最近は、母の日などに女性へのプレゼントとしても人気が高い、さくらんぼ。
高級な品種も多く出回り、旬の時期にはフルーツ売り場で輝いて見えますよね~♪
さくらんぼの旬は5月~7月ごろといったところですが、
暑くなりはじめて体調を崩しやすいこの時期、食べるものにも気を使いたいところ。
さて、 さくらんぼ の栄養&効果は、どんな感じなんでしょうか。
今日は、しっかりチェックしていきましょう!
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さくらんぼのハイスペックな栄養と一粒のカロリー
まず、さくらんぼに含まれている栄養素は…
*100g当たり*
- ビタミンC 10mg
- カロチン 42μg
- カリウム 210mg
- カルシウム 13.0mg
- 食物繊維 1.2g
こんな感じ!
美味しいだけじゃない、なかなか栄養バランスが良い食材なのです。
さくらんぼ自体が小さいため、そんなに成分量は多くはありません。
でも全体的に見ると、
糖質・ビタミンA・ビタミンC、さらにリン・カルシウム・カリウム・鉄分などのミネラル、
カロチン・ビタミンB1、B2などの栄養を少しずつバランスよく含んでいるのです。
また、さくらんぼの酸味は
- リンゴ酸
- クエン酸
- 酒石酸(しゅせきさん)
- コハク酸
…などの、“有機酸”によるものなんですよ♪
有機酸(ゆうきさん)とは、有機化合物の総称で果実に多く含まれています。
無機酸に比べると安全で、
腸内細菌を整えたり悪玉菌の発生を抑制する働きがあると言われていますよ。
気になるの1個のカロリーは?
「甘~いさくらんぼはカロリーが高いんじゃ!?」と思われがちですが、
大きめのさくらんぼでも、
【10個食べて50kcal】と考えると、ダイエット中の女性にも嬉しいオヤツですよね。
さくらんぼの3つの健康効果とは?
1【高血圧の予防】に効果あり!
日本で栽培されるさくらんぼの品種のほとんどは、1粒あたりカリウムを4%ほど含んでいます。
カリウムは、人間の体内にあるナトリウムを対外に排出する働きをもっている栄養素!
高血圧の予防に一役かってくれるのです。
2【疲労回復】に効果あり!
葉酸やビタミンC、そしてマグネシウムが豊富なさくらんぼ。
これらは、全て疲労回復に良いといわれている栄養素ですよ。
3【貧血】に効果あり!
上記にあげた中でも葉酸は貧血防止に効果的。
最近ではサプリも人気ですネ。
そしてこの「葉酸」、
というのは、
妊娠中というのは、大赤血球性貧血を引き起こしやすいから。
葉酸はビタミンB12と共に、
体内にて不足すると正常な赤血球が作れなくなるのです。
栄養を赤ちゃんに与えて葉酸が不足しがちな妊婦さんは、しっかりさくらんぼで補いたいですね。
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でも食べ過ぎはダメ!1日に何個食べるのが理想的?
栄養価に優れたさくらんぼですが糖質は高め。
食べすぎには注意が必要です。
糖質の制限がある方は少々気をつけましょう。
食べる量は、
※これはその日だけ食べる場合です※
ある程度の量があり継続的に食べる時は、
- 毎日 →3〜5個
- 1日おき→5〜10個
- 3日おき→10〜20個
くらいがイイでしょう。
主食ではなく食事を彩るアクセントの1つ!
バランスの良い食事をする上で必要なスパイスというか、お助けマンみたいな感じですね。
食べ過ぎて腹痛を引き起こす可能性もあるみたいなので適度に。
もし妊婦さんや授乳中の方で、貧血に悩んでいるならコチラの記事を読んでいただければと思います。
貧血に効く最強の食べ物&飲み物とは!?備えあれば「めまい」無し!
日本の代表的なサクランボの特徴と旬な時期
さくらんぼの種類は、ざっと数えても世界に1000種以上も存在しています!
日本でよく食べられる主な品種を紹介しますネ♪
『佐藤錦』さとうにしき
“赤いルビー”と呼ばれることもある佐藤錦。
日本を代表するさくらんぼの品種と言ってもいいでしょう。
見た目がツヤツヤと綺麗で、柔らかく口当たりバツグン!
生産量・知名度ともに日本でダントツ。
『高砂』たかさご
甘さも酸味も感じる味で、アッサリとしたさくらんぼ。
旬の時期は6月中旬頃~7月初旬。
『豊錦』ゆたかにしき
手で触った感じも食感も、とっても柔らか!酸味が少なく、とても甘いさくらんぼ。
早生種なので5月下旬が旬です。
『紅秀峰』べにしゅうほう
豊錦同様、酸味が少なく甘い口当たり。
クリーム色でやや硬めの果肉が特徴で、日持ちが良いです。
旬は6月下旬〜7月下旬。
『月山錦』がっさんにしき
なんといっても、その色と粒の大きさが特徴!
一般的なさくらんぼに比べて1粒9g前後と、とても大粒です。しっかりとした果肉で酸味が少なく、しっかりと甘い♪
旬の時期は6月中旬~7月中旬ごろですね。
アメリカンチェリーとの違いは?
海外では『アメリカンチェリー』といった、真っ赤な品種が人気です。
日本でも最近はよく食べられますよね。
アメリカンチェリーの濃い赤色は、
ポリフェノールの一種である『アントシアニン』という色素によるもの。
ビタミン類の栄養素については日本のさくらんぼの方が多く含まれていますが、
ミネラルなどの成分に関しては海外のさくらんぼの方がたくさん含まれているんですって!
さくらんぼのおいし~い選び方
美味しいさくらんぼの選び方のポイントは、
- 果実
- 色合い
- 軸
をしっかりチェックすること!
- 軸が新鮮な緑色でしっかりしていてシャキッとしているもの
- 皮に張りがあり、光沢があって黒ずみがないもの
が状態◎なさくらんぼ。
スーパーで見かけたら、この3点を要チェック!
購入後は、低温に弱いので冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
食べきれない量…!? 保存が効くレシピはっ
いただきものなどで、食べきれないくらいのさくらんぼがあるときには、
ちょっと贅沢な保存レシピがオススメ♪
果実酒に
さくらんぼと・焼酎・砂糖(氷砂糖) で漬け込み、果実酒にします。
付け込んでから約半年を過ぎたら飲み頃です♪
シャーベットに
意外や意外、そのまま冷凍してシャーベットにしてしまうのもdelicious!
生で食べるのとは全く違う食感が楽しめちゃうんです。
ちょっとお高いけれども、スーパーに並び始めたらついつい目がいくさくらんぼ♪
栄養価もバッチリなさくらんぼを、今年はますます美味しく頂いちゃいましょう!
これから時期にオススメの記事はコチラ。
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