座で構成されているのでしょうか。
こちらが星の名称になります。
- うしかい座の「アークトゥルス」
- おとめ座の「スピカ」
- しし座の「デネボラ」
この3つの星を結ぶと、大きな三角形ができ、これを「春の大三角」と呼びます。
覚え方は語呂合わせで短く簡単なものをご紹介!
星座の名前の場合は、
- 牛+かい→うしかい座
- 仕→しし座
- 留め→おとめ座
ちょっと無理やり感が否めないかな(笑)
星の名前の場合だったら、
- アーク→アークトゥルス
- デ→デネボラ
- ス→スピカ
これだったらイケるでしょう・・・
「春の大三角」の3つの星の特徴
続いて、3つの星座の特徴を詳しくみていきましょう♪
☆アークトゥルス☆
うしかい座のアークトゥルスはギリシャ語で“熊の番人”という意味。
おおぐま座の後ろをついてまわっているように見えることからこう呼ばれている。
アークトゥルスは0等星なので、1等星よりも1ランク明るい星に分類。
他の星よりもひときわ明るく輝いて見える。
スピカは女性的な純白または青白い色をしているのに対し、アークトゥルスは男性的なオレンジ色。
2つの星を「春の夫婦星」と呼ぶ。
☆スピカ☆
スピカとはラテン語で針や穂先を意味する。
おとめ座の女神デーメーテルが持った麦の穂先に位置する。
明るさは平均的な1等星。
スピカの色は純白または青白く見えて、女性的な輝きを放つ。
赤道付近では秒速200kmという猛烈な速さで自転しており、本体の形はひしゃげた楕円形。
☆デネボラ☆
春の大三角を作る3星のうち、デネボラは他の2星よりも1ランク暗い2等星に分類。
位置はしし座のしっぽの部分にある。
デネボラとはアラビア語で“ししの尾”という意味。
3つの星座は、北東の夜空、北斗七星の近くで見る事ができますよ!
具体的な見つけ方は後ほど動画と一緒に説明しますのでご安心を。
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『春の大曲線』が見つける時の目印?
春の星座には大三角の他に、
「春の大曲線」と呼ばれているものがあります。
春の大曲線とは、明るい恒星の並びで、
- 「北斗七星」
- 「アークトゥルス」
- 「スピカ」
- 「からす座」
の4つ星で構成されている曲線なんです。
夜空に大きな弓を描くようなイメージ想像してもらえればOK!
「春の大三角」を見つける際には、
この「春の大曲線」を目印として探し始めるのがポイントですよ♪
「春の大曲線」と「春の大三角」の見つけ方!
この動画をみていただければ大体わかると思います。
ただ、異常に長い!!!
ので、重要なところの時間を示していきますね。
『春の大曲線〜春の大三角の見つけ方』
まずは動画の1:40からスタートです。
①北の空を見てみてください。
頭上高く7つの星がひしゃくの形に並んでいる「北斗七星」が見えます。
②北斗七星のひしゃくを5倍にのばすと、明るい星がみつかる。
それが「北極星」そして今見ている方角が北。
③北斗七星の柄をのばすと2つの明るい星が見つかる
1つ目の明るい星は「アークトゥルス」
④その星の周りの星を結ぶと「うしかい座」ができあがる
⑤北斗七星の柄をのばした時に見えた2番目に明るいが「スピカ」
⑥スピカから星を結び「おとめ座」を形作る。
⑦さらに延ばすと、台形の形をした「からす座」に繋がります。
ここまでが「春の大曲線」となります。(もう9割完成してます)笑
【動画の時間→1:40〜5:33】
続いて12:00から見てみましょう♪
途中に神話の解説とかありますが、それもイイ勉強になると思います。
⑧アークトゥルス・スピカ・そして西にある、しし座の「デネボラ」を結び、
正三角形を作ると「春の大三角形」が完成!
【動画の時間→12:00〜16:05】
これで終わりでーす。
「どっちがメインなの!?」とツッコミたくなる気持ちはよく分かります!私も途中から分からなくなりました(笑)
でも「春の大曲線」を経て〜「春の大三角」が完成する。つまり、一部なんです。必要なんです!
まぁそれは置いといて、これでもう春の大三角形はバッチリですね。
デート中に披露したら、彼女はあなたを惚れ直しちゃうかも?!
あと動画の中【10:18〜10:30】で少し紹介されていた「りょうけん座のコル・カロリー」を春の大三角に加えると、
“春のダイヤモンド”となりますよ。
りょうけん座は、北斗七星と共に、春の夜空の頭上高く見える星座の1つです。
北斗七星の柄にあたる部分の右側、かみのけ座との間にある2つの星(α星とβ星)が、りょうけん座の目印ですよ!
「春の大三角」は英語でどう書くの?
英語を勉強している人は、英単語が1つ増えるチャンスですね~。
さっそくどんな表記するのか調べてみました。
というようです。
そのまま!簡単な単語なので覚えやすいですね〜。
春の大三角の星座の英単語もご紹介します。
- デネボラ:Denebola
- スピカ :Spica
- アルクトゥルス:Arcturus
これで、外国人にも春の大三角形を英語で紹介できるのでは?!
まとめ
- 春の大三角は、デネボラ・スピカ・アークトゥルスを結んで構成される
- 春の大曲線は、北斗七星・アークトゥルス・スピカ・からす座を繋げて構成される
- 春の北東の夜空、北斗七星の近くで見る事ができる
春の大三角の他に、春のダイヤモンドがあったり、春の夜空も冬と同様、ロマンティックな世界が広がりますね。
春の夜は肌寒いかもしれませんが、
ぜひ夜空に浮かぶ、三角形と弓とダイヤモンドを見つけてみてください〜。
なんか「三種の神器」みたいなこと言っちゃいました(笑)
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