日本三大火祭りをご存知でしょうか?
松明・・・
私は最初「まつあけ」と読んでしまいましたが、「たいまつ」と読むそうです。
大昔の人が木材の先っぽに火を付けて照明として使う、アレです!
その松明がビックリするほど巨大なんです(笑)
このお祭りは400年もの長い歴史があるんですよ~。
今回はそのひとつである福島県須賀川市の「松明あかし」をご紹介します!
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2016年の日程やアクセスは?
須賀川市の松明あかしは
2016年11月13日(金)から14日(土)にかけて開催。
金曜は前夜祭という位置づけで、
会場は岩瀬八幡神社です。
須賀川市の松明あかしの会場は、電車でも車でもアクセス可能です。
【電車と徒歩の場合】
JR須賀川駅から徒歩15分くらいです。
駅からは有料のシャトルバスも運行されているのでとっても便利!
JR須賀川駅から会場までは片道200円で乗せてもらえますよ。
【車の場合】
会場周辺に約2,000台分の駐車場が用意されるのでそちらを利用すると良いでしょう。
ただ、毎年こちらの周辺エリアは
開催日に交通規制が行われるので車で行く人は要注意。
車のナビできちんと場所を設定していても、その通りには行けない場合があるのです。
時間には余裕を持って出発しましょう!
ちなみに交通規制の時間は主に13時~17時、
一番遅いところだと22時くらいまで行われています。
ズバリ見どころは?
まずは、実際の映像をご覧ください♪
【見どころ1甲冑を着た武者との記念撮影。13時頃】
13時の始まりのすぐあとに、記念撮影できる時間があります。
小さいお子さんは怖がってしまうかもしれないけど、結構レアな写真が撮れそうですよね。
SNSに載せたら反響が多いかも!!
【見どころ2松明の行列出発。13時45分頃】
明るい時間から始まるってことを意外に思う人が多いのではないでしょうか。
実はこのお祭り、なかなか長いんです。
ステージで太鼓の演奏が行われたり、
本松明に点火する儀式があったりして、
夕方19時30分まで街中の人がひたすら松明とたわむれる感じです。
【見どころ3会場の南側にある穴場スポット】
松明あかしをしっかり写真に収めたい方はぜひ会場の南側へ行ってみて下さい!
写真撮影が出来る穴場スポットがあるのですが、早めに行かないと混んでしまうので要注意。
そして本番はその翌日!
場所は時間によって異なるので須賀川市役所が公開しているホームページを参考にして下さい。
イベント内容やプログラムもこちらに詳しく載っています!!
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/taimatsu/
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由来とたいまつの語源
須賀川市の松明あかしは、
合戦によって命を落とした兵士たちを弔うために始められたことが由来です。
その合戦は須賀川城主の
二階堂氏と伊達政宗の戦いでした。
最終的には伊達政宗が勝利し、たくさんの兵士が命を落としたそうです。
たいまつの語源は、松を焚いて火をともす「焚き松」や、火を付けた松の枝を手に持つ、という意味の「手火松」が由来だとする説があります。
木材に火をともして照明として使用していた文化は日本だけのものではありません。
電気の無い時代は、それしか夜に明るくする方法は無かったですからね。
そして、現代たいまつを使うイベントは世界各国で行われているそうです。
真っ暗な夜をたくさんの火が照らし出す光景を見て神聖な気持ちになるのは、世界共通のことなのかもしれません。
須賀川以外でも行われる日本三大火祭り
日本三大火祭り、
福島県須賀川市以外の2つは両方とも福岡県のお祭りです。
久留米市の「大善寺玉垂宮の鬼夜」と、太宰府市の「鬼すべ神事」です。
ひとつ目は大晦日から年明けの1月7日まで、ふたつ目は毎年1月7日に行われます。
久留米の火祭りにも太宰府の火祭りにも
「鬼」という文字が入っているのが気になるところ。
もしかしたら子どもにとってはやや恐怖心を感じるイベントかもしれませんね。
福島県の火祭りと福岡県の火祭りでは時期が異なるので、両方行くことも可能です!
まとめ
地元の人からも遠方から来る人からも、長年親しまれているイベントゆえに混雑するわけですね。
時間に余裕を持って、ゆったりした気持ちで炎を眺められると良いでしょう。
きっと日常とは違う、特別な時間を体感できるはずです。
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